TSUTAYAの新たな挑戦――地域と暮らしを豊かにする「体験型店舗」の進化

近年、日本全国のTSUTAYAは、従来のレンタルや書店事業にとどまらず、「暮らしと体験」をテーマとした新たな業態展開が拡大しています。2025年9月、鳥取県米子市と東京都板橋区で、それぞれ特色ある新スポットがオープンしました。本記事では、全国的な関心を集めているTSUTAYAの新店舗、「TSUTAYA東福原店×アウトドアショップOrange」と「TSUTAYA Conditioning PILATES 上板橋駅北口店」を中心に、その最新動向について詳しくご紹介します。

TSUTAYA東福原店に人気アウトドアショップ「Orange」山陰初出店!

2025年9月20日(土)、鳥取県米子市のTSUTAYA東福原店内に、人気アウトドアセレクトショップ「Orange(オレンジ)」が山陰エリア初進出となるグランドオープンを迎えました。和歌山県かつらぎ町本店で多くの支持を集めるOrangeは、全国のアウトドア・キャンプファンから注目される存在です。

  • 定番~最新ガレージブランドまで網羅:キャンプを趣味にする人からアウトドアイベント初体験の方まで幅広く楽しめる商品ラインナップ。
  • ブランド品の充実:PENDLETON(ペンドルトン)やチャムス、MIKANといった定番ブランドから、滋賀発のガレージブランド「TETSUZAN」の灯篭やランタンスタンドなど、選りすぐりの駅アイテムが集結。
  • 大ヒット食品「ほりにし」シリーズ:累計970万本以上売れた万能スパイス「ほりにし」が大人気。さらに「ほりにしカレー」「ホリネーズ」など、アウトドアと日常で使える食品も充実。
  • ショップインショップ形式の新提案:「生活提案型店舗」としてのTSUTAYAの進化――同店舗内にOrange専用コーナーを展開、買い物の楽しみが大きく広がりました。

特に「ほりにし」は、アウトドアだけでなくご家庭の食卓でも大活躍と話題です。シンプルな素材にひと振りするだけで、どんな料理にもコクとうまみを与えてくれるため、リピーターが続出しています。

またOrangeでは、アウトドアギアやアパレルだけでなく、カジュアルに日常使いできる雑貨やバッグ、インテリアまで幅広く取り揃えています。キャンプやピクニックのワクワク感を日常にも取り入れたい方にぴったりのお店です。

「TSUTAYA Conditioning PILATES」上板橋駅北口にオープン

2025年9月、東京都板橋区・上板橋駅北口エリアに、TSUTAYAがプロデュースするピラティススタジオ「TSUTAYA Conditioning PILATES」が新たにオープンしました。

この新店舗は、近年の健康志向やウェルネスブームを背景に、「書店×運動×ライフスタイル提案」の複合型業態として注目を集めています。従来のレンタルやカフェなどにとどまらず、地域住民に向けた“新しい体験”を提供しています。

  • ピラティスの専門スタジオ: 生活の中に、気軽に健康を取り入れたい利用者に向け、初心者から経験者まで幅広く対応できるプログラム設計。
  • TSUTAYAの強みを活かした空間づくり: スタジオ内には関連書籍や雑誌ディスプレイ、ピラティスグッズ販売コーナーなど、知的好奇心を満たす工夫も満載。
  • 地域密着型店舗の進化: 通勤・通学途中や買い物の合間に立ち寄れるアクセスの良さと、会員制サービスによる利便性で、幅広い世代からの人気が期待されます。

TSUTAYA Conditioning PILATESの特徴は、「知」と「体」を同時に満たす新しい提案スタイル。読書と運動、両方を生活リズムの中に自然に取り込むことができ、地域コミュニティの健康づくりや交流の場としても大いに期待されています。

TSUTAYAの新店舗がもたらす地域への影響

TSUTAYAは全国で新形態の店舗展開を強化しており、単なる「モノを借りる・買う」場から「体験し、学び、地域とつながる」コミュニティハブへと進化を遂げています。

  • 体験型業態の多様化:近年のTSUTAYAは、カフェやコワーキングスペース、フィットネス、アウトドアショップ併設など、ライフスタイルを豊かにするサービスを続々拡充。
  • 地域活性化への寄与:地方都市では、TSUTAYAの新店舗オープンによって家族連れや若年層の新たな集客が実現。日常的に気軽に立ち寄れる“まちの拠点”としての期待が高まっています。
  • パートナー企業との協業:Orangeのような専門店や、各地のカフェ・雑貨ブランドとのコラボにより、より個性的で多様な体験が可能に。

今回の米子市・TSUTAYA東福原店では、地元住民から「今までにないワクワク感がある」「週末が楽しみになった」といったポジティブな声が多く寄せられています。また、上板橋駅北口エリアでは、「電車通勤の前後や、子育て世代のリフレッシュにピッタリ」として、今までTSUTAYAに馴染みの薄かった層にも新たな価値を届けています。

今後の展望――TSUTAYAが目指す「暮らしのとなり」の存在へ

TSUTAYAはこれからも「まちのリビングルーム」「知と体がつながる場」というキーワードのもと、地域密着のサービス展開を強化していくと見られています。今や本やDVDレンタルだけでなく、“暮らしにちょっとした楽しさと発見”をもたらす拠点として進化を遂げており、そのイノベーティブな取り組みは全国の小売業やサービス業にも影響を与えつつあります。

アウトドア市場の拡大や、フィットネス・ウェルネス需要の高まりを追い風に、TSUTAYAが手がける「体験型店舗」は、これからの時代の新たなライフスタイル提案型ショップのロールモデルとなるでしょう。米子・東福原、東京・上板橋。どちらにも共通しているのは、日々の中に“新しい楽しみ”を提供する拠点として、「このまちに来てよかった」「また来たい」と思わせる魅力を感じさせる存在であるということです。

まとめ

  • TSUTAYA東福原店に人気アウトドアショップ「Orange」初上陸――アウトドア好きはもちろん、日常を彩る雑貨や食品も充実。
  • 東京都板橋区・上板橋駅北口エリアに「TSUTAYA Conditioning PILATES」新オープン――健康志向の高まりに応え、運動習慣と知的体験を融合。
  • TSUTAYAはモノ消費からコト消費へ――地域密着と体験重視で、全国的な新潮流を創出中。

店舗ごとに個性的かつ、多様な体験を生み出し続けるTSUTAYAの今後に目が離せません。新店舗にお出かけの際は、ぜひ「新しい発見と出会い」を楽しんでみてください。

参考元