GLAY、30周年記念アニバーサリーイヤーを総括する63rdシングル「Dead Or Alive」をリリース決定

ロックバンドGLAYが、2024年のメジャーデビュー30周年を記念した大型プロジェクト「GLAY EXPO」の締めくくりとなる重要な発表を2025年11月6日に行いました。12月3日に63rdシングル「Dead Or Alive」をリリースするほか、ドームツアーの映像作品DVDおよびBlu-rayを同年12月10日にリリース。さらに2026年には3年ぶりとなる全国ホールツアー「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2026 “GLAY-complete BEST”」の開催も発表され、ファンから大きな期待が寄せられています。

30周年記念プロジェクト「GLAY EXPO」の軌跡

GLAYは2024年にメジャーデビューから30周年という節目を迎え、「GLAY EXPO」というテーマを掲げて、1年半にわたって様々な活動を展開してきました。このアニバーサリーイヤーの中心的企画が、2025年6月に開催されたドームツアー「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」です。このツアーは東京ドーム(DAY2)と京セラドーム大阪の2会場で開催され、特に東京ドーム公演には盟友であるHYDE(L’Arc〜en〜Ciel)がゲスト出演し、伝説的なステージを繰り広げました。

京セラドーム大阪公演では、ドーム公演では初となる360度ステージという、これまでにない新しい舞台演出が実現されました。このドームツアーをもって、GLAYの30周年記念プロジェクトは完結することになりました。

新シングル「Dead Or Alive」の特徴

12月3日にリリースされる63rdシングル「Dead Or Alive」は、バンドのギタリストであるTAKUROが作詞・作曲を手がけたロックナンバーです。同じくギタリストのHISASHIによるアレンジが施された特徴的なリフと、ヘヴィなバンドサウンドが楽曲の骨組みとなっており、ボーカルのTERUが放つ重厚なボーカルが乗ることで、GLAYの真骨頂ともいえるパワフルなロック作品に仕上がっています。

約半年間の制作活動を経て、満を持してリリースされるこの楽曲は、30周年アニバーサリーイヤーを経たGLAYが現在進行形で示す、バンドとしての力強い輝きを表現しているといえるでしょう。

ドームツアー映像作品のリリース

同時に12月10日には、ドームツアーの映像作品として、DVDおよびBlu-rayが発売されます。収録されるのは、前述の東京ドーム DAY2と京セラドーム大阪の2公演の映像です。特にG-DIRECT限定盤には、通常盤には収録されない特典映像も付属することが予定されています。

このドームツアーの映像作品は、GLAYファンにとって、30周年を記念した歴史的なライブを何度でも追体験できる貴重な資料となるでしょう。HYDEとのコラボレーション「誘惑」や「HONEY」などの特別な演奏や、GLAYの代表曲の数々がセットリストに含まれています。

2026年全国ホールツアーの開催決定

さらに注目すべき発表として、2026年3月20日から全国ホールツアー「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2026 “GLAY-complete BEST”」の開催が決定されました。このツアーは15ヵ所16公演の規模で展開され、実に3年ぶりとなるホールツアーです。

ツアータイトルにもなっている「GLAY-complete BEST」は、2025年に発売されたベストアルバムのタイトルであり、そのベストアルバムを軸にしたセットリストが組まれることが予想されます。GLAYの歴史を彩る楽曲たちが、このツアーの中で改めてファンの元に届けられることになります。

結成35周年イヤーへの助走

GLAYは現在、結成35周年イヤーを迎えようとしています。30周年の節目を華々しく締めくくり、新たなシングルをリリース、そしてアニバーサリーイヤーを象徴するドームツアーの映像を世に送り出し、さらにはホールツアーへと進むというこの一連の動きは、GLAYが新しい創造の時代へ向けて着実に動き出していることを示しています。

2024年の30周年から始まったGLAYのニューサイクルは、今年11月のシングルリリースと映像作品のリリース、そして2026年の全国ツアーを通じて、更に加速していくと考えられます。

ファンへのメッセージ

これらの発表は、GLAYがバンドとして今なお創造的で、ファンとの関係を大切にし続けているという強いメッセージとなっています。30周年の華やかなイベントを終えても、新作をリリースし、過去の遺産を映像化し、直接ファンの前でパフォーマンスする機会を提供しようとするその姿勢は、GLAYというバンドの本質を象徴しています。

2025年12月3日の新シングルリリース、12月10日の映像作品リリース、そして2026年3月からのホールツアー開催と、今後のGLAYの活動から目が離せません。

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