キッザニア東京に「マンション建設現場」パビリオンがオープン!子どもたちがマンション技術者の仕事を体験
大手建設企業の長谷工コーポレーションが、子どもの職業・社会体験施設「キッザニア東京」に新しいパビリオンをオープンさせることが発表されました。2025年12月3日(水)16時にオープンする「マンション建設現場」パビリオンでは、子どもたちが実際のマンション建設や管理の仕事を体験できます。
長谷工がキッザニアにオフィシャルスポンサーとして出展
長谷工コーポレーション(東京都港区)とキッザニアを運営するKCJ GROUP株式会社が、この新しいパビリオンの開設を発表しました。長谷工がオフィシャルスポンサーとなることで、子どもたちに本物のマンション建設技術や管理技術を学ぶ機会を提供します。
長谷工グループは、1969年からマンション建設を手がけており、施工累計72万戸、管理戸数が44万戸を超える豊富な実績を持つ企業です。同グループは「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する」という企業理念のもと、マンションを中心とした事業を展開しています。
子どもたちが体験できる3種類の仕事
「マンション建設現場」パビリオンでは、子どもたちが以下の3種類の仕事に取り組むことができます。
1. マンション管理技術者(排水管の点検・外壁の修繕)
子どもたちは安全帯を装着して足場に登り、高所での点検・メンテナンスに挑戦します。排水管の点検や外壁の修繕を通じて、マンションを安全・快適に維持するためのメンテナンスの重要性を学べます。この体験では身長120センチ以上という制限があります。
2. マンション建設技術者(エントランス工事)
エントランスの床や壁をデザイン通りに仕上げていく工程を体験します。仲間と協力しながら作業を進めることで、ものづくりの楽しさやチームワークの大切さを実感できます。
これらの体験を通じて、子どもたちはマンションが完成するまでのプロセスを理解し、建物を安全・快適に維持するためにはどのような技術と工夫が必要かを学ぶことができるのです。
体験の詳細情報
パビリオンでの体験時間は約30分間です。参加した子どもたちには、キッザニア内通貨である「キッゾ」10キッゾが支給されます。また、成果物としてベルト付きカラビナを持ち帰ることができます。
対象年齢は身長120センチ以上となっており、安全面を考慮した設定がされています。参加には施設のチケットと予約枠が必要となります。
マンション業界にとって大きな意味を持つ出展
実は、キッザニア東京には以前「住宅建築現場」というパビリオンがありましたが、現在は営業を終了しています。そのため、今回の「マンション建設現場」パビリオンは、住宅系の体験が復活する重要なパビリオンとして、多くの親子から期待されています。
長谷工とKCJ GROUPは、このパビリオンでの体験を通じて、子どもたちが「住む人を想う」マンションづくりのこだわりや技術に触れることで、ものづくりの面白さやチームワークの大切さを知るきっかけになることを願っています。
キッザニアについて
キッザニアは、3歳から15歳までの子どもたちが職業・社会体験をできる施設です。実社会の約3分の2サイズの街並みに、実在する企業が出展するパビリオンが立ち並んでいます。「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を合わせた「エデュテインメント」というコンセプトのもと、子どもたちが社会の仕組みを遊びながら学べる施設として知られています。
現在、キッザニアは東京、甲子園、福岡の3つの施設で運営されており、多くの子どもたちと保護者に愛されています。
長谷工グループの今後の展望
長谷工グループは、2025年4月より新たな中期経営計画「HASEKO Evolution Plan」を開始しています。この計画では、「建設事業」「不動産事業」「管理運営事業」の3つの分野が連携し、それぞれを進化させることで、「住まい」と「暮らし」のリーディングカンパニーとして、持続的な成長と企業価値向上を実現することを目指しています。
今回のキッザニアへの出展は、こうした経営方針のもと、次世代の子どもたちにマンション建設・管理の重要性と魅力を伝えるための重要な取り組みといえるでしょう。
12月3日の開設に向けて
2025年12月3日(水)16時のオープンに向けて、多くの子どもたちや保護者からの期待が高まっています。新しいパビリオンでの体験を通じて、子どもたちがマンション建設業界に関心を持ち、ものづくりの面白さを発見する機会になることが期待されています。
キッザニア東京を訪れる際には、ぜひこの新しい「マンション建設現場」パビリオンを体験してみてください。




