磯野貴理子さんの新たな一面――「日本野鳥の会」会員としての活動
磯野貴理子さんは、長年にわたりテレビで親しまれてきた人気タレントとして知られていますが、近年は「日本野鳥の会」の会員としての活動も注目を集めています。2025年11月23日には、自身のSNSを通じて、「日本野鳥の会」会員の人気芸人と野鳥写真展で出会い、「やっと会えた!」と感激のコメントを発信しました。
野鳥愛が広げた新しい世界
磯野さんが野鳥に強く興味を持つきっかけとなったのは、ある朝、窓を開けたときに聞こえた美しい鳥のさえずりでした。その鳥がシジュウカラだとわかり、そこから自然と野鳥観察にのめり込むようになったと語っています。
「野鳥の会は敷居が高いと感じていた」と述懐しつつも、「もっと鳥のことを知りたい」という気持ちが強くなり入会を決意。「想像以上に楽しい世界が広がっていた」と、入会後の体験についても語っています。
写真を通じて伝えたい野鳥の魅力
多くの鳥と出会い、その可愛らしさやたくましさを写真で記録するようになった磯野さんは、専門的なカメラ講座にも通い、腕を磨きました。2024年からInstagramも始め、撮影した野鳥の写真を発信し、フォロワーの多くから共感の声が寄せられています。
- 代表的な写真には、身近なスズメやメジロ、珍しいカワセミなど。
- 「鳥の魅力をもっと多くの人に知ってほしい」との思いで、積極的に写真を公開。
- 写真を通じて「自然とのふれあい」や「観察の楽しみ」を発信。
会員同士の絆が感じられた特別な出会い
2025年11月、都内で開催された菅原貴徳写真展「Birds carrying the skyひかりをはこぶ」の会場で、野鳥の会の大先輩であるお笑い芸人・レイザーラモンRGさんと初めて直接遭遇。「やっと話ができた」と感激し、お互いの野鳥写真について熱く語り合ったといいます。
磯野さんは「ほんとうに鳥の話ができる仲間がいるのはうれしい」と語り、野鳥の会のコミュニティが心の支えになっていることを強調しました。
12月に初めての写真展開催決定
磯野さんは、初の野鳥写真展を2025年12月に開催予定です。長年地道に撮影を続けてきた野鳥の写真を、自身の言葉で一枚一枚愛情深く紹介する予定です。
- 展示予定の写真は、磯野さんが日本各地の自然の中で出会った野鳥が中心。
- 実際の観察エピソードや、自身が感じた鳥の魅力も合わせて紹介。
- 「写真を通して、より多くの人が野鳥や自然環境に興味を持ってくれたら」との願いを込める。
また、写真展では環境保護への意識向上、地域の自然を守る取り組みについての情報発信にも力を入れる計画です。
バードウォッチング、写真、自然との新しい出会い
野鳥の写真を撮るため、磯野さんは登山や散策に出かけることも増え、月2回は山に登るといいます。かつてはなぜ山に登るのかわからなかった磯野さんも、「今では自然と触れ合い、鳥と出会うことがこんなにも楽しいとは思わなかった」と、その変化を振り返っています。
野鳥観察が新しい人との出会いや、環境問題への関心にもつながり、人生の楽しみや生きがいが大きく広がったと語っています。
SNSを活用した情報発信
2024年7月に始めたInstagramでは、日々のバードウォッチング体験や、野鳥写真の魅力に関する投稿が人気を呼んでいます。SNSを通して、鳥好きな人同士のつながりが深まっただけでなく、同じ興味を持つ新しい仲間との出会いも増えたとか。
喜びと発見、成長の軌跡
改めて「野鳥の会」に入ったことが、日常のささやかな発見や驚きをもたらし、磯野さんの人生に新たな色を添えています。最初は「私なんかが入っても大丈夫かな」と不安だったものの、勇気を出して一歩踏み出したことで「思いがけず楽しい毎日になった」と実感しています。
現在は野鳥写真の撮影だけでなく、初心者向けのカメラ講座への参加や、観察会・撮影会で得た知識や経験を周囲に伝える活動もしています。
ファン・社会への温かいメッセージ
磯野貴理子さんは「鳥や自然に少しでも興味があれば、ぜひ一歩踏み出してみてほしい」と語っています。「特別な知識や装備がなくても、身近な自然に目を向けることで、毎日がちょっと優しく、楽しくなるはず」と微笑みながら、多くの人にバードウォッチングの魅力を伝えようとしています。
- 「自分にできることから始めてみよう」という姿勢が、多くの人の共感と勇気につながっている。
- 磯野さんの活動は、芸能界だけでなく、一般のファンや地域社会にも良い刺激を与えています。
今後の展望と写真展への期待
12月に開催される写真展では、磯野さん自身が会場に立つ日も用意されています。来場者と直接交流し、野鳥や自然の話題で盛り上がるのが今から楽しみだということです。今後も野鳥の撮影と自然観察を通じて、子どもから大人まで多くの人に「新しい発見と喜び」を届けたいとの強い思いを語っています。
「野鳥をきっかけに、何歳からでも新しい趣味を持てる。人生ってまだまだ面白いですよ」とのメッセージを胸に、磯野さんの挑戦はこれからも続きます。



