『所さんお届けモノです!』最終回――8年半の感謝と五街道の新名物たち

2025年9月27日、MBS/TBS系の人気バラエティ番組『所さんお届けモノです!』がついに最終回を迎えました。本記事では、最終回の模様や番組の軌跡、印象的な出演者、そしてとっておきの「新!新名物」たちについて、やさしく解説します。番組を愛してきた方も、最近知った方も、この記事でその温かい世界のすべてを感じてください。

8年半――「箱からはじまる」物語の終幕

『所さんお届けモノです!』は2016年4月にスタートし、2025年9月27日の放送で終了となりました。お届けモノを通じて全国の「驚き」や「ワクワク」を伝える、土曜朝の定番エンタメバラエティ。番組MCはタレントの所ジョージさん、レギュラーはアンガールズ田中卓志さん、そして最終回まで彩ったのが女優の岡崎紗絵さんでした。

  • 2016年にスタートし、2025年まで8年半にわたり放送
  • 「箱からはじまるバラエティ」として全国からこだわりのお届けモノを紹介
  • 土曜朝の楽しみとして広い世代に愛された

最終回の見どころ:「五街道の新!新名物SP」

番組の掉尾を飾ったのは、「8年半の感謝を込めて!五街道の新!新名物SP」でした。スタッフ・出演者一丸となって、日本五街道(東海道、中山道、甲州街道、奥州街道、日光街道)を巡り、「100年を超える老舗」の進化した“新名物”を探す壮大な企画。「街道シリーズ」を締めくくる今回の旅人は、番組史上もっとも多くお届けモノをしてきたチャンカワイさん。総移動距離はなんと1500キロ以上に及びました。

  • 「箱からはじまる」物の物語の集大成
  • 五街道を舞台に、新名物を探す旅を敢行
  • チャンカワイさんが“送り主”たちの人生の変化や進化した新名物を徹底調査

番組が生んだ“新名物”の進化と物語

最終回では、これまでに紹介されてきたお届けモノがどのように成長し、進化したかも追跡。「所さんの『おいしい!』ひとことで、送り主やお店の人生に大きな変化が生まれた」とされ、番組がきっかけで新たな名物が「新!新名物」として誕生する様子も紹介されました。

  • 中山道「葛包み栗きんとん」――所さんもリピートするほどお気に入りだったクラシックな和菓子が、巨大サイズに進化!?
  • 東海道「焼き芋ふがし」――伝統的なお菓子が“意外な味”へと最新アップデート!
  • 紹介した品はシリーズ通算1,094個にも及びます

放送を重ねるごとに、新しいアイディアやコラボレーションで伝統がアップデートされ、“送り主”さんのもとにも多くの反響や変化があったと語られています。特に「新名物がさらに進化した『新!新名物』」という展開は、お届けモノの価値と番組の影響力の大きさを物語っています。

岡崎紗絵さんのファッションと存在感

最終回でも輝きを放ったレギュラーメンバー・岡崎紗絵さん。美しいスタイルとファッションセンスも番組の見どころのひとつでした。とくに最終回ではビスチェ×パンツを組み合わせた洗練のデニムコーデで、多くの視聴者の注目を集めました。シンプルで飾らない、品のある佇まいは番組に欠かせない存在。知性と気さくさで視聴者の人気を得てきた岡崎さんの笑顔やコメントが最終回にも華を添えました。

  • トレンド感のあるカジュアル・エレガントな着こなし
  • ファッション誌からも注目されるコーディネート
  • 番組の明るさと温かい雰囲気を体現

所ジョージさんと共演者たち――番組を支えた人々

所ジョージさんの独特なボケとツッコミ、知的好奇心あふれるコメントが『所さんお届けモノです!』の大きな魅力でした。田中卓志さん(アンガールズ)とのやり取りは絶妙で、土曜の朝に視聴者へ笑いと驚きを届けてきました。また、多彩なゲストも番組を盛り上げてきました。

  • MC:所ジョージ
  • レギュラー:田中卓志(アンガールズ)、岡崎紗絵
  • 最終回ゲスト:チャンカワイ
  • 多様な送り主・各地の名産・老舗職人たち

視聴者と共に歩んだ「お届けモノ」たちの記録

8年以上にわたり紹介された「お届けモノ」はなんと通算1,094個。全国津々浦々の職人技、アイディア商品、最新グッズ、ロングセラーの食品などが所さんの元に届き、「ワクワクする箱」を開けるたびに新たな驚きと物語が生まれました。

番組発のヒット商品やブームも多数あり、視聴者の週末を楽しく彩る「発見」と「感謝」に満ちた時間となりました。最終回では、リピーターやファンの声も取り上げられ、番組の深い“絆”が伝わる温かい内容でした。

番組の社会的インパクトと、今後の「お届けモノ文化」

『所さんお届けモノです!』は、ただモノを紹介するだけでなく、地域活性化や伝統産業、有名無名に関わらない「職人魂」や家族経営のストーリーまで、さまざまな社会的意義も生み出してきました。番組をきっかけに、紹介された製品が注目を集めたり、地元のお店が新たなチャレンジに踏み出したりするなど、多くの成功事例が生まれました。

  • 地域の特産や新商品への関心が高まる
  • 若手クリエーターや老舗店の連携による「新名物」誕生
  • 世代を超えた「人」や「モノ」へのリスペクトを醸成

「お届けモノ」の文化は、これからも視聴者ひとりひとりの暮らしや好奇心の中に生き続けます。8年半にわたる歴史と物語が、新しい時代の「ワクワク」をつくる礎となっていくことでしょう。

まとめ:番組とともに歩んだ時間に、ありがとう

『所さんお届けモノです!』の最終回は、これまで応援してきた全国の視聴者、送り主のみなさん、現場の作り手たち一人ひとりへの「感謝」で溢れていました。エンタメ性の高いバラエティでありながら、日々の小さな驚きや共感、ご縁の大切さを丁寧に育んできたこの番組。今後、新たな形で“お届けモノ”が生まれるかもしれませんが、とびきりの温かさはずっと心に残ります。

  • 8年半、全1,094個のお届けモノの物語に感謝
  • 地域や世代、職人と視聴者をつなげる番組としての役割
  • 新名物が語る、伝統と未来のバトン

土曜の朝、箱の中のワクワクを、所ジョージさんとともに開ける日常は一区切りを迎えました。けれど、日常こそが「お届けモノ」であふれている――そんな気づきを残して番組は幕を下ろしました。長い間「ありがとう!」の気持ちを、この記事を通じて改めてお届けします。

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