しし座流星群が2025年11月18日に極大!夜空を彩る流星のベスト観測法と最新情報

しし座流星群とは?

しし座流星群は、毎年11月中旬に活動が活発になる流星群で、母天体はテンペル・タットル彗星です。
しし座の方向から流星が飛び出してくるように見えることからこの名前がつきました。
特に過去には1999年や2001年の「流星雨」と呼ばれるほどの大量出現でも大きな話題となりましたが、近年は例年1時間あたり数個から十数個という控えめな出現数が続いています。

2025年の活動ピークと観測できる時間帯

2025年のしし座流星群の極大(最も多く流星が見られるピーク)は、11月18日午前3時ごろと予想されています。
観測に最も適しているのは、11月17日深夜23時ごろから18日明け方まで。
流星が飛び出してくる「放射点」が昇り始めるのが日付が変わる前後、放射点が高く昇るにつれて流星の出現数が増えていきます。
未明から明け方が特におすすめの観測タイムです。

また、日本全国で観測できますが、特に太平洋側の地域は天候条件が良好な可能性が高く、観察には好適なエリアとして注目されています。

今年の見どころと予想される流星数

2025年のしし座流星群は、近年よりもやや活発な活動が予想され、1時間あたり5〜15個程度の流星が見られる可能性があります。
特に夜空に明るい筋を残す「火球」と呼ばれる明るい流星も報告される年で、見逃せません。

さらに今年は新月に近く、月明かりの影響が非常に小さいため、観測条件はここ数年で最も良いとされています。
月が昇り始めるのは午前4時ごろで、しかも細い月なので、流星観測にとって邪魔になることはほとんどありません。

どの方角を見ればいい?

しし座流星群の「放射点」はしし座の方向、すなわち東の空に位置しています。
しかし、流星は放射点から放射状に夜空全体に現れるため、夜空をできるだけ広く眺めるのがポイントです。
方角に強くこだわる必要はなく、むしろ月と反対方向や街明かりの少ない方を視野に入れると、より流星が見やすくなります。

  • 観測地点は東〜南東の空がなるべく開けていて、周囲に街明かりが少ない場所がおすすめです。
  • 双眼鏡や望遠鏡よりも、肉眼で夜空全体をゆったり眺めるのが最適です。
  • 観察ポイントには、地面にレジャーシートや椅子を用意し、長時間リラックスして夜空を仰げるようにしましょう。

流星の見つけ方と観察のコツ

  • できるだけ暗い場所を選び、街灯や車のライトから離れるのが理想です。
  • 目を暗さに慣らすため、最低でも10分ほどはスマートフォンや強い光源を見ないようにしましょう。
  • 空全体をぼんやりと眺めるように集中し、放射点や月の位置にこだわらず視野を広く持ちましょう。
  • 流星群はときどき明るい流星痕(流星が通った跡)が見られることもあり、これは特に感動的な瞬間です。

また、観測には寒さ対策が必須です。11月の夜間は冷え込みますので、温かい服装や毛布、温かい飲み物を準備すると快適に星空観賞が楽しめます。

観測時の注意点

  • 安全な場所を選んでください。夜間の野外活動になりますので、道路や崖の近く、危険な場所での観測は避けてください。
  • 複数人で観測する場合は静かに楽しみましょう。夜の自然を大切にし、他の観測者や近隣住民にも配慮しましょう。
  • ゴミの持ち帰りや、自然環境を乱さないようにすることも大切です。

しし座流星群の歴史と特徴

しし座流星群は、約33年周期で母天体テンペル・タットル彗星が太陽に近づくタイミングで流星雨(1時間に数百~数千個)のような大出現を見せることもあります。
近年はその大規模な活動は見られていませんが、過去には1999年や2001年に日本でも大きな話題となるほど多くの流星が出現しました。
通常年は1時間あたり数個~十数個の“控えめ”流星群ですが、その分、ひとつでも大きな流星が現れたときの感動はひとしおです。

特徴として、流星痕(流星の通った跡が数秒~数十秒、空に残る現象)がしし座流星群では比較的よく見られる傾向にあります。
また、時には非常に明るい流星(火球)が観測されることもあり、根強いファンが多い流星群です。

今年の流星群観測と共演する天体たち

2025年は11月のしし座流星群に加え、12月中旬の「ふたご座流星群」も好条件が期待されており、天体観測ファンには充実したシーズンとなっています。
また、今年の極大時には一部高緯度地域でオーロラの出現が重なる可能性もあると報告されており(NOAA予測)、運が良ければダブルの天文ショーを楽しめるかもしれません。

まとめ

2025年11月18日、しし座流星群が活動のピークを迎えます。今年は月明かりの影響が小さく、やや活発な活動が予想され、観測には絶好のチャンスです。
深夜から明け方、特に太平洋側で晴天が期待されるエリアで、友人や家族と一緒に夜空を広く眺めながら、壮麗な宇宙の奇跡を体験してみてください。
「見えたらラッキー」くらいのおおらかな気持ちで、長い夜を穏やかに星と語らいましょう。
防寒&安全対策も忘れずに!

参考元