皇居・乾通りの秋季一般公開がスタート 色鮮やかな紅葉が見頃を迎える
紅葉の季節を彩る特別な機会が訪れました。令和7年11月29日(土)から12月7日(日)までの9日間、皇居の乾通りが秋季の一般公開を実施しています。普段は立ち入ることができない歴史的な通路を通じて、皇居内の美しい紅葉を鑑賞できるこの期間は、多くの人々で賑わっています。
初日から2万人近くが訪れた
公開初日の11月29日(土)には、約1万9590人が皇居を訪れました。青空の下、午前11時の段階でも約5270人が乾通りを散策しており、この特別な機会を逃さないと大勢の来園者で溢れかえっています。訪れた人々からは「いろんな種類の木があったので、とてもきれいでした」「色鮮やかな紅葉が見えたり、建物が美しくて良いと思いました」といった声が聞かれています。
皇居周辺をランニングコースとして利用していた人の中には、「皇居の周りはよく走ってたんですけど、中に入ったのは初めてだったので、とても良い機会だったと思いました」と話す人もおり、このイベントがいかに特別な体験を提供しているかが伝わってきます。
紅葉の見どころ
約750メートルの並木道で、イロハモミジやトウカエデなど色づいた紅葉を楽しむことができます。来園者は写真を撮るなどして、見ごろを迎えた美しい景色を堪能しています。香港からの来園者は「皇居は初めてです。とても印象的でした。桜の時期にまた戻ってきます」とコメントしており、皇居の魅力が国際的にも注目されていることが窺えます。
また、大手町のビル街を背景に見える城郭の風景も印象的で、歴史的な建造物と現代の都市風景が融合する独特の景観が特徴です。
利用方法と実施詳細
この秋季一般公開は、事前予約なしで入場することができるのが大きな魅力です。毎日午前9時から午後3時まで入場が可能で、午後3時30分までに退出する必要があります。坂下門から入場し、乾門から退出する流れになっています。
このイベントは平成26年に上皇陛下の傘寿を記念して初めて春季と秋季に実施されたもので、通常通り抜けできない乾通りを期間限定で通過できるよう公開されています。大変好評であったことに鑑み、平成27年秋季からは紅葉の季節に定期的に実施されるようになりました。
関連イベントも同時開催
乾通り一般公開に合わせて、複数の関連イベントが開催されています。和綴じ体験イベントは11月29日(土)、12月1日(月)から5日(金)の11時から15時まで実施されており、伝統工芸を体験できます。さらに、キッチンカーが期間中毎日11時から15時までの間営業しており、軽食やドリンクを購入できるようになっています。
今年初めての試みとして、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に関連したガイドツアーも開催されています。このツアーは11月29日(土)、12月2日(火)、4日(木)、7日(日)に実施され、普段は見られないスポットを案内します。出発時間は13時、13時30分、14時の3回で、所要時間は約1時間30分。各回10名(先着順)で参加費は無料です。
ツアーのコース内容としては、国立公文書館企画展の見学、清水門(外観)、武道館(外観)などが含まれています。受付は当日受付(先着順)で、国立公文書館前で開始30分前より受付が開始されます。
千代田区観光協会も現地でサポート
皇居乾通り一般公開に合わせて、皇居乾門出口にて千代田区観光協会の「臨時案内所」が開設されています。期間中、観光ガイドが常駐しており、近隣のおすすめスポットなどを案内しています。緑色の半纏を着たガイドが目印となっており、訪問者は気軽に相談することができます。
来月7日までの実施期間
この秋季皇居乾通り一般公開は、12月7日(日)までの実施となっています。秋の紅葉がまだ見ごろを迎えているこの時期に、皇居の歴史的な魅力を感じることができるこのイベントは、東京を訪れる人にとって大変貴重な機会となっています。
天気が良い日中の訪問をおすすめしますが、荒天時には関連イベント(特にツアー)が中止になる可能性があります。最新の情報については、千代田区観光協会のXアカウントで案内されています。また、実際の待ち時間については、宮内庁から随時発表されています。
お問い合わせ
詳細な情報については、宮内庁テレホンサービス(03-3284-6780)までお問い合わせください。また、宮内庁の公式サイトでは、詳細な案内図も公開されており、最寄りのルートを確認することができます。
この特別な機会を活かして、普段は見ることができない皇居の秋の景観を、ぜひご体験ください。




