愛子さま24歳の誕生日 初めてづくしの充実した1年を振り返る

天皇、皇后両陛下の長女・愛子さまは12月1日、24歳の誕生日を迎えられました。この1年は、愛子さまにとって「初めてづくし」の年となり、公務と私生活の両面で数多くの新しい経験を積み重ねられました。宮内庁によると、初めての宮中行事参列、初めての被災地訪問、そして初めての海外公式訪問など、人生において大切な節目の経験が詰まった1年だったということです。

充実した公務活動で新たな経験を重ねる

この1年間、愛子さまは多くの初めての公務を経験されました。1月には、歴史ある宮中行事である「歌会始の儀」に初めて参列されました。学生時代から和歌に関心を寄せられていた愛子さまにとって、宮中の伝統的な歌会は深く心に響く経験となったようです。

3月には、ブラジルのルラ大統領夫妻を招いた宮中晩さん会に初めて出席されました。この重要な外交行事に臨むため、愛子さまはポルトガル語のあいさつを念入りに練習され、両陛下から所作や話題についてアドバイスを受けながら準備を進められたとのことです。

大阪・関西万博に合わせて各国の王室が来日した際には、両陛下が皇居・御所に招かれた王室関係者との交流の場に同席され、打ち解けた雰囲気での国際交流を経験されました。このような貴重な経験を通じて、愛子さまは国際的な視野を広げられたようです。

被災地訪問と平和学習への取り組み

被災地への訪問も、愛子さまにとって初めての重要な経験となりました。5月には、能登半島地震の被害を受けた石川県を訪れられ、被災した人々の思いに直接接することで、大変印象深い経験を得られたということです。この訪問で得た経験は、愛子さまが現在勤務されている日本赤十字社での仕事にも生かされていくとのことです。

また、戦後80年に際しては、両陛下と共に沖縄と長崎を訪問されました。この訪問を通じて、愛子さまは「苦難と努力の歴史、平和の尊さを次の世代に語り継ぎ、平和を守っていこうとする取り組みに心からの敬意を持った」とのお考えを述べられています。

さらに、聴覚障害者の国際スポーツ大会である「東京デフリンピック」の競技を視察され、「障害の有無にかかわらず、お互いを尊重し、協力し合う共生社会の形成が進められていく」ことへの願いを深められました。

初の海外公式訪問でラオスへ

この1年の最大の経験となったのが、11月に行われたラオスへの初めての海外公式訪問です。11月17日から22日にかけて行われた訪問では、愛子さまは約20か所にのぼる訪問・視察先を巡られました。トンルン国家主席への表敬訪問、ソンサイ首相との会見、パーニー国家副主席主催の晩さん会など、極めて重要な公式行事が用意されていました。

訪問中、愛子さまはラオスの文化への敬意を示すため、ラオスの伝統的な民族衣装である「シン」と呼ばれる紫色の巻きスカートを身にまとって現れられました。この心配りは、ラオス側から高く評価され、国家元首級の異例ともいえる手厚い接遇を受けられたということです。ビエンチャンの凱旋門、タートルアン大塔などの歴史的建造物を訪問され、ラオスの歴史や文化に直接触れることで、かけがえのない思い出を作られたようです。

新しい家族「美海」の誕生

公務だけでなく、私生活でも新しい経験がもたらされました。8月後半、ご一家は生後4カ月半の保護猫を引き取り、「美海(みみ)」と名付けられました。雌の三毛猫である美海との出会いは、天皇ご一家にとって喜ばしい出来事となったようです。

愛子さまにとって、美海を含む一緒に暮らす猫やカメなどとの触れ合いは、「心安らぐひとときとなっている」とのことです。忙しい公務の日々の中で、こうした動物との交流は、大切な心の休息の時間となっているようです。

プライベートタイムも大切に

多くの公務をこなされている一方で、愛子さまは週末の時間を大切にされています。両陛下と一緒に皇居内を散策されたり、職員とバレーボール、テニス、バドミントンなどのスポーツを楽しんだりと、活動的で充実したプライベートタイムを過ごされているということです。

側近が語る充実の日々

愛子さまの側近は、この1年について「忙しくも充実した日々を送られている」とコメントしています。初めての宮中行事から海外公式訪問まで、数多くの重要な経験を通じて、愛子さまは着実に成長と実績を積み重ねられたことは明らかです。

24歳を迎えた愛子さまは、これからも皇室の一員として、また日本赤十字社の職員として、公私両面での責務を果たしていくことになります。この1年で培われた経験と視点は、今後の人生の貴重な財産となるでしょう。引き続き、多くの国民から温かい応援が寄せられることが期待されています。

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