ミャクミャク旋風!万博の“稼ぎ頭”となった公式キャラクターの魅力とグッズ人気

はじめに

2022年に誕生した大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」。当初はそのユニークで奇抜なデザインに驚きの声が上がりましたが、今となっては多くのファンに愛される存在となっています。2025年の万博閉幕を目前に控え、会場内外ではミャクミャク関連のグッズが爆発的人気を誇り、大きな話題を集めています。
本記事では、このミャクミャクグッズの盛り上がりやその背景、特別コラボ商品の詳細、ファンの声まで、やさしい口調で丁寧にご紹介します。

ミャクミャク登場から現在まで

  • 2022年、万博公式キャラクターとして「ミャクミャク」誕生
  • 初登場時は「目が多すぎる」「かわいくない」と物議を醸す
  • 徐々にコミカルな動作や明るいカラーリング、グッズ展開によってファン層が拡大
  • 2025年、大阪・関西万博会場やECサイト、百貨店店舗などで公式グッズ販売開始

ミャクミャクはその形状や色合い、あふれる個性で話題になりつつも、会場でのグリーティングやテレビ出演、SNSでの発信活動を通してファンの心を掴んでいきました。
最初はやや敬遠気味だった人も、実際にグッズを手に取ることで「かわいい」「ずっと見ていたい」と感じるケースが増え、次第に万博の顔として親しまれるようになりました。

ミャクミャクグッズのラインナップと魅力

万博会場や公式オンラインストア「EXPO2025 SHOP」、百貨店などでは、さまざまなミャクミャクグッズが次々に発売されています。

  • ぬいぐるみ:定番人気。通常タイプからビッグサイズ、色違い(黒ミャクミャク)も登場
  • アパレル:Tシャツ、帽子、カチューシャなど日常で使えるファッションアイテム
  • 文具・雑貨:ピンズ、ボールペン、クリアファイル、キーホルダーなど
  • 限定コラボ:人気キャラクターや企業とコラボした特別商品
  • 数量限定のメモリアルグッズやスケールフィギュア、記念写真集など

最近では公式EC限定の「黒ミャクミャク」ビッグアパレルステッカーや、手作り組紐ストラップ、会場ゲート前に設置された「いらっしゃいミャクミャク」「わくわくミャクミャク」の1/150スケールフィギュアなど、コレクター心をくすぐるアイテムも長蛇の列ができる人気ぶりです。

ミャクミャクグッズが「万博の稼ぎ頭」に

大阪・関西万博の運営費の一部はグッズ販売によってまかなわれており、初期の想定では1160億円のうち、約110億円をこの分野で賄う計画でした。しかし、想像以上の「ミャクミャク人気」により、グッズ収入は大幅に伸びています。
「万博来場記念に」「友達へのおみやげに」と多くの来場者が購買意欲を高めており、「気づけば20万円以上使ってしまった」というファンもいるほどです。

  • 各企業が多様なオリジナルグッズを開発・販売
  • 新商品発売時には即日完売も珍しくない
  • 開場から閉幕まで、常に新しいグッズが登場し続ける活気

特に目立つのが、近鉄百貨店が万博会場西ゲートで発売した「ミャクミャクのおしり」をモチーフにしたグッズです。発売からものの5分でその日の在庫が完売し、「もうこれが目当てで来ました!」という声も多く聞かれました。
担当者は「本当にありがたい気持ちでいっぱいです」と感謝のコメントを寄せています。

万博閉幕間近、ファンとミャクミャクの“駆け引き”

万博閉幕まで残り半月。ミャクミャクは自身の公式SNSやイベントで「みんな買って!」と猛アピール。そのたびに「買いたいのに売り切れ」「もっと種類を増やして!」とファンの反響も高まる一方です。
特に、会場限定や数量限定グッズの発売日には、購入希望者の間で情報が飛び交い、開店前から行列ができる状況が続いています。

  • ファン:「仕事が終わってから行くともう売り切れ…」「毎週新商品が出るから追いつけない!」
  • ミャクミャク(公式アカウント等):「まだまだ新しいグッズがでるミャク~!」など購入を促すコメント
  • 購入できたファン同士、SNSで戦利品を自慢しあう交流も盛況

ミャクミャクグッズは今や「思い出」や「万博体験」の象徴的存在。手元に置くことで、万博で過ごした楽しい時間や、家族・友人との思い出話にも花が咲きます。

ミャクミャク×阪神タイガース優勝記念グッズが話題沸騰!

さらに2025年秋、ミャクミャクと関西の人気球団「阪神タイガース」がコラボした優勝記念グッズが誕生し、大阪駅など主要ターミナルでも販売されたことがニュースとなりました。

  • 阪神タイガースのユニフォームを着たミャクミャクぬいぐるみ
  • 記念ピンバッジ、スカーフ、マグカップなど阪神ファンも夢中に
  • 「関西の総決算やん!」とSNSで多くの喜びの声

これらのグッズは、「関西愛」を体現する象徴的な存在として注目されました。「両方のファンとして絶対に手に入れたい!」という多くの人が購入を求め、販売ブースには開店前から長蛇の列。
大阪駅構内担当者によると、「想定の数倍の来客、商品が追いつかない日も多々ありました。ミャクミャクと阪神のコラボは、まさに“関西の総決算”と言えるほどの盛り上がりでした」と語っています。

会場以外でも手に入るミャクミャクグッズ

現地に足を運べなくても、インターネット通販や百貨店の常設売場にてミャクミャクグッズは豊富に展開されています。

  • 公式オンラインストア「EXPO2025 SHOP」:全国から注文可能。毎週新アイテムやコラボ商品の情報もアップ
  • 大丸梅田店、近鉄百貨店などで常設販売。店舗ごとに限定商品もあり
  • SNSを活用した最新情報発信で、売り切れや再入荷通知、抽選販売情報を素早くキャッチ可能

遠方の方や、会場に行けなかった方も自宅で万博の雰囲気を味わえることができ、ファンの裾野がますます広がりました。

ミャクミャクと万博がもたらしたもの

今回の万博は、ただ設備や技術の展示会としてだけでなく、「ミャクミャク」を通した人と人のつながりや、地域を超えた共感、楽しい思い出を創出する場となりました。
グッズが人々の間で話題にのぼり、新しい交流が生まれることで、「万博=一過性のイベント」ではなく、暮らしや心に残る特別な体験となったのです。

  • ミャクミャクの活躍により、万博グッズは子どもから大人まで幅広い世代に大ヒット
  • 「買いたいのに買えない」「何度も並んでやっと買えた」といったドラマも
  • イベントを超え、関西文化や日本全体への誇りを新たにするきっかけに

万博終了まで残りわずかとなりましたが、ミャクミャクとそのグッズは、今後も多くの人に愛され続けることでしょう。

さいごに

2025年大阪・関西万博は、ミャクミャクとともに新たな物語を紡いできました。公式キャラクターグッズの“稼ぎ頭”として経済的にも大きく貢献したミャクミャク。関西地域だけでなく日本全国、さらには世界中にその魅力が広がり、閉幕直前の今もなお、その人気と勢いは衰えることがありません。
思い出の詰まったミャクミャクグッズが、皆さん一人ひとりの未来にも、きらきらと輝く宝物になりますように。

参考元