井上順も注目!三谷幸喜脚本ドラマ「もしがく」、千葉に“1984年渋谷”再現の巨大オープンセットが話題
名優・井上順さんが注目発言をしたことでも話題となっている、フジテレビ系水曜10時ドラマの新作「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(通称:もしがく)。2025年10月放送開始に先立ち、本作のために建設された“1984年の渋谷”をテーマにした巨大なオープンセットが各メディアで大きく報じられました。
三谷幸喜、念願の80年代渋谷をドラマで再現
本作「もしがく」は、演出家・脚本家の三谷幸喜氏の完全オリジナル脚本による青春群像劇です。舞台は1984年、今や伝説となったバブル経済前夜の躍動する渋谷。華やかでありながらも混沌とした若者文化が息づいた時代を、三谷氏自身の半自伝的要素も加味して、ありのままに描き出します。
- バブル経済直前の渋谷が舞台
- 主人公は、成功を夢見る若き演劇青年・久部三成(菅田将暉)
- 共演:二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、小池栄子ほか実力・人気を兼ね備えた総勢24名
- ストーリーには、三谷幸喜氏の若き日の実体験や時代の息吹が盛り込まれる
千葉・茂原に異例の「渋谷」オープンセット誕生
ドラマ最大のトピックは、撮影のために千葉県茂原市の広大な敷地に建設された“1984年の渋谷”を完全再現した異例のオープンセットです。
- 現代の連続ドラマでは類を見ないスケール
- 伝説の坂・八分坂(はっぷんざか)、WS劇場、ジャズ喫茶など当時の街並みやカルチャーを細部まで忠実に再現
- 「SHIBUYA109」や「渋谷PARCO」も再現、ノスタルジックな雰囲気が全世代に訴求
- 制作・スタッフ陣の熱量が注目され、小池栄子さんも「作品のためだけに作られたオープンセットに感動し、スタッフの熱量に心震えました」とコメント
若き日の井上順、その軌跡を投影した時代背景
今作の舞台・80年代渋谷といえば、井上順さんがテレビやラジオで絶大な人気を誇っていた黄金期でもあります。当時の芸能界、音楽業界、そして俳優業界は今に続くカルチャーの土壌を築いた激動の時代でした。「もしがく」では、井上順さんが青春を過ごした頃の雰囲気や、彼がテレビで司会やパーソナリティを務め多くの若者に影響を与えていた時代背景がふんだんに盛り込まれています。
- 井上順さんは1980年代渋谷カルチャーの象徴的存在の一人
- バブル直前、「お金」「夢」「友情」「裏切り」など人間ドラマがひしめいていた時代
- 若者たちは音楽、ファッション、演劇、恋愛など多様な価値観に翻弄されていた
- 町全体が“舞台”そのものとなるような生き生きとした若者たちの姿が描かれる
総勢24人が集結!豪華キャストの競演と青春のぶつかり合い
発表済みのポスタービジュアルには、24名以上が大集合。その中には主演の菅田将暉さんをはじめ、日本のドラマ・映画界をけん引する実力派、個性派がズラリ。個性豊かな、それぞれの人生や夢、挫折が“大きな舞台”で交錯しながら、時に激しく、時に淡く、青春のぶつかり合いが描かれていきます。
- 主人公・久部三成(菅田将暉):演劇にすべてをかける青年
- 相棒的存在・仲間役に二階堂ふみ、神木隆之介など、若手の実力派が並ぶ
- 80年代文化を彩る大人世代として井上順に影響されたキャラクターや、人生の先輩キャストも
- 小池栄子は物語上重要な“ダンサー”として第1話から登場
井上順本人も感激、全スタッフ・キャストの“熱”が生むリアリティ
俳優のみならず、照明・美術・衣装などスタッフ陣のこだわりも尋常ではありません。井上順さんも「この再現度は本当にすごい、まるで40年前にタイムスリップしたみたい」と語り、三谷幸喜氏やキャスト、スタッフへの賛辞を惜しみませんでした。
- 当時の看板やポスター、ファッション、街頭風景までリアルにリサーチ・再現
- 演者自ら、実際に当時の生活や文化を体感することで一層リアルな演技へ
- 実際の昭和世代、若い世代ともに“あの頃”の気分を全身で感じられると評判
ドラマを彩る“1984年の渋谷”とは?
「もしがく」が描く1984年の渋谷は、文化の発信地「SHIBUYA109」や「渋谷PARCO」誕生間もない青春の聖地。夜な夜な賑わう繁華街のネオン、流行発信のショップ、ライブハウスやジャズ喫茶、そして小劇場群…。若き井上順さんのように「明日こそは夢を叶えたい!」と奮い立つ人々の姿で溢れていました。
- パワフルな「若者の街」としての渋谷の本質を、緻密な美術・舞台装置で再現
- 今も色あせないカルチャーの原点を引き出し、伝統と革新が交錯する世界観
- 大都会の片隅で、偶然が運命を変える…そんな“一期一会”の熱がドラマ全体を貫く
三谷幸喜からのメッセージとドラマ概要
「64人目の主役が見つかる」をキャッチコピーに、三谷流のユーモアと人間観察が全編に光る本作。視聴者各人が自分の思い出や過去と照らし合わせ、長く語り継がれる名作へと期待が高まります。
- 放送:フジテレビ系 2025年10月1日(水)スタート 毎週水曜 22:00~22:54(初回は30分拡大)
- 脚本:三谷幸喜
- 演出:西浦正記
- 出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、小池栄子ほか
まとめ:「もしがく」は、“本物の舞台”を体感できる新時代ドラマ
井上順さんなど、昭和渋谷カルチャーを知る人々の郷愁と、若い世代の新しい憧れを見事につなぐ本作。巨大オープンセットは単なる「背景」ではなく、“もう一人の主役”として登場人物たちを見守ります。当時の渋谷で希望や孤独、友情や失恋…あらゆる青春が交錯したように、現代の私たちもこの作品を通じて「自分だけの舞台」を見つけることができるかもしれません。
10月の放送開始を、井上順さんと同様に、心待ちにしましょう!