ヴィッセル神戸、ホームでメルボルン・シティと激戦 — ACLエリートでの挑戦

2025年10月1日、ヴィッセル神戸はAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)グループステージ第2節で、オーストラリアのメルボルン・シティFCと対戦しました。会場は神戸市御崎公園球技場(ACL公式名)、19時キックオフ。J1で好調な神戸は、グループステージ連勝を狙い、大一番に臨みました。新加入GK権田修一のデビューにも多くの注目が集まりました。この記事では、両クラブの戦前展望、試合展開、選手コメント、ファンの声まで分かりやすく丁寧にまとめます。

ACLエリートとは?— アジアの頂点を競う新フォーマット

2024/25シーズンから新設されたAFCチャンピオンズリーグエリートは、アジア各国リーグの強豪が集うハイレベルな大会です。ヴィッセル神戸はJ1で上位成績を収め、グループステージの第1戦も勝利。今大会でアジア制覇を目指しています。一方のメルボルン・シティFCもオーストラリアAリーグで近年躍進し、アジアでの実績を積むべく乗り込んできました。

神戸の注目ポイント — 権田修一の加入と攻撃陣の意気込み

  • GK権田修一が先発デビュー
  • J1屈指のストライカー小松蓮が「ゴールを奪う」と宣言し攻守両面に期待
  • ホームでの連勝でグループ突破を確実にしたい意欲

神戸は今夏、新たに守護神として権田修一を獲得。ACLという国際舞台での正守護神デビューで注目が集まりました。 攻撃陣では、小松蓮選手が「連勝へ、とにかくゴールを狙う」と決意を語り、頼もしい存在感を見せています。ほかにもJパトリッキらが積極的なアタックを見せました。

試合内容ダイジェスト — 両チームがプライドをかけた一戦

  • 開始15分までのポゼッションは神戸48%、メルボルン52%でイーブンな展開
  • 神戸・Jパトリッキがペナルティエリア内から惜しいシュート
  • メルボルン・シティも金森のFKなどでチャンスを演出
  • 神戸守備陣は新加入の権田修一を中心に落ち着いた対応

試合は序盤から強度の高い攻防が繰り広げられました。神戸は積極的な攻撃を仕掛ける一方、メルボルン・シティも持ち味のパスワークで応戦。開始20分時点でのシュート数は神戸2本、メルボルン・シティ1本で、いずれも枠を外れるという慎重な入りでした。両チームともゴール前の守備が冴え、試合前半はスコアレスとなりました。

新加入GK権田修一のデビュー、期待と評価

  • 前評判通りの安定感と統率力を発揮
  • DF陣との連携も整い、危険な場面では声でリード
  • ACLという大舞台で「頼れる守護神」として存在感

日本代表経験もある権田修一選手は、この日がヴィッセル神戸での公式戦デビュー。守備の局面で的確な指示と落ち着きを示し、ピンチの芽を摘みました。特に足下の技術やハイボール処理など、国際大会ならではのプレッシャーにも冷静さを保ち、神戸の最終ラインに安心感をもたらしました。試合後のサポーターからも「さすがの安定感」「権田が入ってさらに後ろが締まった」と高評価の声が上がりました。

プレビュー・選手コメント—「勝利へのこだわり」

  • 小松蓮「どんな形でもゴールを決めてチームを勝たせたい」
  • 権田修一「ACLは特別な大会。初戦から結果にこだわる」
  • 監督「連携を深め、今後につなげたい」

小松蓮選手はACL出場について「自分が点を獲れば必ず勝てるという気持ちでピッチに立ちます」と力強くコメント。権田修一選手も「世界が注目する大会。最初からチームのために全力を尽くしたい」と語りました。監督は「新戦力との連携を深め、グループ突破に向けて勝ち点3が重要」とチーム全体の結束力を強調しました。

現地・配信情報— ファンも熱視線

  • 神戸市御崎公園球技場(ノエビアスタジアム神戸)で開催
  • キックオフは19:00
  • 放映はDAZN独占ライブ中継で、多くのサポーターが視聴
  • 現地では家族連れや多国籍のファンらも応援に駆けつけた

ヴィッセル神戸のホームである神戸市御崎公園球技場には、ACLを目当てに地元・関西のファンのみならず、国外からの訪問者も見られました。日本でも注目度の高い試合として、DAZNによる独占配信には多くのアクセスがあった模様です。

連勝への期待高まる神戸、今後の展望

  • グループステージ2連勝で突破に大きく前進
  • リーグ戦や国内カップ戦との両立に向けた課題も
  • 次戦はアウェイ連戦が控え、引き続き厳しいスケジュールに

前節勝利して首位に立つ神戸は、今節メルボルン・シティ戦も勝ち点を積み重ね、グループステージ突破に近付きました。新加入選手の活躍や既存メンバーとの融合が進み、チームの勢いが感じられます。その一方で、ACL・Jリーグ・国内カップと過密日程となるため、選手層の厚さや体力面でのマネジメントも重要な課題です。サポーターとともに「アジアの頂点」へ向けて挑戦が続きます。

まとめ—ヴィッセル神戸とファンが築く新たな歴史

今回のメルボルン・シティ戦は、ヴィッセル神戸にとって次世代に向けた大きな一歩となりました。権田修一のデビュー、若手とベテランの融合、そして熱い応援を送るファンの期待—すべてがこの試合を特別なものにしています。今後も挑戦は続きますが、ACLエリートの舞台で神戸がどんな輝きを見せるのか、多くの人々がその行方を見守ります。

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