LINEが11月から使えなくなる?2025年、新たなサポート終了に要注意!
2025年11月4日より、古いOSや古いLINEアプリを使っているスマートフォンやタブレットなどの端末では、LINEアプリが使えなくなる可能性があります。
この発表以降、「LINEが11月から使えなくなるらしい」という話題がSNSやニュース、動画サイトなどで大きく取り上げられ、多くのユーザーから不安の声があがっています。しかしすべての人が一斉に使えなくなるわけではありませんので、慌てずにご自身の端末状況を確認し、しっかりと対策を行いましょう。
なぜ「LINEが使えなくなる」と騒がれているのか?
- LINEがアプリバージョン13.20.0以下のサポートを終了(2025年11月4日付で)と公式発表したため
- 古いiOSやAndroid端末の多くが、最新のLINEアプリバージョン(13.21.0以上)にアップデートできないため、一部機種でLINEの利用が不可能となる
- 日常的に必要不可欠な連絡手段であるため、情報への関心と不安が特に高まっている
どんな端末がLINE非対応になるのか?具体的な対象一覧
サポート終了により、以下の環境ではLINEが利用できなくなります(新規インストールやアップデート、ログイン、トークなど多岐にわたり利用不可となる可能性が濃厚です)。
- iPhone/iPad: iOS 14.8.1以下およびiPadOS 14.8.1以下
- Android: Android OS 7.1.2以下
- Apple Watch: watchOS 7.6.2以下
- PC: 32ビット版Windowsは2024年7月にサポート終了、MacではmacOS Ventura 13未満
- フィーチャーフォン(ガラケー): 2018年3月28日をもって対応終了済み
- らくらくスマートフォン: Android 7.0未満の機種など
特に該当しやすい代表例として、iPhone 6やiPhone 6s、iPhone 7/7 Plus、初代iPhone SE、Galaxy S7以前、Xperia X以前、Huawei P10以前などが挙げられます。
Androidの場合は、Googleサービス非対応モデル(中国系ブランドなど)は注意が必要です。
なぜサポートが終了するの?その主な理由
- 最新機能提供・セキュリティ強化のため
- 古いOSやアプリへの対応コスト増・不具合対応の困難化
- ユーザー全体の利便性・安全性向上によるサービス品質維持
LINEなど主要アプリの多くは、常に新機能やより強固なセキュリティアップデートが行われます。しかし、古いOSや旧型端末は最新の保護機能や改良に対応できず、サービス運営側も不正アクセスやウイルスリスク、脆弱性を抱えるまま使い続けることを避けたいという背景があります。
あなたのLINEは大丈夫?今すぐ確認したいポイント
まずご自身の利用している端末が影響を受けるかどうか、OSバージョン、およびLINEアプリのバージョンの両方を確認しましょう。合わせて、今行うべき重要な対策についても以下で詳しくお伝えします。
OSとLINEアプリのバージョン確認方法
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LINEアプリのバージョン確認:
LINEアプリのホーム画面→右上の「歯車(設定)」アイコン→一番下の「LINEについて」で「現在のバージョン」を表示できます。 -
iPhoneの場合:
「設定」→「一般」→「情報」→「システムバージョン」 -
Androidの場合:
「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア情報」や「ビルド番号」など
ご自身の端末およびLINEアプリが、対応バージョン以上か必ずチェックしましょう。下記の基準をクリアしていれば、2025年11月以降もLINEサービスを問題なく利用可能です。
【重要】これからもLINEを使いたい方が今すぐ行うべき対策
- OSを最新バージョンにアップデート(iOS 15以上、Android 8.0以上が目安)
- LINEアプリを13.21.0以上にアップデート
- 機種やOSの都合でアップデートできない場合、できるだけ早く新しい端末への買い替えを検討
アップデートを終えていれば、LINEのメッセージ送受信や通話、各種スタンプや公式アカウントとのやりとりも引き続き問題なく使えます。アップデートが難しい場合、データのバックアップなどを事前に行っておくことも大切です。
【参考】PC版LINEやApple Watch、特殊端末の対応状況
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PC(Windows/Mac)版LINE:
- Windows 10 バージョン1607以上(64bit)が目安(32bitは2024年7月でサポート終了済み)
- MacはVentura 13以上、古いOSは動作対象外
- Chrome版LINE(WEB版):2026年前半でサポート終了予定(従来のサポート終了時期から延期)
- Apple Watch:watchOS 7.6.2以下は使用不可
- フィーチャーフォン(ガラケー):すでに2018年3月28日対応終了済み
LINEが使えなくなったらどうなる?困ること・対処法
予想される具体的不便と、もしものときの手順
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利用不可となるとどうなる?
- LINEアプリの新規インストール・再インストールができない
- ログイン時にエラー表示、「サポート対象外」と表示される
- メッセージ送受信や通話、スタンプ購入・表示などすべて利用不可
- トーク履歴・アルバム等へのアクセス不可
サポート終了対象の端末を使い続けている場合、突然「LINEにアクセスできない」「友人から急に連絡が来なくなった」といったことも想定されます。この場合、ご自身での対処は基本的にできません。
今できる安心のための準備
- LINEのトーク履歴を定期的にバックアップ(iCloudやGoogleドライブの活用)
- 大切な連絡先やアルバム写真などのデータ保存
- 家族・知人にも「LINEアップデートが必要」であることを伝えておく
事前の準備や共有があれば、「突然の利用不能」にも落ち着いて対応できます。
LINE公式が推奨する利用環境・必要バージョン
- 【iPhone/iPad】iOS・iPadOS 15.0以上
- 【Android】Android 8.0以上
- 【LINEアプリ】バージョン13.21.0以上
LINE公式ヘルプセンターで最新情報をこまめにチェックし、動作環境を整えておきましょう。
2025年11月以降、LINEを引き続き使うためのまとめ
- 古いLINEアプリと古いOSの端末は11月4日以降順次使えなくなる
- OS・アプリのバージョンアップで多くの人は引き続き利用できる
- アップデートできない端末は買い替えを検討、データは早めにバックアップ
情報が広まるにつれ不安も出てきますが、正確な情報を知り、落ち着いて対策することで大切なLINEのサービスをこれからも快適に楽しむことができます。
もし家族や友人に詳しくない方がいれば、この記事の内容をぜひシェアして、大切な人と一緒にトラブルを回避しましょう。



