スカイマーク神戸就航20周年――地域と共に歩む空の20年
はじめに――神戸空港とスカイマークの節目
2025年11月12日、スカイマークは神戸空港への就航から20周年を迎えました。2006年2月16日、神戸空港の開港と同時に、羽田と神戸を結ぶ路線をスタートしたスカイマーク。そこから20年間、地域の皆さまと共に神戸空港を拠点とした運航を続け、今や西日本における基幹空港として知られるようになりました。
20周年記念キャンペーンと特設サイト
就航20周年を記念し、スカイマークは特設ページを開設。これまで応援してくださった多くの利用者のみなさまに感謝を伝えるとともに、記念企画やさまざまなキャンペーンを実施しています。特設ページではこれまでの歩みを振り返り、神戸空港や周辺地域の新たな魅力も発信。キャンペーン内容は順次公開され、地域一丸となった祝福ムードが高まっています。
- 特設ページで20周年記念ロゴを公開。神戸ポートタワーや空を飛ぶ機体が描かれています。
- 神戸空港発着便利用者対象の限定グッズや抽選プレゼントなど多彩な企画が展開中です。
- 淡路島との連携宿泊キャンペーンなど、地域全体で祝う取り組みも。
神戸から広がるネットワーク――9都市への路線展開
スカイマークは、2006年の羽田-神戸線1日7往復から始まり、路線規模の拡大を続けてきました。2025年冬ダイヤでは神戸空港と全国9都市プラス乗継奄美大島を結ぶ「西の拠点」として1日最大26往復を運航。就航都市は羽田、札幌(新千歳)、仙台、茨城、長崎、鹿児島、那覇、宮古(下地島)、奄美大島まで広がりました。
- 羽田線は開港以来続く主力路線。
- 各路線の増便により、観光やビジネス利用者のニーズに柔軟に対応。
- 神戸空港発の便数は拡大を続け、2025年度冬ダイヤでは1日最大26往復。
- 鹿児島で乗継奄美大島が可能となり、離島連携も強化。
また、2025年度夏ダイヤでは神戸=鹿児島線が2往復から3往復へ増便され、ビジネスや観光での利用にさらなる利便性がもたらされています。
国際チャーター便も開始――神戸から台湾へ
2025年10月、神戸空港初となる日本航空会社の国際チャーター便がスカイマークによって就航しました。新たな展開として、神戸―台北(桃園)間を結ぶチャーター便が7日間にわたり運航され、今後の国際定期便再開に向けた取り組みにも繋がっています。このチャーター便はBoeing 737-800型機(177席)で運航され、販売は複数の旅行会社が担当しました。
- 神戸⇔台北(桃園)間の国際チャーター便が2025年10月4日から10日まで運航。
- 「神戸空港国際化推進」の取り組みとして地域活性化に貢献。
- エバー航空・スターラックス航空も同路線を運航、タイガーエア台湾の参入検討も。
写真で振り返る――記念すべき瞬間
この20年間、多くの記念すべき瞬間が写真としても記録されています。2025年10月27日に羽田空港で撮影された日本航空 Boeing 737-800 JA342Jや、2025年11月11日新千歳空港で撮影されたスカイマーク Boeing 737-800 JA737Xがその一例です。これらの写真からは、各空港を舞台に日々飛び交う機体の姿、都市間を繋ぐ空の要としてのスカイマークの活躍を見ることができます。
- 全国主要空港で撮影された機体が、ネットワークの広がりと日々の運航の確かさを象徴。
- 記念機材やキャンペーン仕様の特別塗装機も話題となっています。
地域との共創――神戸空港の発展と利用者5,000万人突破
開港から15年10カ月で利用者が4,000万人を突破し、2025年には5,000万人を超え、そのうち3,000万人以上がスカイマーク利用者という実績も示されています。神戸市は空港の国際化や利便性向上を目指し、スカイマークは西日本の交通拠点として地域社会の活力を支えています。
- 神戸空港の利用者急増に貢献し、西日本の航空交通を牽引。
- 地域イベントや産学連携、マラソン大会協賛など、広範なコミュニティ活動も展開。
20年を経て、これからのスカイマークと神戸空港
スカイマークは、「安全・高品質運航」「シンプルで心のこもったサービス」「身近な運賃」をモットーに、JCSI(顧客満足度指数)交通部門で4度の首位を獲得しています。神戸空港を基軸とした運航体制は、国内の発着・利便性だけでなく、国際路線への展望も持つようになりました。利用者への感謝と新たなチャレンジの意欲をもって、これからの20年も地域の空を担っていくことでしょう。
- 2026年以降も地域と連携し、多世代の利用に応えるサービスを展開。
- 国際線拡充や路線増便が期待され、より多様な空の利用を支える役割に。
まとめ――「これからも、神戸の空とともに」
20年の節目、スカイマークは神戸空港の空の玄関として地域に根ざしながら、未来への新たな一歩を踏み出しています。利用者・地域・社会――すべての人々と共にこれからの神戸空港、そして日本の空へ発展していくスカイマークの姿が、今非常に注目されています。




