有吉弘行の「有吉の壁」10周年SP開催!映画化も発表された『アドリブ大河』の全貌と、豪華ゲストたちの挑戦を徹底解説

「有吉の壁」10周年特別2時間スペシャルの開催

2025年11月19日、日本テレビ系列で人気バラエティ番組「有吉の壁」の10周年を記念した2時間スペシャルが放送されました。毎週水曜19時から放送されている本番組は、有吉弘行さんを「壁」とし、新世代を代表する芸人たちがさまざまな企画に体当たりで挑戦することでおなじみです。

今回のスペシャルでは、番組の中でも絶大な人気を誇る「アドリブ大河」、「一般人の壁」、「ブレイクアーティスト選手権」という3つの目玉企画が展開され、多くの視聴者を楽しませました。また、スペシャルゲストには、ダンス&ボーカルグループFANTASTICSから瀬口黎弥さんと中島颯太さん、さらに世界陸上で注目を浴びたハードル日本代表・中島ひとみさんも参戦し、バラエティの幅が広がりました

番組情報・出演者紹介

  • 放送日時:2025年11月19日(水)19:00~21:00
  • MC:有吉弘行
  • アシスタント:佐藤栞里
  • ゲスト:瀬口黎弥(FANTASTICS)、中島颯太(FANTASTICS)、中島ひとみ(ハードル日本代表)

企画1:「アドリブ大河」第3弾が映画村で撮影!

「有吉の壁」スペシャルの目玉企画の一つが、「アドリブ大河」第3弾です。この「アドリブ大河」とは、有吉さん自らが監督となり、芸人たちに即興アドリブで大河ドラマの演技を無茶ぶりし、その様子を撮影する人気コーナーです。

記念すべき第3弾は、京都・東映太秦映画村の時代劇セットで実施。歴史の息吹を感じる中、芸人たちが武将や町人などに扮し、「本気」で即興劇に挑みました。過去に大ヒット映画に出演した俳優陣も町人役としてサプライズで登場するなど、スケールの大きい演出が話題となりました

さらに有吉監督は、自身の忙しさから撮影シーンの一部(4シーン)しか自ら監督できず、残りの展開や演技については「壁芸人」に一任。配役は「今日の演技を観て決定する」という独特なオーディション制が導入され、一瞬たりとも目が離せない展開になりました。

「アドリブ大河」映画化でさらに話題沸騰

11月19日のスペシャル番組放送内で、「アドリブ大河」映画化のサプライズ発表もありました。タイトルは『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』。2026年1月16日から3週間限定で全国の劇場公開が決定し、まさに「有吉の壁」10周年の集大成にふさわしいイベントとなっています

映画の内容は、番組の人気コーナーそのままに、壁芸人たちがアドリブで歴史ドラマ「面白城の18人」を熱演。主役はオーディション形式で決定され、「とにかく明るい安村」さんと「蛙亭」イワクラさんが抜群のパフォーマンスで抜擢されました。有吉監督は「国宝を越えます」と自信満々にコメントし、その強い意気込みでファンからも高い期待が寄せられています。

劇場版の制作発表の様子、そして収録現場となった東映太秦映画村での舞台裏も番組内で詳しく紹介され、大きな話題となりました。

企画2:「一般人の壁」~茨城県・利根町のおもしろ住民が集合~

「一般人の壁を越えろ!おもしろ利根町の人選手権」では、芸人たちが茨城県利根町の一般住民になりきり、有吉さんをはじめ番組スタッフ・視聴者の笑いを誘いました。地元住民270名以上も収録に参加し、賑やかな町全体が一体となったロケが実現。芸人たちは地元ならではのキャラクターや日常に密着した設定で挑み、「本物の住民」に完璧に紛れることで笑いを生み出します

利根町で展開されたこの企画は、普段とは違う「リアルな生活感」「地域愛」、そこに芸人独自の視点とアレンジが加わり、地域とテレビが一体となったユニークな時間となりました。

企画3:「ブレイクアーティスト選手権」の魅力

番組恒例の人気企画「ブレイクアーティスト選手権」もスペシャルで開催。芸人たちが“今旬の音楽アーティストになりきり”、独自の世界観やパフォーマンスで爆笑を誘います。彼らが披露する楽曲やパフォーマンスは一見奇抜ですが、その完成度の高さと笑いのセンスで強烈なインパクトを残し、実際にSNSやネット上でも一時的に“本物の新星アーティスト”と勘違いする声が相次ぐ現象になっています

視聴者からは「クオリティが高すぎる!」「新曲だけでもCD化してほしい」といった声が多数寄せられています。

豪華ゲスト参戦の意味

スペシャル回にはFANTASTICSから瀬口黎弥さんと中島颯太さん、さらにハードル日本代表の中島ひとみさんも出演。それぞれが芸人チームと共演し、バラエティの経験とは異なる現場でリアルなリアクションやパフォーマンスを見せ、番組ファンのみならず各界のファンにも大きな注目を集めました。このような異業種コラボレーションが「有吉の壁」の大きな魅力の一つとなっています

「有吉の壁」のこれまでと今後

「有吉の壁」は2015年のスタート以来、有吉弘行さんが「面白い」と認めた芸人たちが挑戦し、斬新なアイデアとリアルな空気感で多くの視聴者を魅了してきました。時代や流行を敏感に捉えつつ、若手~中堅芸人の活躍の場としても機能。これまで数多くのブレイク芸人や名場面を生み出し、バラエティ界の新たなスタンダードとなっています。

今後は映画化をきっかけに、番組の勢いはさらに加速することでしょう。劇場版では、これまで積み上げられた“アドリブ大河”の世界を、より大きなスケールと新たな演出で体感できるため、新規・既存ファンともに必見の内容です。

またスペシャル内でも「次回は12月10日に“有壁隊”キャストオーディションを実施」と予告されるなど、今後の展開も話題を呼んでいます

まとめ:日本のお笑い文化と地域、異業種コラボを結ぶ「有吉の壁」

今回の10周年スペシャルと劇場版映画発表は、有吉弘行さんの柔軟な発想と、笑いに本気で向き合う芸人・スタッフたちの熱意が奇跡のような化学反応を起こして生まれたものです。笑いと感動、地域振興や社会連携までつなぐ「有吉の壁」が今後どのような進化を遂げるのか、多くの視聴者が注目しています。

これからも「壁」を越え続ける芸人たちの活躍、そしてアドリブと挑戦の集大成となる劇場版の成功に期待が集まります。

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