ステフィン・カリーが圧巻の46得点!2025年11月14日ウォリアーズ対スパーズ戦を徹底解説

ウォリアーズ対スパーズ、注目のNBAカップ戦が開催

2025年11月14日、現地時間19:30からサンアントニオ・スパーズのホームアリーナで、ゴールデンステイト・ウォリアーズサンアントニオ・スパーズの注目カードが開催されました。この試合はNBAカップのグループC屈指の激戦として、大変大きな注目を集めました。

序盤:スパーズの完璧な立ち上がり

試合開始からスパーズは、エナジー全開のフィジカルなディフェンスでウォリアーズのオフェンスを徹底的に封じました。特にキャッスルは、ステフィン・カリーへのフェイスガードで素晴らしい働きを見せ、ウォリアーズの得点を1クォーターで14点に抑えるなど理想的な立ち上がりとなりました。ウェンバンヤマもインサイドでの優位性を発揮し、ベンチメンバーの活躍も相まって、スパーズが主導権を握りました。1Q終了時点でスパーズは14点のリードを奪っています。

ウォリアーズ反撃へ:カリーが主役となる展開

2Qに入ってもスパーズ有利は続きましたが、キャッスルがファウルトラブルでベンチへ下がると流れが一変。ウォリアーズはベテランらしい冷静な試合運びで差を詰めます。カリーを中心にミドルやドライブも織り交ぜたオフェンスを展開し、一気に前半終了時には7点差まで詰め寄りました。

そして3Qにはカリーが驚異的な爆発力を見せ、ステップバックやトランジション、ピックプレーなどあらゆるシーンで得点を量産。クォーター単体でウォリアーズは43点を獲得し、試合の主導権を完全に取り戻しました。

試合終盤の攻防:若いスパーズの粘りとベテランウォリアーズの巧みさ

試合終盤、スパーズは最後まで諦めず、若さとハングリー精神でカムバックを試みます。1点差まで詰め寄る粘りも見せましたが、肝心な場面でリバウンドを逃し、オープン3ポイントも決まらず、惜しくも勝利には届きませんでした。カリーを中心としたウォリアーズの巧みな試合運びと、ビッグマンを外に引き出すオフェンスがスパーズの守備を攻略。最終的にはウォリアーズが勝利を収めました。

ステフィン・カリー、今季2度目の40得点超えの偉業

この試合でもっとも強烈な存在感を放ったのがウォリアーズのステフィン・カリー。34分の出場で46得点5リバウンド5アシストという圧倒的な成績を記録しました。3ポイントシュートは16本中5本成功と前半不振もありましたが、インサイドの積極的な攻めやファウルを誘う老獪なプレーも光りました。フィールドゴール成功率16/25という高い数値で、若いスパーズ守備陣を翻弄しました。

カリーの試合後インタビューでは「良いシュートチャンスを作れていたから焦ることなくアグレッシブに攻め続けるだけだった」と冷静なコメントも見受けられ、キャリア通算の強さとリーダーシップを十分に発揮したと言えるでしょう。

ウェンバンヤマ&キャッスルの若い力にも注目

スパーズのヴィクター・ウェンバンヤマステフォン・キャッスルもこの試合で躍動しました。ウェンバンヤマはシュート確率も悪くなく、オフェンス面では一定の存在感を示しましたが、チーム全体でターンオーバーの多さ(ウェンバンヤマ8個、キャッスル6個等)が勝敗に大きく影響した点は課題です。
若手中心のスパーズは、ウォリアーズのベテラン勢との経験値の差も痛感した部分がありましたが、今後の成長に期待がかかります。

ファン交流:カリーと観客の温かなエピソード

試合後の短いミート&グリートで、ステフィン・カリーはファンとの交流にも心を配る場面がありました。カリーが登場すると熱狂的なファンの女性が思わず興奮しすぎて過呼吸になりかける様子が見られ、カリー自身が「大丈夫?」と気遣う温かな対応を見せて話題となりました。現場の雰囲気やカリーの人気の高さがよくわかる印象的なワンシーンでした。

NBAカップのグループ成績と今後の注目ポイント

  • スパーズは11月14日時点で8勝3敗とウェスタン・カンファレンス上位で好調を維持
  • ウォリアーズは同日時点で7勝6敗、グループCでの生き残りをかけて躍進中
  • グループ内順位は毎試合ごとに変動が激しく、次戦の直接対決も大注目
  • 若いスパーズとベテランウォリアーズの構造は今シーズン注目のトピック

視聴方法:NBAカップを無料で楽しむ

本試合をはじめ、NBAカップは公式サイトや一部動画配信サービスを通じて無料生配信も行われています。事前登録や会員登録なしで楽しめるサービスもあり、バスケットボールファンには嬉しい展開です。

まとめ:次世代スター誕生への期待とベテランの底力

  • この試合は、若いスパーズが序盤に主導権を握り、ウェンバンヤマやキャッスルの飛躍が光る場面が多く見られました
  • 一方で、ステフィン・カリー率いるウォリアーズが経験値と爆発力で逆転勝利を飾り、「成長途中の若いチームが経験する典型的な負け方」となりました
  • NBAカップのグループ突破へ向け、両チームの今後の戦いにもぜひ注目しましょう

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