まさかの「アルファード“ハイエース”」登場! 豪華すぎる“2人乗りハイエース”とは何か
2025年秋、カスタムカー業界で大きな注目を集めているのが、「アルファード風フロントマスク」を持ったトヨタ・ハイエースです。この驚きのカスタムカーは、単なる外見のインパクトだけでなく、使いやすさや快適さも格段に高められており、従来の「商用バン」のイメージを覆す存在となっています。この記事では、話題の「2人乗りハイエース」やB-DASHによるカスタムモデル、その背景にある最新トレンドについて、わかりやすく解説します。
ハイエースとは?その根強い人気の理由
トヨタ・ハイエースは、日本国内外で長年愛されているワンボックスカーです。その魅力は何といっても「圧倒的な積載量」と「高い耐久性」。主にビジネス用の「仕事車」として使われてきた一方、現代ではファミリー層やレジャー用途、カスタムベース車両としても人気を拡大しています。
- 荷室が広くて使いやすい
- パーツが豊富で、アフターパーツやカスタムがしやすい
- 故障が少なく、長く乗れる
古くは「荷物を運ぶための道具」だったハイエースですが、ここ数年は快適性やデザイン性の向上により、多目的な「ライフスタイルカー」としても再評価されています。
「アルファード“ハイエース”」とは?
2025年4月に開催された上海モーターショーでは、中国メーカーのKEDE(克蒂汽車)が「アルファード風フロント」を移植した新型ハイエース「山川 MH7」を発表し、世界中から注目を浴びました。また、日本国内でも千葉県のカスタムショップ「B-DASH」が手がけた「アルファードハイエース」が自動車イベントで話題となっています。
アルファードのような迫力あるグリルとシャープなヘッドライト、贅沢な内装は、従来のハイエースにはなかったラグジュアリーな要素です。特にB-DASHによるカスタムモデルは“2人乗り専用”という徹底したVIP仕様で、仕事車とショーカーの両立を実現しています。
「2人乗り」ハイエースの特長とB-DASHのこだわり
今回話題の「2人乗りハイエース」は、もともと10人乗りのハイエース・ワゴンGLをベースに、2人乗りへと構造変更。後部は広大なラゲージスペースとなっており、様々な使い方に対応できるよう設計されています。
- 後席空間のほとんどをオーディオや大型モニターの設置に活用
- イベント業務での機材運搬やスタッフ用の休憩スペースも兼用
- 豪華なキャプテンシートや、ユーザーの要望に応じて内装カスタムが可能
- ショーアップ目的で視認性・話題性も重視
B-DASH担当者によると、「このクルマは全面的に荷物を積む“仕事車”でありつつ、イベントブースで注目されるデザインや装備も必要」という実務面と表現面の両立を重視。荷室にはDIECOCK製の上質なカーオーディオシステムや、55インチモニターをはじめとしたエンタメ装備が並びます。
内外装のラグジュアリー感を徹底追及
外装はアルファード顔のグリルとメッキ装飾が織り成す圧倒的な高級感。夜間には専用テールランプとメッキマフラーがエレガントな印象を演出します。
内装にはベージュやタンなど、上質さを引き出すカラーを採用し、キャプテンシートやベンチシートなど多様な仕様が選べます。まさに「オーダーメイド感覚」で、VIP仕様にも、実用重視にもカスタマイズが可能です。
- 本革シートやウッド調パネルで車内も高級サロンのような雰囲気
- 大画面モニターやハイクオリティなオーディオによる快適なエンタメ空間
- 顧客ごとに細かく内装オーダー可
話題の背景とカスタムユーザーの声
ネットでは「アルファードとハイエースの融合が斬新」「ギラギラ感がカッコいい」「仕事にも使える豪華さ」と高評価の声が多数上がっています。一方で、かなりの高額設定や実用面での疑問も話題となっています。
価格帯はKEDE「山川」シリーズで約510万~1480万円、「山河」シリーズで約1685万~1806万円と、一般的なハイエースより大幅に高価です。ただしその内訳は、内外装や快適性、独自装備の充実ぶりを見れば納得感もあります。
カスタムハイエースの今後と使い方提案
近年は「キャンプ仕様」や「車中泊仕様」などアウトドア志向のカスタムが主流ですが、こうした超豪華2人乗りモデルはショードライブやVIP送迎、イベントプロモーションなど新たな使い方が広がりそうです。
- 「荷物運び」だけではもったいない、特別な体験を演出できる一台
- 音響や映像設備を生かしたイベントカー・移動オフィスの提案も可能
- ドライブそのものを楽しむ「走るラウンジ」としても注目
ハイエースは「道具」から「特別な空間」へと、その役割を進化させています。アルファード顔のカスタムハイエースは、クルマで過ごす体験そのものをワンランク上に引き上げ、新たな価値を創出しているのです。
まとめ:豪華すぎる「2人乗りハイエース」の衝撃
2025年のカスタムカーシーンを語る上で、「アルファードハイエース」の存在は外せません。ハイエースとアルファードという人気車種が融合することで、「移動の自由」や「働き方」に新たな選択肢を生み出し、人々のカーライフに新鮮な驚きを与えています。
荷物を運ぶだけじゃない。ハイエースは、夢を運ぶクルマにもなり始めています。