次世代へ紡ぐ日本文化の物語
歴史インフルエンサーの土岐総一郎氏が、初の著書『歴史がもっと面白く、神社やお寺がもっと楽しくなる!日本の真・偉人伝』を2025年1月4日にKADOKAWAから刊行することを発表した。これを受けて、土岐氏は4月4日から5月25日までの期間で、目標額300万円のクラウドファンディングを開始する。
クラウドファンディングの目的と内容
土岐氏は「日本を誇れる人を増やしたい」という強い想いを込めて、このクラウドファンディングを実施する。プロジェクト名は「日本の始まり」からの歴史を知って日本を誇れる日本人を増やしたい!であり、主に以下の費用に充てられる予定だ。
- 雑誌や生活情報誌への広告掲載
- オンライン広告やSNSキャンペーン
- 出版記念講演会の開催費用
- リターン制作費/配送料
- CAMPFIRE手数料
日本の歴史と文化への理解を深める
土岐氏は、日本人が自国の歴史「国史」に詳しくない理由として、戦後制定された憲法20条(政教分離の原則)の影響を挙げている。この原則により、公教育では「古事記」や「日本書紀」など、日本の起源を教えることが制限されてきたためだ。国際的には、日本が「世界で最も古い国」として認識されているにもかかわらず、日本人の自己肯定感はOECD加盟国の中でも低い水準にある(45.1%)。
多様なリターンが用意されている
クラウドファンディングのリターンには、横浜・にぎわい座での講演会参加チケット、サイン本、土岐総一郎メディアコンサルなど多岐にわたる特典が用意されている。特に、明治神宮・橿原神宮の正式参拝や講演会など、土岐氏自らがプロデュースする特別企画もあり、リアル参加が難しい方向けにオンライン参加も可能なリターンも用意されている。
土岐総一郎氏のプロフィール
土岐総一郎氏は、1986年に千葉県で生まれ、早稲田大学を卒業後、教育事業に従事した。SNSでは「ヤオヨロ塾【歴史×人生】」やYoutubeチャンネル「土岐総一郎の偏見聞録」を運営し、総フォロワー数は10万人を超える。彼は多様な事業を展開しつつ、日本の歴史を研究することをライフワークとし、特に日本文化の発信に力を入れている。
本書の特徴
『歴史がもっと面白く、神社やお寺がもっと楽しくなる!日本の真・偉人伝』は、日本建国の父である神武天皇から昭和の豊臣秀吉にあたる田中角栄までの歴史を紹介し、教科書では学べない「知られざるエピソード」を満載している。また、偉人ゆかりの寺社仏閣や史跡も詳しく紹介されており、歴史好きや旅行ファンには必見の内容となっている。
終わりに
土岐総一郎氏のクラウドファンディングは、日本の歴史と文化への理解を深め、自己肯定感の向上を目指す重要な取り組みである。日本の偉人たちの物語を通じて、次世代に自国への誇りを伝えることは、未来の社会を明るくするための大切な一歩となるだろう。詳細は公式サイトやSNSを通じて確認できる。
公式サイト: ヤオヨロ塾【歴史×人生】




