国民民主党榛葉賀津也幹事長、熊本で街頭演説―衆議院選挙準備と長射程ミサイル政策を語る

2025年11月8日、国民民主党の幹事長・榛葉賀津也氏が熊本県内で街頭演説を行いました。幹事長は、次期衆議院選挙に向けて熊本県内の小選挙区で候補者擁立の準備を進める方針を明らかにするとともに、地域住民の安全と安心に直結する長射程ミサイル配備の問題について、自らの見解と今後の政策の方向性を丁寧に説明しました。街頭演説やタウンミーティングでは、多くの市民が集まり、活発な意見や質問が交わされるなど、熊本の地域課題に直接関わる大切な機会となりました。

衆議院選挙熊本小選挙区への候補者擁立準備―地域に根ざした政策を目指して

榛葉幹事長は演説の冒頭、「熊本の未来をより良くするため、衆議院選挙で地元小選挙区から国民民主党の声を届けたい」と意気込みを述べました。地元有権者と向き合う姿勢は、政治への信頼感を回復するために重要と強調されました。熊本県は豊かな自然と伝統、そして活気ある産業がありますが、地域固有の課題も多く抱えています。榛葉幹事長は「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場を大切にしながら、現実的で偏りのない政策づくりに活かしていきたいとの考えも示しました。

  • 熊本県内小選挙区で候補者擁立を準備
  • 「地域の声を国政へ」を掲げる
  • 生活者・働く人の視点から現実的な政策実現を目指す

さらに、国民民主党は他党との柔軟な連携や政策共闘も視野に入れており、従来の野党の枠にとらわれず、地域の課題解決を最優先に対応していくことを述べました。榛葉幹事長は「熊本の皆さまと絆を深め、停滞する日本を動かしていきたい」と訴えました。

長射程ミサイル配備―住民理解と安全確保への努力

もう一つの大きな話題は、国防政策に関わる長射程ミサイルの配備問題についてです。榛葉幹事長は、「日本を守るために必要な防衛力強化は国の責任だが、地域住民の理解と納得なしに進めるべきではない」とし、「住民への丁寧な説明を進め、理解を得る努力が不可欠だ」と強調しました。熊本県でもミサイル配備計画が一部報道で議論されている点について、幹事長自身が忌憚なく意見交換する姿勢を示しました。

  • 国防政策として長射程ミサイル配備の必要性を認識
  • 熊本など配備候補地住民への理解と安心確保を最優先
  • 説明責任を持ち、対話を重ねて不安の軽減に努める

榛葉幹事長は、「安全保障と住民の安心は両立するものでなければならない。情報開示を徹底し、住民の声に耳を傾けることが、地域からの信任につながる」と語りました。また、防衛装備の配備が地域の生活や環境に与える影響への懸念についても、市民の皆さんの意見をもとに政策に反映する旨を明言しました。

熊本での街頭演説・タウンミーティング―市民参加型の政治へ

今回の演説では、市民一人ひとりが政治参加しやすい町づくりの重要性にも触れました。国民民主党熊本県連は、定期的にタウンミーティングを開催し、有権者と政治家が直接交流する場を設けています。榛葉幹事長は「熊本の未来を決めるのは、ここに暮らす皆さんだ」と呼びかけ、地域の声や課題を国政に徹底的に届けることを約束しました。

  • 街頭演説とタウンミーティングで市民の声を集める
  • 有権者からの質問や意見に直接対応
  • 「この国の政治を良くしたい」という思いを熊本の皆様と共有

演説に参加した市民からは、「これまでの政治にはない現場感を感じる」「自分たちの生活に寄り添った提案が嬉しい」といった声が寄せられました。政治と距離を感じてきた有権者にも前向きな雰囲気が広がっています。

国民民主党の熊本県連活動と今後の展望

国民民主党熊本県総支部連合会は、「納税者」「消費者」「働く者」に寄り添った現実的な政治を掲げ、県民の生活・雇用を守ろうとする姿勢を大切にしています。今後も党本部および熊本県内で街頭演説や政策説明、意見交換の場が継続して設けられます。

  • 熊本県連を中心に地域密着型政策の強化
  • 将来の衆議院選挙に向けた候補者発掘・育成
  • 有権者との対話量の増加と政策説明会の定期開催

榛葉幹事長は熊本の活動に参加したことで、「現場のリアルな声を聞く重要性を、改めて胸に刻むことができた」と述べており、国民民主党として引き続き熊本県民の期待に応える姿勢を強調しました。

政策本位の政党運営―「正直」「偏らない」「現実的」な政治へ

国民民主党は、「政策本位で協力できる政党とは与野党を問わず連携し、時には従来の野党の常識にとらわれない国会対応を行う」ことも今後の方針として明確化しています。選挙戦においては、経済政策だけでなく、若い世代や子育て世帯への支援など幅広い分野で公約を打ち出してきました。

  • 「手取りを増やす政治」など暮らし密着型の政策を展開
  • 子育て支援、税制改革、雇用の安定化に重点
  • 地域防災力の強化や災害対策も重点テーマ

熊本県における衆議院選挙準備も、こうした幅広い政策分野を土台に進められており、榛葉幹事長は「熊本発の声を全国に伝えていきたい」とこれからの活動への意欲をみせています。

おわりに―熊本から始まる新しい政治のかたち

今回の街頭演説は、衆議院選挙への地元候補者擁立、長射程ミサイルの配備に対する住民理解への努力、そして有権者主体の政治参加といったテーマで構成され、熊本の地域社会と国政の橋渡し役を果たそうとする国民民主党榛葉幹事長の姿勢が鮮明に示されました。熊本から発信される住民との対話、新しい政治のかたちが今後日本全体に広がっていくことが期待されています。
今後も国民民主党熊本県連は、地域に根ざした政策の推進、有権者との継続的な対話の場づくりに力を注いでいきます。

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