オープンワーク、「いい会社って、なんだろう。」――新宿駅で始まる新体験型ピールオフ広告
はじめに
働くこと、会社選びは人生の大きな分岐点です。待遇や知名度だけでなく、社内の雰囲気や働き方、価値観も大切にしたい――そんな想いに応える新たな広告体験が、2025年11月24日から東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードで始まります。
就職・転職の情報プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社が企画したピールオフ広告「いい会社って、なんだろう。」は、「自分に合う会社」についてじっくり考えるきっかけをくれる、従来の求人広告とは一線を画すキャンペーンです。
話題のピールオフ広告、その仕組みと特徴
- ピールオフ広告は、ポスターに貼り付けられたサンプルやノベルティーを、通行人がその場で剥がして持ち帰ることができる新感覚のプロモーション手法です。今回の広告では、社員・元社員が投稿した企業の「強み」や「弱み」をまとめたカード型求人票をその場でピールオフできます。
- カードの裏面には企業の採用情報にアクセスできる二次元バーコードが記載されており、気になった企業の情報をすぐにスマートフォン等でチェック可能です。
- 掲示されるカードには企業名は明かされておらず、OpenWorkの8角形チャートやスコア、社員・元社員の本音の評価のみが掲載されています。待遇や知名度などの条件面ではなく、「自分に合う会社」を見つけることを応援する広告設計となっています。
- 今回のプロモーションには、OpenWorkで採用活動している16社が参加。カードで提示される情報はすべて実際の投稿に基づいており、リアルな企業の姿を知ることができます。
プロモーション概要と参加方法
- 掲出場所:東京メトロ丸ノ内線新宿駅 メトロプロムナード
- 掲出期間:2025年11月24日(月)〜11月30日(日)
- 対象者:通行する誰もが無料で体験可能。ただしピールオフカードのお持ち帰りはお一人様1枚まで、配布分がなくなり次第終了となります。
- 注意事項:駅係員への問い合わせはご遠慮ください。安全に配慮し、落ち着いて広告をご覧ください。
ピールオフカードの魅力:本音で企業を知る
このピールオフ広告の最大の特徴は、企業に対して社員・元社員が感じている「強み」と「弱み」をそのまま見える化していることです。
OpenWorkでは、待遇や知名度といったステータスではなく、「本当に自分に合っているか」「働きやすさややりがいはどうか」を情報の軸にしています。カード型求人票には、給与や福利厚生だけでなく、社風やワークライフバランス、成長環境、上司・同僚との関係性等もまとめられています。これは膨大な口コミデータをもとにしたもので、口コミや評価のリアリティに定評があります。
カードの裏側には、採用情報へのバーコードが記載されており、興味が湧いたらその場ですぐに企業情報を深掘りできます。
「自分に合う会社」とは何か――新しい考え方のきっかけに
就職や転職で「いい会社」を選ぶ際、多くの人は待遇や安定性、知名度などで企業を選びがちです。しかし、OpenWorkの調査によれば「待遇や知名度で選んだ会社が合わなかった」「次の転職では失敗したくない」、といった声が少なくありません。
本広告では、知名度などのフィルターを外し、企業の本質部分に焦点を当てています。昨今の日本社会では、働き方の多様化やライフスタイル重視の価値観が強まっています。そのため、「自分らしく働く」こと、そのためのマッチング支援がますます重要になっています。
OpenWorkが目指すのは、企業と転職者が互いの価値観や特徴をよりリアルに理解し合い、オープンな関係を築くことです。広告を通じて、一人ひとりが「自分に合う会社」とはどんなものか、考える契機にしてほしい――そんな願いが込められています。
16社が参加する理由―知名度や待遇ではなく「自分らしい選択」を支援
- 今回の広告には、OpenWorkで採用活動をしている16社が賛同・参加しています。企業側も、単なる条件比較やブランド力ではなく、“本音”での企業選びを重視した新しい採用広報活動の一環と捉えています。
- 広告に企業名は掲載されませんが、カードのスコアやチャートから「自分が重視したい価値観」や「合いそうな社風」を見つけられる設計なので、既存のイメージにとらわれず、ニュートラルな視点で選択ができます。
- この試みは、企業と個人のより良いマッチングを目指すOpenWorkならではの「ジョブマーケットの透明性」への挑戦でもあります。
健全な雇用環境の実現へ、OpenWorkの想い
近年、労働市場の透明性や健全な雇用環境の構築が強く求められています。OpenWorkは「企業をもっとオープンに」「ジョブマーケットの透明性を高めたい」との想いから、リアルな口コミデータを公開し続け、働く人も企業も互いをフラットな目線で知ることができる社会を目指しています。
透明な情報があれば、「待遇で選んだけど合わなかった」「転職で失敗した」というミスマッチを減らすことができます。今回の広告企画は、そうした課題に対する新しいアプローチの一つでもあります。
広告体験はどう活きる?現地での流れと今後
- 新宿駅メトロプロムナードを通る方々は、カード型求人票を手に取ることで、本音で語られる企業情報に直接触れることができます。従来のチラシやポスターとはひと味違った、参加体験型の求人広告です。
- カードの内容や掲示期間は予告なく変更されることもあるため、興味がある方は期間中なるべく早めに足を運ぶのがおすすめです。
- 今後この広告を通じて、企業と求職者の間に新しい気付きや「自分らしさ」に根ざした選択が広がることが期待されています。
まとめ:未来の会社選びに繋がる広告体験
今回のオープンワークによる新宿駅のピールオフ広告「いい会社って、なんだろう。」は、就職や転職を考えている人、現職で悩みのある人、さらには職場のあり方を見直したい企業にとっても大きな意義を持ちます。
カードを手に取るひとりひとりが、自分にとって「いい会社」とは何か、働く上で「譲れない価値」は何かを考えるきっかけとなるでしょう。それは、単に待遇や知名度ではなく、自分の人生に本当にフィットする職場を選ぶための出発点になるはずです。
OpenWorkは、これからもリアルな情報発信と健全な雇用環境づくりに貢献していくことでしょう。



