【新宿御苑】東京2025世界陸上開催に伴う重要なお知らせと観覧マナー、そして9月の見どころ
はじめに
新宿御苑は、都心にありながら四季折々の自然と豊かな緑に包まれる、東京を代表する国民公園です。例年、多くの方が訪れるこの新宿御苑ですが、2025年9月には「東京2025世界陸上競技選手権大会」(通称:東京2025世界陸上)が開催され、例年以上に注目を集めています。
世界陸上の開催と並行し、観覧スポットとして新宿御苑を訪れる方がさらに増加する見込みがあることから、環境省より注意喚起が行われました。ここでは、今回のお知らせ内容と観覧マナー、さらに9月中旬の新宿御苑の見どころを丁寧にご紹介します。
環境省による「長時間の場所取り」及び「場所の占有」への注意喚起
- 2025年9月12日:環境省より、「世界陸上2025」開催に関連して、新宿御苑各エリアでの長時間に亘る場所取り・占有について注意が発表されました。
- 新宿御苑は誰もが気持ちよく利用できる公園を目指しています。そのため、特定の団体や個人による長時間・大規模な場所の占有が厳しく問題視されています。
- 世界陸上の会期中(特に開会式前後)は、通常時以上に混雑が予想され、入場制限やゲート毎の誘導が行われる場合もあります。
公式Webサイトでも下記のような呼びかけがなされています。
- 「多くの来園者が安心して自然を楽しめるよう、長時間にわたるシート等での場所取りはご遠慮ください」、「ルールを守って楽しく安全に公園を利用しましょう」
東京2025世界陸上と新宿御苑―なぜここが人気スポットなのか
- 新宿御苑は国立競技場からほど近い都心のオアシスであり、広さや豊かな緑に加え、開けた芝生広場などから都市上空のパフォーマンスが見られる絶好の場所です。
- ブルーインパルスの祝賀飛行が開会式(9月13日)当日正午過ぎから都内各主要スポット上空で披露される予定であり、新宿御苑もその観覧スポットに挙げられています。
- 近くの東京都庁展望室や代々木公園と並び、多くの方が一生に一度の瞬間をカメラに収めようと訪れることが予想されます。
新宿御苑での観覧をより良いものにするためのマナーとお願い
- 大人数での場所取りや、一般の来園者が通行・休憩できなくなるような大規模占有は禁止されています。
- シートやテントを用いた長時間の場所取りはご遠慮ください。必要最小限の荷物とスペースで、譲り合って観覧しましょう。
- イベント当日はスタッフや警備の指示に従い、ゴミの持ち帰り・安全な観覧・他のお客様への配慮を心がけてください。
- 特に身動きが取りづらくなるような混雑が見込まれる際は、一時的な入場制限やエリアごとの入場調整が行われますので、公式サイトやSNSで最新情報をご確認ください。
新宿御苑の9月の見どころ(9月12日号より)
世界陸上の賑わいの中でも、新宿御苑は9月の深まりとともに豊かな自然が楽しめる季節を迎えます。
- キンモクセイ:ふんわりと甘い香りが園内を包み、秋の訪れを告げます。
- サルスベリ:夏から秋にかけて長く咲き続ける美しい花。芝生広場に彩りを与えます。
- ケヤキ・イチョウ:赤や黄色へと色づきはじめ、木漏れ日に包まれて園内の散策が一層楽しくなります。
- バラ園や日本庭園、温室の熱帯植物もこの時期ならではの美しさです。
都市の真ん中にありながら、珍しい鳥やリス、季節の花々とふれあうことができるのも新宿御苑の大きな魅力です。ご家族や友人と、秋の息吹を感じながらのんびりと散策を楽しんでください。
ブルーインパルスと新宿御苑—特別な「とき」を安全・快適に過ごすために
開会式当日は、航空自衛隊ブルーインパルスの展示飛行が行われます。過去には東京オリンピック開会式でも話題となり、SNSでも大きな感動を呼びました。
- 観覧エリアとして新宿御苑を選ぶメリットは広い芝生やゆったりした空間で、混雑が分散されやすいことです。
- 一方で、人気スポットゆえ多くの人出が予想されるため、前日夜や当日早朝からの場所取りを目指す方も現れる可能性があります。ただし、「長時間・大規模な占有は控える」という趣旨をよく理解し、短時間の利用・譲り合いの精神で臨みましょう。
- 特別な日だからこそ、誰もが安全に快適に過ごせるよう、マナーを守って新しい思い出を刻んでください。
まとめ
2025年9月、世界陸上の開催とブルーインパルスの祝賀飛行という歴史的瞬間を迎える新宿御苑。ときめく体験の裏側には、すべての来園者が気持ちよく利用できる公園であるためのルールとマナーがあります。
長時間の場所占有や大人数での場所取りは控え、譲り合いの気持ちと最新情報の確認をお忘れなく。自然と歴史、都市の鼓動が交錯する新宿御苑で、特別な一日をお楽しみください。