日産「新型エルグランド」16年ぶりのフルモデルチェンジ!――2025年ジャパンモビリティショーで世界初公開
日産自動車は、2025年10月29日(プレスデー)・10月31日(一般公開日)から東京ビッグサイトで開催される「ジャパンモビリティショー2025」にて、待望の「新型エルグランド」を世界初公開しました。今回のモデルチェンジは、2010年の3代目登場以来、実に16年ぶりの一大刷新となります。1997年の初代モデル発売から「高級ミニバン」として日本市場を牽引してきたエルグランドの本格復活に、業界及びファンから注目が集まっています。
新型エルグランド誕生背景――失われた“王座”奪還への起爆剤
エルグランドは、広い室内空間と高級感あふれるインテリア、そして優れた走行性能を兼ね備えたプレミアムミニバンとして多くの支持を集めてきました。しかし、長年フルモデルチェンジがなく、ライバル車が次々と進化する中で、やや存在感を失いかけていたのも事実です。
今回の日産の決断には「絶対王者」の地位を再び取り戻す強い意志が感じられます。既存ファンのみならず、これから高級ミニバンを検討する方々にも「新しい定番」としてのポジションを訴求しています。
堂々たるフラッグシップ――“威風堂々”の新デザインと上質なツーリング空間
新型エルグランドの外観は、一目でそれと分かる存在感と洗練されたラグジュアリー感が特徴です。目を引く大型グリルと、新開発された超薄型LEDヘッドランプが見事に調和し、流麗さと力強さを両立したフロントフェイスに仕上がっています。クロームメッキや大径アルミホイールも随所に採用され、高級感を演出しています。
ボディサイズは全長約5.3mと堂々とした体躯を持ちつつ、室内空間は三列シートで快適性を最大限に追求した設計です。エクストレイルやセレナにも採用されたCMFプラットフォーム由来の専用設計により、高剛性と軽量化を両立。徹底した静粛性と乗り心地も、エルグランド伝統の価値をさらに進化させています。
第三世代e-POWER初搭載――“走りの愉しさ”と静かな余裕
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パワーユニットは、進化を遂げた第3世代e-POWERを新たに搭載。
発電専用の1.5リッターエンジンと高出力モーター、そして最先端のインバーター等をモジュール化した最新システムです。 - これにより、強力な加速性能と高い静粛性を融合。電動化による滑らかな走行フィールとゆとりあるパワーデリバリーで、ドライバーに「運転の愉しさ」を提供します。
- 長距離移動でもストレスなくプレミアムな移動体験が味わえる仕様となっています。
安全・先進装備も充実、時代のニーズに適応
新型エルグランドは、360°セーフティアシストなどの先進安全技術も積極的に採用。
日産が長年培ってきた安心・安全へのこだわりが全方位にわたり反映されています。また、最先端のコネクティッド技術や快適装備も充実。世代を問わず、家族やビジネス、レジャーユースまで幅広いシーンで安心して利用できます。
気になる発売時期・今後のスケジュール
- 2025年10月29日世界初公開(ジャパンモビリティショープレスデー)
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2026年度内発売予定と公式発表。
2025年内にも商談開始が見込まれ、多くの予約・注文が予想されます。
現行型エルグランドの中古需要にも再び脚光
新型登場により、現行モデル(3代目エルグランド)の中古車市場にも再度注目が集まっています。新車は待てないという方や、現行型独自の味を評価するユーザーにとって、玉数の豊富な今が「狙い目」となる可能性も高まっています。
今後は新旧両モデルが並立することで、より多様な選択肢がユーザーに提供されます。
現地の声・SNSの反応――ついにベールを脱いだ「皇帝」復活の期待
- SNS上では「遂にお披露目!」「早く乗ってみたい」など、喜びと期待の声が噴出
- 「高級ミニバンの皇帝」「ついに時代が動いた」と改めてエルグランドのブランド力を再認識する反応が目立ちました。
競合車との比較、「ミニバン市場」の次なる覇者は?
新型エルグランドは、トヨタのアルファードやヴェルファイアなど、同クラスの強力ライバルに真っ向勝負を挑むことになります。室内空間や快適装備、高級感、そして最先端電動ユニットによる走りの質感アップは、ユーザー要求水準の高まりに応えるための必須条件。厳しい競争環境の中で、日産は革新技術・デザイン・乗り心地という三本柱で王者返り咲きを目指します。
まとめ:新型エルグランドが切り開く「高級ミニバン」の新時代
4代目となる新型エルグランドは、歴代モデルから受け継ぐ「高級・広さ・走り・先進技術」に磨きをかけ、電動化と威風堂々たる存在感を両立した最新モデルへと生まれ変わりました。その世界初公開のインパクトは、今後のミニバン市場再編の「起爆剤」となることでしょう。
2026年度の発売が待ちきれないファンも多いはず。新たな“皇帝”の誕生とともに、日本の移動体験が再びアップデートされます。


