初の中学受験ガイド『Bluebook Select』が発刊
英語で学び、国際的な視野を持つ子どもたちが増加する中、中学受験においても「英語入試」や「帰国生入試」といった多様な入試方式が広がりを見せている。この流れを受け、帰国子女アカデミーは英語入試・帰国生入試の最新情報を体系的にまとめた初のガイド『Bluebook Select ― 帰国生・バイリンガルのための中学受験』を発刊した。
2026年度入試に対応した最新情報
本ガイドは2026年度入試の最新情報に対応しており、首都圏を中心に全国約100校の入試方式や面接言語などをわかりやすく整理している。また、入学後の英語力に応じた授業やサポート体制など、進学後の学びの特徴もまとめられている。冊子は特設サイトから無料でダウンロード可能である。
対象校と情報の網羅性
首都圏を中心に98校を対象とし、帰国生枠や英語科目導入の有無を基準に選定。入試方式、試験科目、出願資格、面接言語などが一覧化されており、英検・CEFR基準、得点保証の有無なども網羅されている。特に生徒や保護者の関心が高い英語授業の取り出し体制を中心に、日本語(国語)教育支援、海外留学制度、大学進学実績など、“入学後の学び”についても整理されている。
専門家の見解
茗溪学園校長補佐の井上修氏は、志望校を選ぶ際に知っておきたい視点や英語入試動向について分かりやすく解説している。これらの情報は、2025年7月に実施したアンケートおよび9月5日時点の学校公式サイトの情報を基に作成された。
英語入試の広がりとその影響
首都圏模試センターの調査によれば、中学入試で理科や社会の代わりに英語を導入している私立中学は約300校のうち、半数近くの140校にのぼる。英語入試の広がりを受け、帰国子女アカデミーは、これまで生徒向けに提供してきた帰国生・英語入試の受験情報を拡充し、英語が得意な子どもたちが安心して志望校を選べるように情報を整理した。
新プログラム「Rising Stars」の開設
近年増加する英語入試に対応するため、帰国子女アカデミーでは新プログラム「Rising Stars」を開設する。このプログラムは、英語力を伸ばし、受験の強みにしたい子どもたちを対象とした2つのコースで構成されている。発展コースは、継続的に英語を学び、実践力と応用力を高めたいお子様向けであり、基礎コースはこれから本格的に英語学習を始めたいお子様向けに設計されている。
終わりに
帰国子女アカデミーは21年にわたり帰国生・バイリンガル生を指導してきた実績を持つ。今後も、すべての生徒が新たな挑戦に前向きに取り組み、グローバルに活躍できる力を育むための取り組みを続けていく方針である。詳細な情報やガイドのダウンロードは、公式サイトこちらから確認できる。



