ハローキティ、2028年ハリウッド映画でついにスクリーンデビュー!
ハローキティが誕生から約半世紀を経て、2028年7月21日に初のハリウッド映画として世界の映画館に登場します。本記事では、制作発表の詳細、サンリオ社長の想いやファンの反応、キャラクターたちの歩みや期待される要素、そしてこの発表が持つ意味について、分かりやすく丁寧にお伝えします。
世界中で愛される「ハローキティ」初のハリウッド映画化決定
1974年に誕生して以来、世代や国境を超えて愛されてきたサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」。2025年10月30日、サンリオおよびワーナー・ブラザースは、キティちゃんの初のハリウッド映画を2028年7月21日に全米(および全世界)で公開すると発表しました。
ニュー・ライン・シネマとワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・アニメーションが共同で制作を進めており、映画は現在企画開発中です。
- 公開日:2028年7月21日(予定)
- 発表日:2025年10月30日
- 制作スタジオ:ニュー・ライン・シネマ、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・アニメーション
- 配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
どんな映画になるの?―ストーリーや登場キャラクターについて
現時点でストーリーの詳細は未発表ですが、サンリオとワーナー・ブラザースによる共同プレスリリースでは、本作が「ハローキティとその仲間たちが映画的冒険に挑む内容」になり、サンリオ作品らしい「思いやり」や「つながり」が大切に描かれることが強調されています。
キティちゃんのほか、サンリオが誇る世界中で人気のさまざまなキャラクターたち―マイメロディ、ポムポムプリン、シナモロールなども映画に登場する予定です。映画ならではの壮大な世界観で、子どもから大人まで幅広い観客に笑顔を届けるエンターテイメントとなるでしょう。
制作チームと監督・脚本陣
監督を務めるのは、ディズニー短編アニメ「インナー・ワーキング」などで知られるレオ・マツダ氏。また、「ウィケッド ふたりの魔女」「ザ・ロストシティ」「クルエラ」などを手掛けたダナ・フォックス氏が最新稿の脚本を執筆しています。ハリウッドの第一線で活躍するスタッフたちが本プロジェクトに参加しており、高いクオリティが期待されています。
サンリオ社長 辻󠄀 朋邦氏のコメント
株式会社サンリオ代表取締役社長 辻󠄀 朋邦氏は、今回の発表に際し、次のように述べています。
「ハローキティをはじめとするサンリオのキャラクターが、この度ワーナー・ブラザース・ピクチャーズとそのチームとのクリエイティブなパートナーシップを通じて、ついに映画館の大スクリーンに登場することを大変嬉しく思います。本作は、サンリオがハリウッドの世界でエンターテイメントの新たな道を切り拓く、非常に大きなマイルストーンとなります。当社は『One World, Connecting Smiles.(一人でも多くの人を笑顔にし、世界中に幸せの輪を広げていく)』というビジョンのもと、この映画を通じて、より多くの人々に笑顔を届けてまいります。」
この言葉からも、企業としてのサンリオがグローバルな“笑顔”の輪をさらに広げる決意が感じ取れます。
ハローキティとサンリオキャラクターズの歩み
ハローキティは、1974年の誕生以来、リボンがトレードマークの白い猫をモチーフとし、130以上の国と地域でおよそ5万種類以上の商品展開がされてきました。可愛らしさとシンプルなデザインは、年齢や性別を問わず世界中の人に親しまれています。
- キティちゃんの魅力は「口がない」その独特の表現力にあり、見る人それぞれが自由に感情を重ね、自己投影しやすい点が特徴です。
- 近年では、海外の有名アーティストやブランドとのコラボレーションも相次ぎ、日本発世界キャラクターの象徴として定着しています。
- 誕生から半世紀、ついに大スクリーンへ進出することで、「グローバル展開」そして「ファミリーエンターテイメント」として新たな価値を提供することが期待されています。
子どもも大人も楽しめる映画体験に
映画化にあたってサンリオは、「世代や年齢を超えて愛されてきたキャラクターたちが、思いやりやつながりといった普遍的な価値観を持ち、多くの人々に笑顔を届ける作品になる」と強調しており、ファミリー層だけでなく幅広い世代の観客にもアプローチする方針です。
また、キティちゃんはこれまでアニメシリーズで一度も台詞を話したことがなく、「果たして本作で“声”を持つのか、どんな演出がなされるのか」ファンからの注目も集まっています。
ハローキティ映画化発表への反響
SNSやメディアを中心に、発表直後から日本国内外のファンからは祝福や期待の声が多く届けられています。
「ついにキティちゃんが世界の大スクリーンで見られる日が来るなんて!」、「他のサンリオキャラも観たい」といった声とともに、世界中へ向けた“日本のキャラクター文化”発信の新たな契機となることが報じられています。
公開に向けた今後の予定
現在は企画開発および制作準備中であり、今後はキャスト発表や予告編、本編のビジュアル解禁など、少しずつ情報が発表されていく見込みです。
また、映画の公開に合わせてハローキティやサンリオキャラクターたちの新しいグッズ、各種コラボレーションやイベントも計画されているとみられ、世界各地で更なる盛り上がりが期待されています。
- 続報はワーナー・ブラザースやサンリオの公式SNSでも随時発信される予定です。
- ハリウッド映画ならではの映像表現や音楽、映像技術も大きな見どころとなるでしょう。
おわりに:キティちゃんと観る“思いやりとつながりの大冒険”
50年以上にわたり世代と国境を超えて愛されてきたハローキティ。その魅力がハリウッドという新しい舞台でどのように描かれるのか、多くのファンが胸を膨らませています。映画公開まで数年、ますます世界中に“笑顔の輪”が広がる瞬間に、私たちも一緒に立ち会いましょう。
今後も公開に向けた情報を丁寧にお伝えしてまいります。

 
            

 
            