インド対南アフリカ初ODIが始まる:テスト敗北から白ボール戦での巻き返しを目指すインド
2025年11月30日、インドとドイツアフリカのワンデイインターナショナル(ODI)シリーズが開幕します。ラーンチーのJSCA国際スタジアムを舞台にした初戦は、インド時間の午後1時30分にスタート予定です。前のテストシリーズで苦しい結果となったインドにとって、この白ボール戦は気分を一新させるための重要な機会となります。
テスト敗北からの立ち直りを目指すインド
インドはここ最近、南アフリカとのテストシリーズで苦杯を舫めています。南アフリカの歴史的な勝利に対し、インドは完全に圧倒されてしまいました。このような状況の中で迎えるODIシリーズは、チームの士気を高め、国内での勝利を通じて自信を取り戻すための最良の舞台となります。
インドは前回のオーストラリア遠征でも苦戦を強いられました。シェバスマン・ギルがフルタイムキャプテンに就任後初の遠征となったあの戦いでも、インドは思うような結果を残すことができませんでした。今回、ギルは最初のテストで被った首の捻挫からの回復を理由に、ODIシリーズから外れることになっています。
KL ラフルの指導下で臨むインドの陣容
ギルの不在により、KL ラフルがインドのキャプテンとして機能することになります。同時に、ラフルはウィケットキーパーとしても登板します。ラフルの指揮下では、ロヒット・シャルマ、ビラート・コフリ、ラビンドラ・ジャデージャ、リシャブ・パントといった豊かな経験を持つプレイヤーが揃い踏みすることになります。
インドの開幕メンバーは以下の通りです:ロヒット・シャルマ、ヤシャスヴィ・ジャイスワル、ビラート・コフリ、リシャブ・パント、KL ラフル(主将兼ウィケットキーパー)、ワシントン・スンダル、ラビンドラ・ジャデージャ、ニティッシュ・クマル・レディー、ハルシット・ラナ、プラシディック・クリシュナ、アルシュディープ・シング。
特に注目されるのは、オーストラリア遠征で欠場していたジャデージャとパントが復帰することです。彼らの経験と技術は、インドの中盤の安定性を大きく向上させることが期待されます。
4番打者の配置をめぐる議論
インド国内でも、4番打者の位置に誰が座るべきかについて、様々な議論が繰り広げられています。通常、この重要なポジションにはエース級のバッターが配置されるのですが、現在のインドのメンバー構成では複数の候補者がいるため、選手選考委員会の判断が注視されています。
4番というポジションは、チームの中盤を担当し、上位打者と下位打者の間を繋ぎ合わせる極めて重要な役割を果たします。この位置に誰を据えるかは、インドの試合戦術全体に大きな影響を及ぼすため、指揮官の判断が極めて重要になります。
南アフリカの攻撃陣と課題
一方、南アフリカはテムバ・バブーマのキャプテンシップの下でこのシリーズに臨みます。しかし、南アフリカには重大な欠場がある状況です。プレミア・ファストボウラーであるカギソ・ラバダは、肋骨のストレス骨折でテストシリーズに欠場し、ODIシリーズまでに回復できませんでした。
南アフリカのメンバーは:クイントン・デ・コック(ウィケットキーパー)、エイデン・マークラム、テムバ・バブーマ(主将)、マシューー・ブリースケ、デワルド・ブレビス、ルービン・ハーマン、マルコ・ヤンセン、コービン・ボッシュ、ケシャフ・マハラジ、ルンギ・ンギディ、ナンドレ・バーガーです。
南アフリカはテストシリーズで歴史的な勝利を收めたことで、チーム内のモメンタムは非常に高い状態にあります。しかし、専門のフィニッシャーが不足しているという問題点も指摘されており、白ボール戦のような得点スピードが重要となる試合では課題となる可能性があります。
ラーンチーの天候とピッチ条件
ラーンチーでは、曇った空模様が予想されています。気温は摂氏24度前後に達すると見込まれており、湿度レベルは約30%程度となる見通しです。このような条件は、バッターにとって比較的打ちやすい環境を提供する可能性があります。
ピッチについては、バッティングに適した条件が整えられていると評価されています。実は、ラーンチーでのODI開催は3年以上ぶりのことです。前回このスタジアムでインドと南アフリカが対戦した際には、インドが279点のターゲットを難なく追いかけて勝利しているため、このスタジアムはバッターにとって好条件を備えていることが明らかになっています。
トスの連敗がインドを悩ます
大きなニュースとして、インドはトスに敗れました。南アフリカはフィールディングを選択することにしました。これはロヒット・シャルマとビラート・コフリにとって、1年以上ぶりの自国でのアウティングとなっています。
トスの敗北は、インドのここ最近の継続的な課題となっています。フィールディング側から試合をスタートすることは、インドの視点からすると必ずしも有利な状況ではありません。しかし、チームは与えられた条件の中で最善を尽くし、その中で勝利を目指す必要があります。
シリーズへの期待
このODIシリーズは、インドにとって精神的な立ち直りの機会となります。テストシリーズでの苦しみから逃れ、国内でのホームゲームでの勝利を通じて、チームの士気を高めることが急務です。3試合のシリーズは、ラーンチーから始まり、その後ライプルとビザーグへと移動していきます。
インドは前回南アフリカをホストした2022年のODIシリーズでは2対1で勝利しており、ファンの間ではインドが今回のシリーズで3対0でスウィープすることを期待する声も上がっています。しかし、南アフリカはテストシリーズでの勢いと自信を持ってこのシリーズに臨んでいるため、決して簡単な対戦ではないでしょう。
放映に関しては、インドではスター・スポーツ・ネットワーク(テレビ放送)とジオ・ホットスター(ライブストリーミング)がこのマッチをカバーします。南アフリカではスーパースポーツが放映を担当します。
この初戦は、両チームの今後のシリーズの流れを大きく左右する極めて重要なマッチとなります。インドが自国でのホームアドバンテージを活かして勝利をつかむのか、それとも南アフリカがテストシリーズの勢いを白ボール戦でも維持することができるのか。ラーンチーでの激戦が今、始まろうとしています。



