新感覚ドラマ『ドラドラ大作戦』誕生──武田玲奈が主演、舞台は生放送開始までの30分

テレビ朝日が挑戦する「まだ見ぬヒット」への新たな一歩

2025年11月22日(土)24時30分、テレビ朝日系で全く新しいコンセプトのドラマ枠「ドラドラ大作戦」がスタートします。舞台はテレビ局のスタジオ。生放送直前の慌ただしい時間に巻き起こる人間模様を、30分ワンカットのリアルな映像で描いたノンストップ群像劇です。初回放送が近づくにつれて、業界を超えて注目が集まっています。

企画の特徴〜「ドラドラ大作戦」は何が新しいのか?

  • 同じ30分間を、毎話異なる主人公の視点から描写。一つの出来事が多角的に見える仕組み。
  • ワンカット撮影による臨場感。編集による“ごまかし”が効かず、出演者やスタッフにかかる緊張感がそのまま映像に反映されます。
  • 脚本は緻密に計算されており、各登場人物の動作やタイミングがシーンごとに見事にシンクロする構成。
  • 生放送直前の「現場のリアル」を疑似体験できる刺激的なドラマ。

第1弾『生放送まで30分』のあらすじ

物語の舞台は、人気音楽番組「トーキング・ミュージック」の本番直前。現場は大混乱。AD不足、出演者の突然の要求、進行の遅延、失踪事件、大事な小道具の紛失など、次々とトラブルが発生します。時計の針は着実に本番開始へと進みますが、果たして無事に生放送を迎えることができるのか?

主要キャストと役どころ

  • 武田玲奈(中島美優役)

    若手ADで「テレビの仕事が夢」だったが、現実の過酷さに葛藤中。仲間が突然辞め、ADは自分1人だけに。現場を何とか回そうとするが、次々と降りかかる問題に翻弄される。今回の第1話主人公です。
  • 篠田麻里子(伊藤さおり役)

    女性アイドルグループ「エレメンツ」の敏腕マネージャー。出番の直前にメンバーから悩み相談や順番の変更依頼が相次ぎ、プロデューサーや演者との板挟みに。
  • 橋本淳(芥田役)

    スーツアクターで、とある“絶対に失くしてはいけない小道具”を紛失。責任を感じて現場を駆け回る。
  • 小沢和義(外山役)

    大御所演歌歌手。生放送を前に姿を消してしまい、スタッフたちを慌てさせる。
  • 濱津隆之

    インディーズ映画『カメラを止めるな!』で有名。独特な存在感で作品にリアリティを加える。

ワンカットの重圧と撮影現場の裏側

本作の最大の挑戦は「全編ワンカットでの撮影」です。編集でリカバーできないため、キャスト・スタッフ全員が失敗を恐れず現場の緊迫感に集中します。緻密なリハーサルと本番でのアドリブ力が問われ、まさに「舞台演劇」と「テレビドラマ」の境界線上にあるような新感覚の映像体験を実現します。

撮影に参加したスタッフは「武田さんが本物のADのようだ」と絶賛。細かな所作をリアルに表現し、視聴者を「現場のど真ん中」に引き込みます。

さらに、複数主人公の視点から同じ出来事を繰り返すことで、1度見たはずのシーンが別の角度から“違和感”として浮かび上がり、次のエピソードで「なるほど、こうだったのか」と謎が解ける構成になっています。

武田玲奈のコメントと作品への思い

主演の武田玲奈さんは、「視点を変えることで、複数のキャラクターが同じ場所にいるのに別の目的や感情で動いている。見ている方は『あれ?』と思うかもしれませんが、後からわかってすっきりできる構成にワクワクしました」と語りました。

また、「普段のドラマにはない不安定さや緊張感が持ち味。不安定さを恐れて安定した演技や演出に逃げると、この作品の良さが半減します。ギリギリまで攻めて挑戦することが作品全体のクオリティーを押し上げると感じています」と収録を振り返りました。

助演陣の奮闘と新たな人間ドラマ

  • 篠田麻里子さんは「アイドルマネージャーって華やかだけじゃなくて、本当に細かい所で葛藤やトラブルが絶えない」と語る。マネジメント業の苦労と現場のリアルに寄り添った役柄です。
  • 橋本淳さん・小沢和義さんも、普段は裏方として目立たない存在にスポットを当て、個々のドラマを新鮮な視点で描き出します。
  • 「1カット撮影=失敗できない」という極限の現場で、個性豊かなキャストが新たな境地に挑戦しています。

演出陣とスタッフへのインタビュー

「ワンカットの緊張感は尋常じゃない。でも、誰一人として守りに入らず、全員が攻めてくれた。これはもう、現場全体が生きていて、しびれるような感覚だった」と若手ディレクターが熱い思いを語っています。「リアルさ」「演劇的要素」「ドラマ性」すべてを高次元で融合させることを目指して制作されたとのことです。

『ドラドラ大作戦』視聴者へのメッセージと今後への期待

これまでにない“舞台的”な要素をテレビドラマに大胆に取り入れた本作。過酷な生放送現場のリアルを通して、「仕事のプレッシャー」「夢と現実の隔たり」など、多くの視聴者が共感できるテーマも盛り込みます。テレビ朝日では「まだ見ぬヒット作を発掘する」という旗印のもと、今後も未知の才能や物語を積極的に送り出していく方針です。

放送日時・番組情報

  • 番組名:ドラドラ大作戦『生放送まで30分』
  • 放送開始:2025年11月22日(土)24時30分~
  • 放送局:テレビ朝日系(※一部地域を除く)
  • 放送形態:毎週土曜放送、各回ワンカット・30分の生放送劇
  • 主な出演者:武田玲奈、篠田麻里子、橋本淳、小沢和義、濱津隆之

ファン・業界関係者からの期待の声

  • 「ワンカット撮影の緊張感と密度を体感したい」「ドラマの新たな可能性」などSNSや業界内でも期待が高まる
  • 初回放送前から話題性抜群で、スタートダッシュが注目されています。

2025年の冬、テレビ朝日は「見るだけのドラマ」から「体感するドラマ」へ。『ドラドラ大作戦』が、日本のドラマシーンに新たな風を吹き込みます。武田玲奈さんや豪華キャスト陣のリアルな熱演を、ぜひ自身の目で確かめてください。

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