話題の「チェキ」進化中!自撮りもこなす新時代のハイブリッドモデル「instax mini LiPlay+」11月7日発売、広瀬すずさんも登場
2025年10月21日、富士フイルムは新作「instax mini LiPlay+」の発表会を開催し、従来とは一線を画すチェキの新たな可能性を打ち出した話題のニュースとなりました。この発表会には、アンバサダーの広瀬すずさん、「3時のヒロイン」福田麻貴さんも駆けつけ、実際に新製品を手に取り撮影体験をする一幕も披露され、大きな注目を集めました。
「チェキ」で自撮りもできる時代が到来!
これまで「チェキ(instax)」といえば、カメラを向けた相手や風景を写すアナログ感あふれるインスタントカメラというイメージが根強かったもの。しかし、今回はなんと「instax mini LiPlay+」で、チェキ史上初となる本格的な「セルフィー(自撮り)」機能が搭載されたことが大きな話題となっています。
これにより、画面に映る自分の表情や構図を確認しながら、思うままに自分の顔や全身を写せるようになりました。今まで「チェキで自撮り」はちょっとハードルが高いと感じていた人も、これなら安心して楽しめそうです。使い勝手の向上だけでなく、「チェキらしい懐かしい質感」もそのまま残しつつ、デジタルとアナログの良さを融合した、まさに“ハイブリッド型チェキ”の誕生です。
「欲張りチェキ」が実現する多彩な表現
新製品の最大の特徴は、「自撮りも風景もどちらも楽しめる」という点。従来型チェキでは、画面の確認ができず、「ファインダーを見る」「ミラーを頼りに自撮りする」といった工夫が必要でしたが、instax mini LiPlay+では液晶画面がついているため、画角や明るさ、背景の入り具合などをリアルタイムで確認しながら撮影が可能です。
さらに、撮影した写真はプリントするだけでなく、スマホにも保存してSNSでシェアしたり、コラージュや加工を加えて楽しんだりと、用途は無限大。つまり、「現像して友達に渡す」「部屋に飾る」「SNSにアップする」といった、あらゆるシーンに対応できる「欲張りチェキ」へと進化したと言えるでしょう。
富士フイルムは、今回の新製品で「チェキの楽しみ方の幅を大きく広げたい」という強い意欲を感じさせます。従来のノスタルジックな雰囲気を大切にしつつ、時代に合わせて進化し続ける姿勢は、特に若い世代からの支持を集めそうです。
高級機「チェキ」で、市場のニッチな部分を深掘り
今回の新機能によって、富士フイルムの「チェキ」は、市場の“高級機”分野での存在感をさらに高めています。競合他社製品と比べて圧倒的な知名度とイノベーション性を持っているため「チェキで自撮りも」という新たな価値観は、「instax mini LiPlay+」の独り勝ちを後押しする材料に。
一方で、従来のアナログの良さや「現像して手元に残る体験」を重視する層には、「instax mini11」や「mini12」など、シンプルなチェキも依然として人気です。ここにも富士フイルムの巧みな“棲み分け”戦略が見て取れます。
背景には、デジタルカメラやスマホ全盛時代においても「物に残る思い出」「目の前で現像される楽しみ」への強烈なニーズがあることは間違いありません。チェキは、その懐かしさと新しさを両立することで、幅広い層に愛され続けているのです。
広瀬すずさんと福田麻貴さんが語る「チェキの魅力」
この日のイベントには、広瀬すずさんと「3時のヒロイン」福田麻貴さんが登壇。両者とも「日常の一瞬を切り取る楽しさ」「現像で思い出が形になる温かみ」などのチェキの魅力を語り、広瀬すずさんは特に「今まで自撮りがちょっと難しかったけど、今回の新モデルは本当に使いやすそう!」と大絶賛。
さらに、広瀬すずさんはこれからスペインへ渡航する予定の福田麻貴さんに、「ついて行っていいですか?」と軽やかにおねだりする一場面も。ここにもSNS世代ならではの“現実とデジタルの融合”を感じさせます。実際、カメラを通じて友達や家族との関係がさらに深まるのも、チェキが持つ魅力のひとつといえるでしょう。
チェキで広がる“思い出の楽しみ方”
これまで「チェキで自撮り」は、ちょっとしたコツや練習が必要でした。例えば、「mini11」や「mini12」の前面に付いている小さなミラーを利用して、顔がきちんと収まるか確認しながら撮影するのが基本。広角レンズを使っているため、近づきすぎると顔が歪んで写ってしまうこともありますが、バストショット程度であれば問題なく写る距離感が推奨されています。
また、撮影環境も大切で、屋外では逆光を避ける、屋内では部屋を明るくする、窓からの自然光を活用するなど、ちょっとした工夫で仕上がりが大きく変わるのもチェキならでは。このような“楽しみ方のレシピ”が、ユーザーの間で引き継がれていくのも、チェキ文化のひとつです。
一方、instax mini LiPlay+ではそのような苦労も軽減され、「撮ってすぐプリント」「撮った写真をスマホでも保存」といった新しい使い方が広がります。アナログとデジタルの両方で思い出を楽しめるうえ、SNSやデコレーションなど、現代的な楽しみ方にも柔軟に対応できるのが最大の強みです。
今後のチェキの展望
富士フイルムは、今後もチェキシリーズの進化を止める気はありません。「今回のinstax mini LiPlay+のようなデジタル対応機種」「シンプルでノスタルジックな従来型機種」双方を強力に展開し、多様なユーザー層のニーズに応えていく方針です。そして、広瀬すずさんや福田麻貴さんといったパブリックアイコンを起用しながら、若い世代にも訴求し続ける戦略も印象的です。
今後も、チェキは「インスタントプリント写真の象徴」として、進化した製品力とコミュニティ魅力で市場を牽引していくことでしょう。11月7日の「instax mini LiPlay+」発売が、その“チェキ新時代”のはじまりとなるかもしれません。
- 新製品「instax mini LiPlay+」は11月7日発売予定
- チェキ初の本格自撮り(セルフィー)機能搭載
- 液晶画面搭載で、画角や構図を確認しながら撮影可能
- 写真はプリントだけでなく、スマホ保存やSNSシェアも可能
- 広瀬すずさん、福田麻貴さんがスペイン渡航エピソードも披露
今回の進化は、単なる「撮影デバイス」の枠を超え、「思い出の楽しみ方」「人とのつながり方」をも変えていく可能性を秘めています。デジタルとアナログの両方を融合した「チェキ新時代」の幕開けに、ぜひご期待ください。