郷ひろみが熱唱！NHK『The Covers 湘南フェス』に豪華アーティスト集結、その特別な夜の全貌
湘南から全国へ――『The Covers 湘南フェス』開催、その魅力とは？
2025年11月、NHKの音楽番組『The Covers』によるスペシャルイベント「湘南フェス」が藤沢市民会館で開催されました。イベントは音楽好きのみならず、世代やジャンルを超えた多くの人々の心をつかみ、放送前から話題を呼んでいます。今回は、番組の核となる郷ひろみさんを中心に、出演者たちのステージや選曲への想い、イベント全体の趣向など、たっぷりとご紹介します。
NHK『The Covers 湘南フェス』とは？
『The Covers』は、多様なアーティストが名曲のカバーを披露し、その魅力や背景に迫るNHKの人気音楽番組です。今回の「湘南フェス」は、湘南の風景や文化、そこに息づく音楽へのリスペクトを込めて特別企画されたもの。MCはリリー・フランキーさんと上白石萌歌さん、語りに堂本光一さんを迎え、贅沢な一夜限りのステージが生まれました。
出演アーティストとその豪華ラインナップ
- 郷ひろみ
- TUBE
- クレイジーケンバンド
- hitomi
- Tani Yuuki
- 上白石萌歌
郷ひろみ――観客を魅了した圧巻のステージ
デビューから半世紀以上、今なお第一線で輝き続けるスター郷ひろみさん。今回のフェスでは「お嫁においで」（加山雄三）と「ALL MY LOVE」の2曲を披露しました。
特に「お嫁においで」は、湘南の象徴でもある加山雄三さんの名曲。その世界観を郷さんが新たな表現で歌い上げ、会場のみならずTVの前の視聴者にも感動を届けました。一方「ALL MY LOVE」では、郷ひろみさんらしい力強くも繊細なボーカルが多くの人の心に響き渡りました。
TUBE×クレイジーケンバンド――新旧スターが紡ぐ湘南サウンド
TUBEは、自身の代表バラード「湘南 My Love」を熱唱。また、クレイジーケンバンドの横山剣さんとのコラボで「海 その愛」（加山雄三）も披露し、湘南らしい夏の情景や青春のきらめきに溢れたパフォーマンスで観客を魅了しました。TUBEは紅白歌合戦への27年ぶりの出場も決まり、今再び注目を集めています。
クレイジーケンバンドは、「タイガー＆ドラゴン」、「夜空の星」（加山雄三）、「フライディ・チャイナタウン」（泰葉）、「横須賀ストーリー」（山口百恵）など湘南・神奈川に縁のある名曲を「神奈川遊覧イイネ！イイネ！メドレー」としてまとめ、ご当地色豊かなサウンドで“湘南の風”を感じさせるパフォーマンスとなりました。
ほか豪華出演者と感動の曲目紹介
- hitomiは「CANDY GIRL」と共に、小室哲哉さん作曲の「My Revolution」（渡辺美里）を軽やかに歌い、デビュー30周年へ贈るエネルギッシュなステージとなりました。
- Tani Yuukiは、同郷の桑田佳祐さんの「白い恋人達」をしっとりカバー。また、自身のヒット曲「おかえり」は力強いロックサウンドで、新しいファン層も引き込む演奏でした。
- 上白石萌歌は小沢健二さんの「ラブリー」を温かく歌唱し、柔らかな歌声が会場を優しく包み込みました。
世代を超える選曲が生む感動の波
加山雄三さんや山口百恵さん、小沢健二さん、桑田佳祐さんといった昭和・平成ポップスのビッグネームたちの名曲を、新世代アーティストがカバーしたことで、親世代・子世代を問わず心に残る時間となりました。
NHK『The Covers』ならではの「懐かしさ」と「新しさ」のハイブリッドが、湘南フェスを通して強く印象付けられました。
フェスの演出と番組MC陣の化学反応
司会のリリー・フランキーさんと上白石萌歌さん、語りの堂本光一さんの軽やかで温かな進行が、アーティストの魅力をより引き立てました。出演者たちの思い出話や楽曲への愛情にもふれられ、視聴者は音楽だけでなく、人と人とのつながりにもあたたかな気持ちになったことでしょう。
湘南フェスがもたらした“つながり”の意義
今回の『The Covers 湘南フェス』で特筆すべきは、音楽を通じて世代や出身、ジャンルを越えて「つながる」ことの尊さを可視化した点です。それぞれの時代を彩った名曲が、郷ひろみさんたち現役のミュージシャンや新しい世代のアーティストに歌い継がれていくことで、音楽の持つ力や文化継承の重要性を強く感じさせました。
また、湘南という土地柄がもつ「自由」「開放感」「多様性」といったムードが全体の空気を包み込みました。観客も出演者も一体となり、生涯忘れられない音楽体験となった様子が、各メディアでも高く評価されています。
郷ひろみ――半世紀を超える人気の理由とこれから
郷ひろみさんは1972年のデビュー以来、時代ごとに新たな魅力を打ち出しながら、常に一線で活躍し続けてきました。今回の湘南フェスでは、名曲へのリスペクトと自身の進化を融合させた独自の歌唱力が、改めて多くの人の心をつかんだと言えるでしょう。
また、郷さん自身も様々な世代のアーティストや観客に囲まれながら、新しい挑戦を続けています。その姿勢が「いつ見ても新鮮」とされる理由であり、近年はテレビや舞台だけでなく、多様なコラボレーションやチャリティ企画などでも大きな存在感を発揮しています。
今後の「The Covers」と音楽の未来
『The Covers』は今後も、時代を超えて愛される名曲を、今を生きるアーティストが新たに解釈しながら披露することで、音楽ファンのみならず幅広い視聴者の心を癒やし続けることでしょう。
郷ひろみさんをはじめ、多彩な出演者によるパフォーマンスは、未来に向けて「音楽の種」を蒔き続けています。
まとめ――湘南から広がる音楽と希望のメッセージ
NHK『The Covers 湘南フェス』は、湘南という特別な舞台で、伝説的アーティストと新たな才能が化学反応を起こした特別な夜でした。郷ひろみさんによる力強いパフォーマンスをはじめ、それぞれのアーティストが「つながり」と「継承」の重要性を胸に刻み、視聴者に大きな感動を届けました。
このイベントをきっかけに、さらに多くの人が日本の音楽、そしてその未来に希望を感じることを願いたいと思います。
