ついに待望の復活!ホンダ「CB400スーパーフォア」新型、中国・重慶ショーで世界初公開へ

ホンダ「CB400スーパーフォア」—この名前を聞くと、多くのバイクファンが胸を高鳴らせることでしょう。かつて日本のネイキッドバイクシーンをけん引し、2022年に生産終了となったモデルが、2025年9月、ついに中国・重慶モーターサイクルショーで新型として正式発表されることが明らかになりました。ホンダ公式のSNSや現地メディア、専門誌『ヤングマシン』による現地レポートをもとに、CB400スーパーフォア新型の全貌と、発表を取り巻く熱気をお届けします。

3年ぶりの復活、その舞台は中国・重慶モーターサイクルショー

ホンダが「2025年9月19日に新型を発表予定 乞うご期待!」とのメッセージ付きでティーザー画像を中国のSNS「微博」に投稿したのは、今月中旬のことです。現地ファンだけでなく、日本国内外のバイク好きにも大きな衝撃と期待を呼びました。会場となったのは、アジア最大級の規模を誇る重慶モーターサイクルショーのホンダブース。新型ネオクラシックネイキッドの正体は、やはり「CB400スーパーフォア」でした。

  • 中国での正式発表日:2025年9月19日
  • 発表場所:重慶モーターサイクルショー(N6ホール 6T12室)
  • ティーザー画像をSNSで公開し、話題性を最大化
  • 会場では現地マスコミを中心に多数が詰めかけ、注目の的に

なぜ中国で初公開?国際戦略としての重慶ショー

CB400スーパーフォア復活の舞台が中国であったことには、ホンダのグローバル戦略が色濃く反映されています。近年、中国市場では大型排気量バイク、中でも4気筒エンジン搭載のプレミアムスポーツモデルへの人気が急上昇。加えて、バイク文化を牽引する国際都市・重慶での展示は中華圏ファンへのアプローチと、世界規模の話題性獲得の両面を狙ったものと言えるでしょう。

  • 中国市場向けミドルクラス直4エンジン車の開発経緯
  • 現地の熱狂的なバイク需要への応答
  • グローバルプレミアの発信力を意識した発表戦略

次期CB400スーパーフォアの内容とは?気になる最新装備を解説

今回の新型発表では、ティーザー画像と一部の技術情報、第1報レポートを通じて、CB400スーパーフォアの進化ぶりが明らかになりました。いくつかの注目ポイントをピックアップしてご紹介します。

  • 直列4気筒エンジンが継承・進化
    CB400スーパーフォアならではのエンジン形式—“ミドルクラスでの4気筒”。この唯一無二の魅力が復活。事前商標出願(CBR400R FOUR/CBR500R FOUR)からも明らかな通り、CB400またはCB500としての派生にも期待が寄せられます。
  • 最新デジタル技術の導入
    TFT(薄型フルカラー液晶)パネルによるオールデジタルメーターの採用や、LEDウインカー、電子スロットル(スロットルバイワイヤ)搭載が確定的です。新時代のネイキッドにふさわしい総合機能強化が図られています。
  • 電制クラッチ=Eクラッチ搭載か?
    ティーザー画像等からは、ホンダ新世代MTバイクで話題のEクラッチ(電子制御クラッチ)搭載車と見られ、クラッチ操作を半自動化した「Eクラッチ仕様」の登場への期待も高まります。

日本仕様「スーパーフォア」はどうなる?

中国初登場の新型CB400/CB500ですが、日本仕様としての「CB400スーパーフォア」の商標もホンダから2025年7月末に出願されていることが確認されています。つまり、現地中国デビューを皮切りに、今後日本国内への導入・販売もほぼ確実と見て良さそうです。

CB400スーパーフォアの生産終了から3年。カワサキ「Ninja ZX-4R」が独走状態となっていたミドル4気筒市場に、ホンダ伝統のシリーズが再び戻ってくる可能性に、多くのCBファン、王道ネイキッドファンが歓喜し注目しています。

  • 2025年7月末、本田技研工業により「CB400 SUPER FOUR」商標出願
  • 日本導入は中国デビュー後が有力
  • 日本仕様の車名も伝統「スーパーフォア」で継承か

ホンダ伝統の系譜、CB400の歩みと今回の意義

1992年、初代CB400スーパーフォアが誕生。「NEO SPORTS CAFÉ」デザイン登場までは、日本の4気筒ネイキッドを代表する人気車種として君臨してきました。その後、数度のマイナーチェンジを経て環境規制や市場環境の変化により2022年に生産終了。しかし国産唯一の4気筒400ccとして、多くの熱烈な支持を集め続けてきました。

その栄光の歴史を継ぐ新型CB400スーパーフォア。新たなエンジン、電子装備、現代安全基準を纏い、今ふたたび“最強のストリートバイク”として復活します。今後の正式スペックや日本仕様に関する情報は、発表会後の詳細リリースを待つ必要がありますが、現時点でも多くの人々の期待と青春の象徴として、大きな話題となっているのです。

  • 日本オリジナルの伝統的デザイン+新世代技術融合
  • 唯一無二のミドル4気筒ネイキッドの存在価値
  • 今後のミドルクラスバイク市場への刺激的復活

新型CB400スーパーフォア発表を受けた声と今後の展望

SNSやバイク専門コミュニティでは、早くも「またシビック時代が来る!」「こうこそホンダの本気」といった再評価の声が相次ぎ、さらなる情報の解禁を待ち望むコメントが殺到しています。一方で、正式な国内仕様や価格・発売時期、さらにはカスタム性・旧モデルオーナーへのサポートなど、今後の続報にも強い関心が集まっています。

ホンダの真骨頂、新しい「CB400スーパーフォア」。中国・重慶の地から発信されたこの華々しい再始動の報告が、バイク好きのみならず、ストリートカルチャー全体に“新たな鼓動”を与える一大ニュースとなることは間違いありません。

今後の追加情報・正式リリースに期待

発表直後のため詳細なスペックや販売時期、グレード構成などは未発表ですが、ホンダからは今後さらに情報発信が行われるとみられます。さぁ、伝説のネイキッドバイクが新たな時代をどう切り拓くのか。引き続き「CB400スーパーフォア」から目が離せません!

参考元