本田望結が子ども時代の遊びで「え？」困惑 人気バラエティ『ゼニガメ』でビックリマン超プレミアシール260万円の衝撃価格も明かされる
2025年11月26日にMBSテレビで放送されたバラエティ番組『ゼニガメ』で、タレントの本田望結が子ども時代の遊びをめぐって困惑する場面が話題となっている。番組では「あの大儲けブーム、今どうなってんねんリサーチ」と題して、昭和の時代にムーブメントを巻き起こし、現在も稼ぎ続けるヒット商品の誕生秘話や進化形を大調査。その中で、懐かしい遊びについての世代間ギャップが浮き彫りになった。
世代の違いが生み出した思わぬ笑い
番組の進行役であるナインティナイン矢部浩之とメッセンジャー黒田有、そしてゲストの本田望結らが子ども時代の思い出について話題を共有する場面で、予想外の展開が生まれた。昭和世代が懐かしい牛乳キャップをコレクションする遊びについて盛り上がっていた中で、平成生まれの本田に「何して遊んでた？」と黒田が尋ねると、本田は「携帯ゲーム」と答えた。
ここで黒田が放った一言が番組の面白さを引き出すことになった。「金持ちのウサギ集めるやつとかもやろ？」という黒田の言葉に、本田は「え？」と困惑の表情を浮かべてしまったのだ。この理解不能なフレーズに、矢部や見取図の盛山晋太郎、アシスタントの山崎香佳アナも顔を見合わせる中、山崎アナが「シルバニアファミリー？」とまさかのビンゴを果たした。
その後、盛山は「あれ金持ちのウサギっていうんですか！？」とイジリたおし、爆笑の展開へと発展。平成生まれと昭和世代の文化的背景の違いが、こうした予期せぬ面白さを生み出す結果となったのである。本田の困惑した表情と、その後のスタジオの反応が視聴者の間でも話題を呼ぶ要因となった。
ビックリマン超プレミアシール、驚愕の260万円取引価格
番組内で明かされた更なる衝撃的な情報が、ビックリマンチョコのシールに関するものである。1985年に発売されたビックリマンチョコは、当時の子どもたちを熱狂させた社会現象となったが、その当時のおまけシール「悪魔VS天使シリーズ」が現在どうなっているのかに番組は着目した。
全キャラクターのイラストを担当したデザイナーが、当時のブームがどのように仕掛けられたかについて語る中で、驚くべき事実が判明した。コレクターの間では希少なシールが高額な金額で取引されており、なかでも超プレミアムシールについた値段はなんと1枚260万円（収録当時）だというのだ。
この情報が公開された瞬間、スタジオ一同が「えー!?」と驚がくする様子が放送された。40年以上前のおまけシールが、現在では数百万円の価値を持つようになっているという事実は、多くの視聴者にとっても想像を上回るものであったはずだ。これはビックリマンシールのコレクター文化がいかに根深く、また市場価値が高まっているかを象徴する出来事といえるだろう。
「知らんかった度ランキング」で明かされた知られざる常識
番組ではこのほか、「餃子の王将」と「IKEA」の知らんと損する新常識も大調査の対象となった。関西人200人にアンケートを実施し、意外と知られていないことを「知らんかった度ランキング」にして紹介するコーナーも設けられた。
全国的にも珍しい24時間営業の「餃子の王将空港線豊中店」では、知らんかった度80％を超えるラーメンや餃子にまつわる常識が披露されたという。日常的に利用している人たちでさえ知らない、飲食店に関する様々な豆知識が明かされることで、番組の「儲けのからくりを解き明かす」というコンセプトが実現されていたのだ。
また、浜口京子とザ・プラン9のヤナギブソンが大阪・大正区にあるIKEA鶴浜を訪問し、店内を調査する場面では、ヤナギブソンが「怖い怖い怖い怖い」と連呼し、浜口も激安ぶりに悲鳴をあげるという「100円」の値札が付く商品が発見されたという。このように、著名な企業でさえ、多くの消費者が気付いていない工夫や秘密が存在していることが明かされていった。
番組の特色と昭和ブーム商品の現在
『ゼニガメ』は、ナインティナイン矢部浩之とメッセンジャー黒田有が、関西の行列店や話題店のお金のからくりに迫るバラエティ番組である。今回の放送は「あの大儲けブーム、今どうなってんねんリサーチ」というテーマで、昭和の時代にムーブメントを巻き起こし、今なお爆儲けし続けるヒット商品の誕生秘話や、現在の進化形を大調査することに焦点が当てられた。
この企画の中では、ビックリマンチョコ以外にも、庶民の暮らしを激変させたTOTOのウォシュレットの開発秘話や、伝説的ディスコ・マハラジャの立ち上げメンバーの現在の姿についても取材が行われた。さらに、発売当初全く売れなかったキンレイの鍋焼うどんが、一転して爆発的な人気になったある工夫についても紹介されたという。
平成生まれと昭和世代の文化的距離感
本田望結の困惑した場面は、単なる笑いの瞬間ではなく、世代による文化的背景の違いを映し出す興味深い事例である。昭和世代にとって当たり前だった遊びが、平成生まれには理解できないという状況は、時代の経過とともに子どもたちの遊びや娯楽の在り方がいかに大きく変わったかを示唆している。
スタジオでの盛山のイジり方も、この世代間ギャップを逆手に取った笑いとなっており、視聴者にとっても共感しやすい場面となったであろう。昭和の時代の懐かしい遊びについて懐古の念に浸る一方で、その遊びが現在の若い世代には全く理解されていないという事実が、何とも言えぬユーモアとなって表現されていたのだ。
番組放送後の反応と社会的影響
11月26日水曜日に関西ローカルで放送された『ゼニガメ』は、放送後にはTVerやMBS動画イズムで無料見逃し配信も行われている。本田望結の困惑シーンとビックリマン超プレミアシールの260万円という衝撃的な価格情報が公開されたことで、SNSを中心に話題が拡散されることが予想される。
特に、かつてビックリマンシールを集めていた世代にとっては、現在そのシールがいかに高い市場価値を持つようになっているかという情報は、懐かしさと驚きが交錯する感情を呼び起こすであろう。また、若い世代にとっては、昭和の時代の文化や遊びについて新たな視点から学ぶきっかけとなるかもしれない。
番組が取り上げた「知らんかった度ランキング」というコンセプトも、日常生活の中で見落とされている情報や常識を再認識させるという点で、視聴者にとって実用的な価値を持つ企画である。今後も、このような昭和から平成、令和へと続く時代の変遷を踏まえた企画が、視聴者の関心を集めることは間違いないであろう。
