「踊る!さんま御殿!!」で起きた“かけおち”青木マッチョの緊急途中退席ハプニング――お笑いと優しさで包まれたスタジオの一部始終
2025年11月4日、毎週火曜日夜8時放送の人気トークバラエティ「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)で、一風変わったハプニングが起こり、大きな話題となっています。この日の放送は「独自の健康法を持つ有名人SP」。バラエティ界屈指の健康オタクが集い、それぞれの健康ルーティンやこだわりについて大激論が繰り広げられるはずでした。しかし、番組初出演だったお笑いコンビ「かけおち」の青木マッチョさんが予想外の事態に見舞われ、異例の“途中退席”となったのです。
本記事では、スタジオが驚きと爆笑、そして温かな空気に包まれた当日の様子を、出演者たちのコメントや出来事の流れを交え、詳しくお伝えします。
突然のアクシデント――限界、そして途中退席までの経緯
この日の番組テーマは、「独自の健康法を持つ有名人SP」。ヘルシー思考の出演者たちがこだわりの体調管理法を熱心に語る中、話題が陸上選手・三浦龍司さんによる「練習中に音楽を聴く」というこだわりに及びました。トークが盛り上がる最中、スタジオの後方に座っていたかけおち・青木マッチョさんが、突如立ち上がります。他の出演者やスタッフが「何事か?」と一瞬ざわつく中、青木さんは苦悶の表情で、抑えた声でこう言ったのです。
「本当に申し訳ないんですけど、お手洗いに失礼してもいいですか…」
スタジオは一瞬静まり返った後、驚きと共に笑いが起こりました。番組レギュラーのヒロミさんが「限界なんだろ? な? 行ってこい、行ってこい」とすかさずフォローし、青木さんは何度も頭を下げながらスタジオを退出しました。司会の明石家さんまさんも、「VTR入れとくわ」と即座にツッコミで場を和ませ、異常な状況にもスタジオ全体が温かい笑いに包まれました。
隣席・武井壮への“限界サイン”と周囲のやさしさ
今回のハプニングには、実はひそかな前触れがありました。青木マッチョさんの隣にはタレントの武井壮さんが座っていましたが、青木さんは収録の約10分前から「武井さん、もうそろそろ限界です」と小声で打ち明けていたのだそうです。武井さんは後に「なんとかしたいと思っていた」と語り、青木さんの窮状を察していたことが分かります。
また、ヒロミさんも「緊張もあるんですよ。緊張も」と青木さんを気遣い、過度な緊張による体調の変化や番組初出演のプレッシャーにも理解を示しました。出演者同士の“助け合い”や思いやりに、多くの視聴者からも「温かい雰囲気だった」「こういう番組で良かった」という声が多数寄せられています。
収録に戻った青木マッチョ、そしてさんまの爆笑フォロー
トイレから戻った青木マッチョさんに、司会のさんまさんが「大丈夫やったか?」と声を掛けると、青木さんは「セーフでした…」とホッとした様子でうなずきました。スタジオはこれをきっかけに再び大爆笑。収録の流れが乱れるどころか、和やかなムードが番組全体に広がりました。
こうしたフォローアップはさすがバラエティ番組ならではの機転です。予想外の放送事故となりかねないアクシデントも、司会やレギュラー陣の支え、出演者同士の信頼感があれば、どこか温かく、誰も傷つかずに番組の名場面の一つになったと言えるでしょう。青木さんも緊張が解けた表情で、「初出演なのに…」と恐縮しつつも、その後はいつも通りのトークを展開しました。
ネットや視聴者の反響――「いい空気」「初々しさ」に共感も
今回の“途中退席ハプニング”には、番組放送直後からSNSでも多くの反響が寄せられました。
- 「さんまさんのフォローが神対応すぎて、逆に爆笑の流れになってた!さすが。」
- 「緊張でお腹壊しちゃうタイプだから共感しかない。新しい人が温かく迎えられる御殿の空気感、泣ける」
- 「バラエティなのに本当に優しい番組。みんなの声かけが素敵」
- 「青木マッチョの勇気、すごい。出たくても我慢して体壊すより、正直に言った方が絶対いい」
出演者のリアルな一面、そしてそれを包む“お笑い”と“やさしさ”に、視聴者も大いに共感と笑いを届けてもらったようです。
さんま御殿の“人を活かす空気”と、バラエティ番組の新しい価値
テレビバラエティ、とくに「さんま御殿」は、立場もキャリアも様々な出演者が混ざり合う空間。その中で、失敗やトラブルすらも笑いと変え、また出演者の個性や初々しさを“弱さ”として扱わず、むしろ魅力として昇華させる力があります。
今回の“途中退席”も、一歩間違えれば“事故”や“失礼”と取られかねない場面でしたが、出演者のやり取りやさんまさんの絶妙なリードが、緊迫感ではなく、共感と笑いへと昇華しました。バラエティ番組の真価が問われる一場面を、視聴者は目撃したのです。
まとめ:突発の出来事から見えた、バラエティの人間味と温かさ
今回「さんま御殿」で起きたかけおち・青木マッチョさんの“途中退席”事件は、単なるハプニングにとどまらず、バラエティ番組の本質――「ひとを包み、最後はみんなが笑える空気」を示してくれました。健康法を語る合間、本当の人間らしさや不完全さすら番組の色とし、そこにさんまさんはじめ出演者たちのお笑い的機転とフォローが交わります。
今後も視聴者の共感と笑い、そして出演者の成長が見守られる「さんま御殿」。今回の出来事が示したように、予想外のハプニングすら“人間らしさ”と“温かさ”に変換して楽しんでいく姿勢こそ、テレビバラエティの底力といえるでしょう。




