横浜の名物が新しい味に!崎陽軒から豚肉を使わないマグロシウマイが登場

横浜を代表する食品メーカー・崎陽軒が、2025年12月19日から新商品「真空パックまぐろ(TUNA)シウマイ」の販売を開始します。この新商品は、昭和3年から愛され続けている「昔ながらのシウマイ」を進化させた一品で、豚肉を使わずにマグロを主役に据えた革新的なシウマイとなっています。

日本を代表する食材「マグロ」を主役に

新商品の最大の特徴は、豚肉の代わりにマグロを使用している点です。寿司や刺身で広く親しまれているマグロは、日本の食文化を代表する食材として世界的にも認識されています。崎陽軒は、このマグロを主役に据えることで、日本らしさを強調した国際的な商品開発に取り組んでいます。

パッケージには富士山があしらわれており、日本の象徴を視覚的に表現。東南アジアを中心とした販路拡大を目指す際に、日本を代表する食材として位置づけられています。

こだわりの味わいと食感

昭和3年に誕生した「昔ながらのシウマイ」の一口サイズの見た目はそのままに、新商品では独自の味わいが追求されています。食感のアクセントには筍(たけのこ)が使われ、隠し味として鯛だしとホタテエキスが加えられています。

これらの食材が組み合わさることで、甘辛く生姜が香るさっぱりとした味付けに仕上がっています。従来の豚肉を使ったシウマイとは異なる、新しい風味を楽しめる設計となっているのです。

保存性に優れた真空パック形式

新商品は真空パック形式で展開されるため、常温での長期保存が可能です。製造から6ヶ月間保存できるため、自宅にストックしておくのに便利。さらに手土産や帰省時のお土産としても活用しやすい商品です。

保存性の良さは、地方への販売展開や国際的な流通を考える上でも大きなメリットとなります。温度管理の課題が少なく、より広いエリアへの配送が実現しやすくなるからです。

販売情報と入手方法

新商品「真空パックまぐろ(TUNA)シウマイ」の販売情報は以下の通りです。

  • 販売開始日:2025年12月19日(金)
  • 販売期間:通年予定
  • 価格:15個入 700円(税込)
  • 賞味期限:製造から6ヶ月間
  • 販売形態:常温販売
  • 取扱店舗:神奈川・東京を中心とした約160店舗、一部委託店、催事、通信販売

栄養成分としては、1個当たりエネルギー25kcal、たんぱく質1.5g、脂質0.9g、炭水化物2.7g、食塩相当量0.2gとなっており、ヘルシーな食べ物として位置づけられています。

国際的な販売拡大への戦略

崎陽軒がこの新商品を開発した背景には、国際的な販売拡大への強い想いがあります。特に東南アジアを中心とした販路拡大が計画されていることが注目されます。

東南アジア地域では、豚肉を避けたい宗教的・食習慣上の理由がある消費者が多く存在します。イスラム圏などでは豚肉を口にしない傾統があり、従来のシウマイでは販売が限定されていました。マグロを使用することで、このような文化的・宗教的な制約を超えた商品として機能させることができるのです。

さらに、マグロは世界的に認識される日本の食文化の象徴です。「寿司や刺身で知られているマグロ」というポジショニングは、国際市場において日本ブランドの価値を高める効果も期待できます。

崎陽軒の経営戦略における位置づけ

この新商品の開発・販売開始は、崎陽軒の経営戦略における重要なターニングポイントとなっています。創業以来、豚肉シウマイで知られてきた同社が、新たな食材を採用することは、単なる商品追加ではなく、グローバル市場への本格的な進出を示唆しています。

真空パック形式の採用により、流通の効率化が図られ、従来の冷蔵販売よりもコスト削減と販売地域の拡大が可能になります。これは、東南アジアだけでなく、ヨーロッパやアメリカなどの遠隔地への販売も視野に入れた戦略と考えられます。

消費者にとってのメリット

今回の新商品発売は、消費者にとってもさまざまなメリットをもたらします。まず、従来のシウマイとは異なる新しい味わいを体験できる点が挙げられます。マグロの上品な風味と、筍、鯛だし、ホタテエキス、生姜が織り成すさっぱりとした味わいは、新しいシウマイの魅力を引き出しています。

また、豚肉を避けたい人々にとっても選択肢が広がります。宗教的な理由やアレルギー、個人の食好みなど、様々な事情で豚肉を食べない人たちが、崎陽軒のシウマイを楽しめるようになるのです。

さらに、常温保存できるという利便性も大きなメリットです。自宅での備蓄が容易になり、職場やクーラーボックスでの持ち運びも可能になります。手土産や贈り物としても、温度管理の心配が減り、より幅広いシーンで利用できるようになるでしょう。

横浜の食文化と国際化

横浜は古くから国際貿易の中心地であり、様々な文化が交差する街です。崎陽軒の新商品開発は、このような横浜の歴史と文化を反映した決定でもあります。日本を代表する食文化の象徴であるマグロを使い、富士山をパッケージに表現することで、横浜を基点とした日本文化の国際発信が実現されるのです。

昭和3年から続く「昔ながらのシウマイ」という伝統を守りながら、新しい時代のニーズに応える商品開発は、日本の食品産業における好例となるでしょう。

今後への期待

2025年12月19日の販売開始から、崎陽軒の真空パックまぐろシウマイがどのような市場反応を見せるのか、注目が集まります。国内での受け入れ状況を確認した上で、東南アジアへの本格的な販売展開がどのように進むのかが、今後のポイントとなります。

国際的な食品市場では、文化的配慮と品質のバランスが重要です。崎陽軒がこの新商品を通じて、どのように日本ブランドを世界に発信していくのか、その戦略と実行力が試されることになります。横浜の名物が、世界の食卓にどのような広がりを見せるのか、今後の展開に期待が寄せられています。

参考元