高杉真宙が熱演する”佐木隆二郎”に涙と共感――日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』快進撃の舞台裏

話題沸騰の新ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』とは

『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系、毎週日曜21時)は、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真の同名小説を原作に、競馬界を舞台とした壮大な家族ドラマです。主人公・栗須栄治を妻夫木聡さん、馬主の山王耕造を佐藤浩市さんが熱演し、そのほか松本若菜さん、沢村一樹さん、黒木瞳さん、小泉孝太郎さん、安藤政信さんら豪華キャストが脇を固めます。そして、高杉真宙さんが演じる金髪のジョッキー・佐木隆二郎が、物語の中核を大きく動かす重要人物として登場し、今最も視聴者の注目を集めています。

高杉真宙の新境地――ジョッキー・佐木隆二郎役が話題

  • 高杉真宙さんは、岩手競馬所属のジョッキー・佐木隆二郎役で初登場。中央競馬への移籍や過去のトラブル、そして天才的な手腕という複雑なキャラクターをリアルに体現しています。
  • SNS上では「ジョッキー姿、カッコよかった」「馬に話しかける表情が素敵」と絶賛の声が殺到。「本当に騎手に見える」というリアリティも話題に。
  • 佐木は、警戒心が強く誰も手が付けられなかった競走馬・ロイヤルホープと出会い、栗須(妻夫木聡)や調教師の広中(安藤政信)に説得されて騎乗を決心。初レースからその才能を発揮します。

第4話で明かされた“佐木隆二郎”のドラマ

第4話(11月2日放送)では、佐木隆二郎が栗須たちの熱い想いに触れ、中央競馬への移籍を決意。警戒心の強いサラブレッド・ロイヤルホープと共にデビュー戦に臨み、見事1位を獲得します。佐木のジョッキーとしての葛藤、父親の激励、困難を乗り越えた奇跡――視聴者からは「涙が止まらない」「心が震えた」といったコメントが続々と寄せられました。

ドラマを盛り上げるキャストたちの絆と役柄

  • 山王耕造(佐藤浩市):競馬事業に情熱を燃やす実業家。
  • 栗須栄治(妻夫木聡):元税理士。耕造のパートナーとして馬主の夢に寄り添い続ける。
  • 野崎加奈子(松本若菜):競走馬の生産牧場を営み、馬を深く愛する。
  • 椎名善弘(沢村一樹):耕造の宿命的なライバル。
  • 広中(安藤政信):調教師として、馬と人の間を繋げる役割に奮闘。
  • 佐木隆二郎(高杉真宙):地方から中央へ、才能と葛藤を秘めた注目の騎手。

さらに第4話以降では、目黒蓮さん演じる耕一が登場。これまで謎とされていた“重要人物の正体”が明かされ、ドラマの急展開へと繋がっていきます。

競馬を巡る人間ドラマと家族の絆

ドラマの魅力の一つは、「人間と馬」の20年にわたる絆と成長を丁寧に描いている点です。栗須耕造たちが、勝つこと以上に“夢を追い続ける意味”や“家族のあり方”を問う姿が印象的です。
また、競走馬の育成やジョッキーの過酷な現実もリアルに映し出されており、競馬ファンはもちろん、家族や夢に悩む全ての人に深い共感を呼んでいます。

“ロイヤルホープ”と歩んだ奇跡のストーリー

物語の重要な軸となるのは、ロイヤルヒューマン社が購入した1億円のサラブレッド「ロイヤルホープ」です。警戒心が強くトラブルメーカーと評されたロイヤルホープに対し、佐木隆二郎は独自の方法で信頼関係を築き上げます。彼のやさしさと諦めない心が、チームに新たな希望をもたらし、日本ダービー出場への夢を現実のものにしていく過程は、まるで本当のドキュメンタリーのような感動があります。

SNSでの反響とキャストへの称賛

  • 高杉真宙さん演じる佐木については、「演技力はもちろん、馬へのまなざしや騎手としてのいでたちがリアル」と話題に。
  • Snow Man目黒蓮さんも、“あたたかい人柄の人気俳優”として共演者から高評価。
  • 「人間ドラマ×競馬」という唯一無二の世界観に多くの視聴者が共感し、第4話放送後は「泣いた」「希望をもらった」といった投稿が相次ぎました。

原作人気とメディアミックスの広がり

ドラマ放送に伴い、原作小説『ザ・ロイヤルファミリー』も高い注目を集めています。オリコンランキングでは、ドラマ・映画の原作本が文庫ランキングTOP3を独占。特に『ザ・ロイヤルファミリー』は1位を獲得し、話題沸騰中です。原作ファンも「キャストがイメージ通り」と納得の声が多く、今後の展開への期待が高まっています。

今後の見どころと期待

  • 高杉真宙さんによる佐木隆二郎の成長と葛藤、ロイヤルホープとの絆の行方。
  • 目黒蓮さん演じる“隠し子”耕一の物語、そして山王家に渦巻く新たな波乱。
  • 日曜夜9時、“家族で集まる時間”にぴったりの温かい感動ドラマが続いていきます。

高杉真宙さんの熱演でますます注目度が高まっている『ザ・ロイヤルファミリー』。家族や夢、そして競馬という非日常を舞台に、人生の希望と奇跡を描く本作から、今後も目が離せません。

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