上田綺世、フェイエノールトで圧巻のパフォーマンス発揮!サポーターが残留を懇願

日本代表FW上田綺世が所属するオランダ1部フェイエノールトで、大きな転機が訪れている。今冬の退団が取り沙汰されていた28歳のエースだが、最近のピッチでの圧巻のパフォーマンスが評価を一変させ、名門サポーターから残留を望む声が相次いでいる状況だ。

退団危機から一転、活躍で信頼回復

上田綺世の去就は、ここ数か月で大きく揺れ動いていた。かつてはフェイエノールトで十分なパフォーマンスを発揮していないと見なされ、度重なる負傷離脱も問題視されていた。オランダメディアからも厳しい評価を受けることもあり、今夏の移籍や冬季の退団が噂されるなど、クラブでの立場は不透明な状況が続いていた。

しかし、状況は大きく変わった。2025年冬にロビン・ファン・ペルシ氏が新監督に就任したこと、そして日本代表DF渡辺剛の加入により、チーム内での上田の役割が劇的に変化した。渡辺とのホットラインからチャンスが多く演出されるようになり、上田は今季オランダ1部リーグ戦で8試合に出場し、8ゴールをマークするなど、フェイエノールトの絶対的ストライカーとして君臨し始めたのだ。

サポーターからの熱い応援メッセージ

こうした上田の活躍に対して、フェイエノールトのサポーターからは強い期待と残留を望む声が高まっている。退団の噂が出ていた時期とは打って変わり、ファンからは「行かないでくれ。君が必要なんだ」「お願いだからもう1シーズン考えて」といった懇願とも言える応援メッセージが送られている。

これらのメッセージの背景には、上田の最近の圧巻の2点演出など、ピッチでの存在感が大きく成長していることがある。かつて厳しく批判されていた日本人エースが、いまやクラブにとって不可欠な存在へと変わったことで、サポーターの想いも大きく変わっているのだ。

ファン・ペルシ監督との信頼関係が鍵

上田の復活劇の背景には、ロビン・ファン・ペルシ新監督の采配がある。元オランダ代表の名将は、上田に対して明確な役割を与え、フェイエノールトの攻撃の中心に据えることで、日本人ストライカーの持つポテンシャルを引き出すことに成功したと言えるだろう。

興味深いことに、ファン・ペルシ監督の息子がこの冬、フェイエノールトでデビューを果たしたとの報道もある。監督は「父親としてではなく」という言葉で、家族としての喜びと指揮官としてのプロフェッショナリズムを両立させている。こうした姿勢が、上田を含めた選手たちにもポジティブな影響を与えているのかもしれない。

2026年W杯に向けた重要な時期

上田にとって、この時期は極めて重要な局面を迎えている。2026年北中米ワールドカップのアジア最終予選に参加している上田だが、クラブでの活躍こそが、代表での選出につながる唯一の道となるからだ。

かつて「全く意味不明」と評されたこともある上田だが、ここに来てその実力を存分に発揮し始めた。オランダ1部という高いレベルのリーグで結果を出し続けることが、W杯での活躍へのステップとなる。代表としても2026年の大舞台を見据え、クラブでのさらなる活躍を期待する声も大きい。

渡辺剛の移籍が与える影響は?

一方で、懸念材料も存在する。上田のチャンスメイク源となっている渡辺剛が、ポルトガル1部ベンフィカへの移籍を噂されているからだ。渡辺がフェイエノールトを離れた場合、上田へのチャンスメイク回数が減少する可能性は否定できない。それでも、ここまで信頼を勝ち取った上田であれば、新しい環境でも活躍できるだけの適応力を持っているはずだ。

日本人選手への国内外の期待

上田綺世の現在の活躍は、日本サッカー全体にとっても大きな意義を持っている。かつての批判から一転して、ヨーロッパの名門クラブで主力選手として輝く日本人ストライカーの姿は、後進の選手たちへのインスピレーションにもなるだろう。

「最後まで何があるか分からない」という言葉で、慎重に言葉を紡ぐ選手も多い中、上田は黙々とピッチでの活躍で答えを出し続けている。サポーターの懇願に応えるように、今後も上田がフェイエノールトで輝き続けることができるか。その動向は、日本サッカー界全体の注視するところとなっている。

まとめ:新たな章の始まり

退団危機から一転、フェイエノールトの絶対的エースへと変貌した上田綺世。新監督との信頼関係、チームメイトとの連携の向上、そして何より本人の努力が、こうした劇的な復活をもたらした。サポーターからの「行かないでくれ」という悲鳴とも取れる懇願は、上田がいかにクラブにとって不可欠な存在になったかを物語っている。

2026年W杯を見据えたこの重要な時期に、上田がクラブでの活躍を続けることは、日本代表にとっても大きなプラスとなるだろう。サポーターの応援に応え、これからも光り続ける上田綺世の活躍から目が離せない。

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