東方神起、海外アーティスト最多記録となる3度目の日産スタジアム公演を発表――20周年の集大成へ

東方神起が2025年11月24日、兵庫・神戸ワールド記念ホールで開催したファンクラブイベント「TOHOSHINKI FANCLUB EVENT Bigeastrain 2025」のステージ上で、グループの日本デビュー20周年を締めくくる記念すべきライブ『東方神起 20th Anniversary LIVE IN NISSAN STADIUM ~RED OCEAN~』を、2026年4月25日・26日の2日間、神奈川・日産スタジアムで敢行することを発表しました。海外アーティストとして史上最多となる3度目の日産スタジアム単独公演となります。

東方神起と日産スタジアム――歩みと記録

日産スタジアムは日本国内最大級の観客動員数を誇るアリーナであり、海外アーティストによる公演はこれまで数えるほどしか例がありません。そのなかで、東方神起は2013年8月(2日間・14万4000人動員)、2018年6月(3日間・22万人動員)と2度の大規模スタジアムライブを大成功させてきました。今回の発表はその快挙をさらに更新し、東方神起が日産スタジアム単独ライブを3度開催する史上初の海外アーティストとして記録されることとなります。

  • 2013年8月17日・18日:初の日産スタジアム公演(約14万4000人動員)
  • 2018年6月8日・9日・10日:2回目の公演(約22万人動員)
  • 2026年4月25日・26日:3回目が決定(今回の発表)

この記録は、国内外のアーティストが憧れる大型会場の証として、東方神起の圧倒的な人気と日本ファンとの熱い信頼関係を如実に物語っています。

20周年――節目に込めた特別な想い

2025年は東方神起の日本デビュー20周年という節目の年でした。デビューからの歩みの中で、日本の音楽シーンやエンターテインメントに多大な影響を与え続けてきた2人にとって、この日産スタジアム公演は「集大成」であり、「新たなスタートを切る」ための特別な意味を持ちます。

ファンクラブイベントでの発表時、チャンミンさんは「今年2025年の締めくくりとして、来年の4月25日、26日に日産スタジアムで大きな約束をする形になりました。半年後だけどみなさん、他の予定は作らないで」と集まったファンへ呼びかけ、大きな歓声と感動に包まれました。

もう一人のメンバー、ユンホさんも「こうやってみんなと一緒に20周年を迎えられて幸せ。日産スタジアムという大きな場所で、最高の景色をみんなと一緒に見たい」と晴れやかに語りました。

『東方神起 20th Anniversary LIVE IN NISSAN STADIUM ~RED OCEAN~』の全貌

ライブの正式タイトルは『東方神起 20th Anniversary LIVE IN NISSAN STADIUM ~RED OCEAN~』です。日程は2026年4月25日(土)と26日(日)の2日間、会場は横浜の日産スタジアムとなっています。これまで東方神起が創り上げてきた「RED OCEAN」(東方神起ファン=Bigeastが、赤いペンライトで作り上げる壮観な会場の光景)を象徴したタイトルが付けられ、この20年、東方神起とファンが心を一つにして築いてきた時間への深い敬意がうかがえます。

また、この大規模ライブの模様は、日本のみならず世界中のファンから注目が集まり、今後のエンタメ界を牽引する話題となるのは間違いありません。

ファンクラブイベント現場リポート――華やかさと温かさ

2025年11月24日、神戸ワールド記念ホールで行われたファンクラブイベントには、抽選で当選した多数のBigeast(東方神起の日本公式ファンクラブの名称)が詰めかけました。ステージに登場したユンホさんとチャンミンさんは、終始温かくフレンドリーな雰囲気でファンと交流。洗練されたファッションで現れ、トークやゲームコーナーで爆笑を誘いつつ、「夢を叶えるにはファンの皆さんの存在が不可欠」と感謝の思いを何度も伝えていました。

  • 「これからも一緒に、たくさんの思い出を作っていきたい」(ユンホ)
  • 「また皆さんに会えることが、本当に何よりの幸せです」(チャンミン)

こうしたやり取りからも、長年日本で愛されてきた2人の人柄や、ファンとの絆が伝わってきました。

東方神起が示す「海外アーティストと日本の架け橋」

韓国出身の男性デュオである東方神起は、2005年に日本でメジャーデビューして以降、「呪文‐MIROTIC‐」「Why?(Keep Your Head Down)」「どうして君を好きになってしまったんだろう?」など数々のヒット楽曲を生み出し、日本の音楽チャートでトップを獲得し続けてきました。その軌跡の中で、単なる“海外アーティスト”という枠を超え、日本と韓国・アジアの音楽・文化を繋ぐ存在として不動の地位を築いてきました。

これまで、日本の地上波音楽番組への出演、紅白歌合戦出場、大型ドームツアー、アリーナツアーを何度も成功させ、「海外男性グループによる最多観客動員記録」など数々の快挙を更新。ファン層も年齢・性別・国籍を超えて広がり続け、東方神起が打ち立てる記録はK-POPアーティストの日本進出の道しるべともなっています。

来年以降の活動――さらなる進化と展開へ

東方神起は今後も精力的な活動を続ける予定です。各メンバーのソロ活動も高く評価されており、チャンミンさんの初となる全国ソロツアー「CHANGMIN from 東方神起 CONCERT TOUR 2025」の追加公演が12月6日・7日に東京・TOYOTA ARENA TOKYOで開催されます。ユンホさんも俳優・タレントの分野でも存在感を放ち、個々の活躍がグループ全体の人気や認知度の向上に貢献しています。

日産スタジアムライブに向けては、「過去最大級の舞台演出」「映像、照明、最新の技術を駆使したステージ」「ファンとの一体感を大切にした構成」など、集大成となるスペシャルな内容が期待されています。またパフォーマンスのみならず、東方神起の20年に及ぶ物語を振り返る感動的な企画も計画されていると報じられています。

ファンへのメッセージと社会的意義

コロナ禍を経験し、ライブ・コンサートの価値が改めて問われている現代、日本の音楽業界・メディアにおいて、東方神起の存在は「希望」や「絆」そのものといえるでしょう。彼らは「みんなで一緒に歌い、踊り、心を通わせるライブ」を何より大切にしており、奇跡のような20年の歩みはファンだけでなく多くの音楽・エンタメ関係者に勇気を与え続けています。

今回の発表を受け、SNSのトレンドや各メディアはファンからの喜びと祝福の声であふれ、東方神起の影響力の大きさが改めて示されました。「20周年」「日産スタジアム」「RED OCEAN」などのキーワードとともに、これから数ヶ月間、音楽業界・ファンコミュニティを中心に熱い話題が続くことでしょう。

“RED OCEAN”――東方神起が歌い続ける理由

東方神起がファンと歩んできた20年の道のりは決して平坦ではありませんでした。活動休止やメンバーの入れ替えなどさまざまな困難を乗り越えながら、2人は揺るぎない絆で活動を続け、音楽に情熱を注ぎ込んできました。「RED OCEAN」は、そんな挑戦の歴史と、どんな時でも支え合ってきたファンとの大切な約束の象徴――東方神起のアイデンティティそのものです。

2026年4月、20周年を記念した約束の場所で、ユンホさん・チャンミンさんは「ありがとう」と「これからも」というメッセージを、あの赤い光と共に日本、そして世界へ届けることでしょう。

東方神起ファン、そして音楽を愛する全ての人へ――次の歴史を描く瞬間が訪れる

日産スタジアム3度目の“赤い海”は、新たな伝説として長く語り継がれていきます。これからも東方神起の軌跡と勇気に注目し、ファンと一緒にその景色を見届けましょう。

参考元