YOASOBI、連ドラ初主題歌『劇上』&激変報道で話題沸騰――三谷幸喜ドラマとのタイアップによる新章

2025年10月、音楽ユニットYOASOBIが、フジテレビ水曜夜10時枠の新連続ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(通称:もしがく)の主題歌を担当することが発表されました。YOASOBIにとってはこれが初の連ドラ主題歌提供となります。
また、コンポーザー・Ayaseが自らボーカルを務めるダブルボーカル形式での楽曲提供も話題となり、SNSやメディアで大きな注目を集めています。しかしその一方で、最近のYOASOBIメンバーの容姿が「激変した」として、一部ファンや視聴者から困惑や議論の声も上がっています。

YOASOBI、ドラマ主題歌初挑戦「劇上」の誕生

『もしがく』は、脚本家三谷幸喜が自らの私小説『劇場ものがたり』を原作に書き下ろし、舞台は1984年の渋谷。“この世界は舞台であり、人間はみな役者である”という哲学的テーマの青春群像劇として制作されました。
出演陣も、菅田将暉二階堂ふみ神木隆之介浜辺美波ら豪華キャストが揃い、豪勢な顔ぶれが話題を呼んでいます。

  • 主題歌「劇上」は、ドラマの世界観と真摯に向き合い、物語の根底にある“舞台”と“役者”のモチーフを音楽として昇華した新曲です。
  • ドラマの放送日である10月1日は、YOASOBIが結成から6年を迎える記念日でもあり、ユニットにとっても特別な節目となります。
  • YOASOBI初となる、Ayaseが歌唱に参加するダブルボーカル体制による挑戦的な記念作品です。
  • 本楽曲の音源は、ドラマ第1話の放送内で初公開される予定です。

完成披露イベントで発表された喜びと熱狂

主題歌発表は、9月21日に都内で開かれたドラマ完成披露試写会で行われました。三谷幸喜氏や主演の菅田将暉をはじめとするキャスト陣が登壇し、満席の会場は熱気と期待に包まれました。
イベント中には、YOASOBIのふたりが映像でサプライズ登場。「劇上」提供を自ら発表すると、観客席からは大きな歓声と拍手が沸き起こりました。
この発表によってSNS上でも祝福や期待の声が瞬く間に広がり、「YOASOBI連ドラ主題歌」「劇上」「もしがく」などのワードがトレンド入り。
長年、三谷幸喜ドラマを追い続けてきたファンと、YOASOBIファン双方から「どんな化学反応が生まれるのか楽しみ」という期待の投稿が相次ぎました。

激変報道とファンの反応――“ゴリゴリタトゥー”の真相

一方で、今話題になっているのがYOASOBIメンバーの「激変姿」
最近、テレビ番組やSNSに登場したYOASOBIメンバーが以前とは異なるファッションや髪型、“ゴリゴリタトゥー”と称される存在感のあるタトゥーが見受けられたことから、一部視聴者やファンの間で「イメージが一変した」「連ドラの主題歌として大丈夫か」など、困惑する声や議論も生まれています。

  • 「ポップでさわやかなイメージから一転、大胆なスタイルに変化したことに驚いた」
  • 「個人の自由とはいえ、テレビ復帰となるタイミングなので心配するファンも多い」
  • 「ドラマの世界観や楽曲との調和がどのように図られるのか興味深い」

一方、組織的なファン層や新しいYOASOBI像を肯定的に受け止める声も多数あり、「アーティストとしての成長や挑戦を素直に応援したい」「時代に合わせて変化していくのは当然」と支持を表明する意見も見られます。
YOASOBI側からは「音楽で物語を届けるという信念は変わらない」「どんな姿でも本質を表現していきたい」とコメントが寄せられています。

ドラマ『もしがく』の作品背景と注目ポイント

物語の舞台は、1984年の渋谷。東京の喧騒と青春の葛藤が交差する時代背景のなか、三谷幸喜自身の半自伝的要素も織り込まれた“演劇”と“人生”をめぐる完全オリジナルストーリー。
主人公の若き役者を菅田将暉が熱演し、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波ら次世代スター俳優陣が脇を固めます。
劇中では、「楽屋」を現実と非現実の境界として、その内側と外側で繰り広げられる人間模様が描かれます。演劇の“みせる”世界と、素顔の自分を重ね合わせることで“人生は何度でもやり直せる”という価値観を問う物語となっています。

フジテレビ「水10」&三谷幸喜ドラマの意義

フジテレビ「水10」枠は長年、話題性・実験性の高い作品を世に放ち続けてきました。今回「三谷幸喜が25年ぶりに民放・GP帯で脚本を手掛ける」という点、そして近年続く“フジテレビの328億円赤字”や資金難報道の余波のなかでの超豪華キャスト起用も業界内外から注目されています。
ドラマの成功がフジテレビの今後を占う転機となるとの見方もあり、YOASOBIの主題歌曲『劇上』とのコラボは、単なるタイアップに留まらず、テレビドラマ界の新章を象徴する事件ともいえるでしょう。

YOASOBI「劇上」に寄せられる期待

YOASOBIメンバーは「ドラマのテーマに向き合い、楽曲制作に心血を注いだ」とコメント。ドラマプロデューサーの金城綾香氏も「YOASOBIらしい、ストーリー性のある主題歌に仕上がっている」と絶賛。
「楽屋はどこにあるのだろう」という問いかけが、楽曲「劇上」の歌詞やメロディにも反映され、視聴者の心をじんわりと打つことでしょう。

  • YOASOBIが描く“舞台”と“人生”の物語をどのように音楽へ昇華するか
  • 新レパートリー「ダブルボーカル体制」×「ドラマ初主題歌」の挑戦
  • 意欲作『劇上』とドラマの相乗効果

まとめ・今後の展開

音楽で物語を届けてきたYOASOBIが、今作「劇上」を通じて“テレビドラマ”と本格的に向き合うことでポップカルチャーのあり方に新たな問いかけを投げかけます。
一方、メンバーの激変報道に揺れるなか、アーティストとして、そして表現者として何を伝えようとするのか、今後の活動にも注目です。
YOASOBIと『もしがく』、二つの新章のクロスオーバーは、2025年秋、“テレビドラマ界最大の話題”となることは間違いありません。

参考元