志田こはく、ゴジュウジャーに緊急登板——ドンブラザーズの「唯一無二のヒロイン力」が新たな舞台へ
スーパー戦隊シリーズの最新作『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』に、予期せぬドラマが生まれました。11月30日放送の第40話から、女優の志田こはく(21)が新しく一河角乃(いちかわ・すみの)/ゴジュウユニコーン役を演じることになったのです。この緊急登板は、前任の今森茉耶が降板したことに伴う決定。ファンからは「すでに違和感なし」「いいキャスティング!」といった絶賛の声が上がり、大きな話題となっています。
降板から代役決定まで——急速に動いた舞台裏
事の発端は、11月8日のテレビ朝日の公式発表。それまで一河角乃役を演じていた今森茉耶(19)が、20歳未満での飲酒行為により降板することが明らかになりました。東映から降板の申し出があり、同時に今森の所属事務所との契約も解除されています。
この状況に対し、放送局と制作スタッフは素早く対応。わずか1週間後の11月15日、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の公式サイトで、志田こはくが第40話から一河角乃役を務めることが発表されたのです。同時に番組の公式Xでは、志田版・一河角乃/ゴジュウユニコーンのビジュアルも公開され、「11月30日放送の第40話から登場」との告知が改めてなされました。
志田こはく、その唯一無二の魅力とは
志田こはくの名前を一気に広めたのは、2022年から2023年にかけて放送されたスーパー戦隊シリーズ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』での活躍です。彼女がこの作品で演じた鬼頭はるか/オニシスターは、シリーズの顔であるヒロイン。当時最年少ながら物怖じしない演技で、視聴者の心を掴みました。
ドンブラザーズでの志田の演技は、単なる「お姫様キャラ」に留まりません。トリッキーなアクションシーンでもコミカルな芝居でも、その場面に応じて自然な輝きを放ち、独特の存在感を醸し出していました。視聴者たちは、彼女のこうした「唯一無二のヒロイン力」に魅了され、多くのファンを獲得。その後も2024年の金曜ナイトドラマ『伝説の頭 翔』に出演するなど、着実にキャリアを重ねていました。
ゴジュウジャーへの登板が発表されると、特撮ファンの間で「適任だと思います」という声が相次ぎました。実は、これは単なる抜擢ではなく、しっかりとした根拠がある配置なのです。
完璧なキャスティングの背景——「縁」が重なる配置
特撮ファンから絶賛されている理由の一つが、このキャスティングに隠された「縁」です。ドンブラザーズもゴジュウジャーも、共通の脚本家・井上敏樹氏による作品。さらに、志田がドンブラザーズで演じたときのアクターさんが、ゴジュウジャーでもゴジュウユニコーンを担当しているというのです。
ファンからは「アクターさん同じで、脚本も井上親子!!大変だと思うけど…頑張ってください」といったコメントが出ていますが、こうした共通点の多さが、志田を「適任」と考えさせるに十分でした。既にチームワークが出来上がっている状況での登板は、緊急時の代役としては最高の条件と言えるでしょう。
物語上の工夫——「変わってしまった顔と声」という設定
ゴジュウジャーのスタッフは、キャスト交代という大きな変動を、見事に物語に組み込みました。11月30日に放送された第40話では、志田演じる一河角乃が冒頭から登場。その場面で「潜入調査のために変えてもらったこの顔と声!全然元に戻らないんだけど」という台詞が用意されていたのです。
これは秀逸な演出です。視聴者に突然のキャスト変更を違和感なく受け入れさせるだけでなく、物語上の合理的な理由を提示することで、むしろ物語の深みを増す工夫となっています。潜入調査という設定が、キャスト交代の事実を自然な形で物語に統合させているわけです。
ファンの反応——「すでに違和感なし」の声
11月23日に第39話の放送に際して公開された第40話の次回予告では、志田版・一河角乃のビジュアルが一瞬だけお披露目されました。その瞬間、SNS上では反応が炸裂。「こはくちゃんキター!」という喜びの声に加えて、「すでに違和感なし」といった具体的な評価が寄せられたのです。
これは単なる好意的なコメントではなく、実際の視聴体験に基づいた評価。次回予告のわずかな映像だけで、多くのファンが「この配置はうまくいきそうだ」と直感的に感じたということでもあります。ドンブラザーズでの志田の活躍を知っているファンだからこそ、この登板に対する信頼感が生まれたのでしょう。
スーパー戦隊シリーズ50周年記念作品での新たな輝き
『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』は、スーパー戦隊シリーズの50周年記念作品として放送されている特別な作品です。通常の制作スケジュールとは異なり、より一層の完成度が求められる作品である可能性が高いでしょう。
そうした重要な作品で、ドンブラザーズ以来の大切な役を演じることになった志田こはく。東映の公式ガイドでは「志田さんが作り出してくださった、オンリーワンの角乃、ぜひご期待ください!!」とのメッセージが掲載されており、制作スタッフの期待の大きさが伝わってきます。
一河角乃というキャラクターは、すでに今森茉耶によって一定の個性が与えられていました。しかし、志田こはくはドンブラザーズでオニシスターという大切なヒロインを完成させた実績があります。その「唯一無二のヒロイン力」を携えて、新たな舞台に立つことで、同じキャラクターであっても全く異なる輝きを放つ可能性があるのです。
緊急登板から未来へ——試練を乗り越えた先にあるもの
急な決定であり、大きな責任が伴うキャスト変更。しかし、志田こはくは過去にドンブラザーズでの活躍を通じて、その力量を証明済みです。スタッフからの信頼、ファンからの期待、そして何より一河角乃というキャラクターとの「出会い」が、新たな表現の可能性を生み出すことになるでしょう。
11月30日放送の第40話「恐怖莫大!お化け屋敷でリボンは笑う」で、志田こはくが演じる一河角乃がどのような表情を見せるのか。スーパー戦隊シリーズ50周年記念作品の一ページに、彼女がどのような物語を刻み込むのか。多くのファンの期待が、これからの放送を見つめています。
特撮ドラマの世界では、キャスト交代は時に想定外の試練となることもあります。しかし、チームワークが整い、相応の力量がある表現者が担うことで、むしろそれが新たな物語の深みを生み出す機会ともなり得るのです。志田こはくのゴジュウジャー登板は、そうした可能性を示す一つの事例となるかもしれません。
