シトロエンC4マックス・ハイブリッドがブラックルーフで新登場、洗練されたデザインで魅力さらに強化

ステランティス ジャパンは2025年11月27日、シトロエンのCセグメントハッチバック「C4マックス ハイブリッド」のエクステリアをアップデートし、同日より全国のシトロエン正規ディーラーにて販売を開始しました。今回の大きな変更点は、ブラックルーフを標準装備した新仕様の登場です。このアップデートにより、従来モデルよりもさらに精悍でスタイリッシュな印象へと進化しました。

ツートンカラーで際立つモダンなデザイン

今回の仕様変更で最も注目される点は、ボディカラーとブラックルーフの組み合わせによるツートンカラーのエクステリアです。ボディカラーとの鮮やかなコントラストが生み出すこのデザインは、C4マックス・ハイブリッドが持つモダンで洗練されたスタイリングをより一層際立たせています。

シトロエンは新世代デザインを象徴するフロントフェイスを採用し、見る人の印象に残る個性を備えたモデルを実現しました。ブラックルーフとボディカラーの組み合わせにより、従来の精悍かつスタイリッシュな印象がさらに強調され、都会的で上品な雰囲気が漂う一台となっています。

優れたハイブリッドパワートレイン

C4マックス・ハイブリッドは、新開発のハイブリッドパワートレインが大きな特徴です。1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンに6速DCT、48Vシステムを組み合わせ、総合で145psを発揮します。WLTCモードでの燃費は23.2km/Lを記録し、同セグメント輸入車としては最高燃費を誇る実績を持っています。

この優れた燃費性能は、環境への配慮とランニングコストの削減を両立させ、ユーザーの経済的な負担を軽減する重要な要素となっています。

快適性と上質な乗り心地

C4マックス・ハイブリッドは、ハイブリッドパワートレイン以外にも、快適性を重視した装備が充実しています。体をやわらかくホールドするアドバンストコンフォートシートと、シトロエン独自のサスペンションにより、”魔法の絨毯”と称される乗り心地を実現しています。

このサスペンションシステムは、道路の凹凸を吸収し、乗員に対して上質で快適なドライブ環境を提供することで知られています。長時間の運転でも疲れにくく、家族や仲間との移動時間をより快適で充実したものにします。

価格と販売開始

新仕様となったC4マックス・ハイブリッドのメーカー希望小売価格は436万円(税込)です。従来モデルと比べて4万円の価格アップとなりますが、ブラックルーフが標準装備される仕様変更を考慮すると、デザインの充実度が大幅に向上しています。

11月27日より全国のシトロエン正規ディーラーにて販売が開始されており、すでに複数の在庫が確認されています。新しいツートンカラーのデザインに魅力を感じたユーザーからの問い合わせが相次いでいるものと予想されます。

シトロエンのブランド戦略

今回のアップデートは、シトロエンが欧州の高級車ブランドとしてのポジションをさらに強化する戦略の一環と言えます。ブラックルーフを標準装備することで、従来の「個性的で心地よい」というシトロエンの特徴を維持しながら、より上質で洗練されたイメージを消費者に訴求しています。

Cセグメントハッチバック市場において、C4マックス・ハイブリッドは高い燃費性能、快適性、デザイン性をバランスよく備えた選択肢として注目されています。新しいブラックルーフ仕様は、このモデルが持つ魅力をさらに引き出し、競合他社との差別化を図る重要なステップとなるでしょう。

ユーザーにとっての価値

このアップデートにより、C4マックス・ハイブリッドはデザイン性環境性能快適性の三つの要素で高いレベルを実現したモデルとなりました。都市部での移動を重視するユーザーや、環境への配慮を大切にするユーザーにとって、この一台は優れた選択肢となる可能性が高いです。

特にツートンカラーのブラックルーフは、個性を大切にしながらも洗練された印象を求める消費者の心をつかむデザイン要素として機能するでしょう。今後、このニューモデルの販売動向に注目が集まっています。

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