レブロン・ジェームズ、NBA史上初の「23シーズン目」伝説が始動――レイカーズvsジャズで歴史的デビュー

レブロン・ジェームズ、感動の23シーズン目開幕

ロサンゼルス・レイカーズのレジェンド、レブロン・ジェームズが2025年11月18日、NBA史上初となるキャリア23シーズン目の試合出場という歴史的快挙を成し遂げました。舞台となったのはロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナでのユタ・ジャズ戦。この瞬間を多くのファンが待ち望み、世界中のバスケットボールファンが注目しました。

怪我からの復帰――最後まで望みを捨てなかった王者

レブロンは今季開幕前から坐骨神経痛に悩まされていました。プレシーズンとキャンプは全休となり、シーズン最初の約1か月(14試合)を欠場。キャリア初めて、開幕戦をベンチから見守ることになりました。しかし、慎重なリハビリと調整の末、コーチ陣やメディカルスタッフと協力し、ついにチーム練習に復帰。試合当日に最終的なコンディションチェック(プロトコル)をクリアし、本試合での出場が決定しました。

NBAが誇る「不屈のキング」――41歳を前に新たな伝説

  • NBA最長キャリア:これまでのシーズン最多記録(ビンス・カーターの22シーズン)を抜き、レブロンが初めて23シーズン目に突入。
  • 現役最年長スター:41歳を迎える直前。昨季も70試合に出場し、平均24.4得点 7.8リバウンド 8.2アシストという驚異的な成績を維持。
  • 今季はルカ・ドンチッチオースティン・リーブス八村塁ディアンドレ・エイトンなど若手・新戦力と共演。レブロン自身、「どんなチームにもフィットできる」「何でもできる自信がある」と語っています。

レイカーズのチーム状況と勝利への期待

レイカーズは今季開幕から10勝4敗と好スタート。レブロン不在の期間、ドンチッチとリーブスがチームを牽引し、八村や新加入組も活躍。怪我人が相次ぐ中でも粘り強い戦いを見せました。
レブロンが加わることで攻守に厚みが増し、今後のシーズンへの期待がさらに高まります。

レブロン・ジェームズの数々の記録と功績

  • 通算得点・出場時間:NBAで複数部門において歴代最多記録保持者。
  • レイカーズ加入後の試合で勝率59.1%、レブロン欠場時は41.8%という大きな影響力を持つ。
  • 昨季はオールスターオールNBAセカンドチーム選出。MVP投票でも6位にランクイン。
  • 2025-26年シーズンは5260万ドル(約76億円)の契約金を得る予定。

ジャズ戦でのデビュー――ファンへのメッセージ

レブロンはジャズ戦で堂々のスターターとしてコートに立ちました。ベテランでありながら流れるようなボール運びと広い視野、高いバスケIQは健在でした。試合後、「今までどのチームでもポジションにこだわらずプレーしてきた自信がある。どこでもフィットできるし、何でもできる」とコメント。

NBAとバスケットボール界への貢献――その偉大なる足跡

  • 社会貢献活動や教育支援にも力を入れ、バスケットボールを超えて世界中にインパクトを与える存在。
  • 若手選手への刺激やロールモデルとしても高く評価され続ける。
  • その「キング」像は観客・同僚からリスペクトされています。

これからのシーズンへ――新たな挑戦の幕開け

23年目という前人未踏の挑戦は、レブロンにとってもファンにとっても「第二章」のような瞬間です。体力的な限界や怪我とも戦いながら、バスケットボールへの情熱を燃やし続けるレブロン。今後どのような記録が生まれるのか、どんなプレーで観客を驚かせてくれるのか、目が離せません。

まとめ:NBAの歴史を塗り替え続ける「キング」レブロン

レブロン・ジェームズのNBA23シーズン目デビューは、単なる通過点ではなく、バスケットボール史の新しいページそのもの。高齢でも第一線で活躍し続ける姿は、年齢や限界の概念そのものに挑むものです。今季のレイカーズ、“キング”の新たな伝説とともに、その後のNBAの軌跡を注視していきましょう。

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