京急線の新たな取り組みとご利用案内に関する最新ニュース
京急線ご利用時のお願い――安全・快適な乗車のために
京浜急行電鉄(京急)は、2025年9月8日付で「電車ご乗車時のお願い」に関するポスター掲出を開始しました。これは駅や車内にて、ご利用者の皆さまへ安全かつ快適に京急線をご利用いただくための注意事項を分かりやすくお伝えするものです。
- 車内ではお互いに譲り合い、座席やスペースの占有を控えましょう。
- 混雑時間帯は流れに合わせて乗降し、無理な乗り降りは避けてください。
- スマートフォンやイヤホンの音量にご配慮を。
- 荷物は膝の上や網棚、足元にまとめ、通路の妨げとならないようお願いします。
- ベビーカーや大きな荷物の扱いには特に注意し、周囲への安全配慮を忘れずに。
京急電鉄は、ご高齢者・障害のある方・小さなお子さま連れ・妊産婦へのご配慮も呼びかけています。皆さまが安心して使える公共交通として、多様な利用者を気遣う行動をお願いしています。
京浜急行電鉄の多言語アバター案内サービス実証実験(横浜駅ほか)
京浜急行電鉄は、2025年9月より横浜駅など主要ターミナルにて「アバターによる多言語案内サービス」の実証実験を開始しました。
この取り組みは、国内外から多くの利用者が訪れる京急沿線の主要駅において、「言葉の壁によって不便を感じる方々のサポート」及び「駅案内の効率化」を目的としています。
- アバターがデジタルサイネージや案内端末上に登場し、日本語・英語・中国語・韓国語など多言語で利用者の質問に応答します。
- 各種乗り換え情報や運賃案内、観光案内、京急グループ関連サービスの説明も可能。
- 駅係員との連携により、実際のトラブルや緊急時は有人対応へ即座に切り替え。
2025年は世界的な国際イベントが国内各地で開催される予定であり、京急沿線駅にも訪日外国人が例年以上に訪れ、国内外の多様なニーズに応える必要性が高まっています。
京急は、IT技術を駆使した「アバター多言語案内サービス」の実証を通して、駅の利用体験の向上、案内コストの適正化、さらなる駅サービスの発展を目指しています。
最新号の京急広報誌「7854号」――2025年9月5日号より
京急電鉄の最新広報誌「7854号」(2025年9月5日発行)では、駅や電車ご利用時の注意事項を改めて呼びかける特集記事が掲載されました。
広報誌では、以下の内容が詳しく解説されています。
- 駅構内での「思いやりの行動」事例。
- 新型車両の快適設備や安全対策。
- 「アバター案内サービス」実証実験の目的と概要。
- 京急百貨店や沿線地域イベント情報。
また、「京急グループ全体の社会貢献活動」として、地域清掃・防災活動、近隣自治体や企業との連携、サステナビリティへの取り組みについても分かりやすく紹介しています。
京急線をより便利に使うための最新案内
- 京急バス 羽田空港⇔横浜駅(YCAT)線は、運転士不足による一部便の運休が続いています。ご利用時は時刻表等の事前確認をおすすめします。
- 敬老パス(横浜市の高齢者向け特別乗車証)は、シーサイドライン・京急駅での利用方法に工夫が必要です。ICカード型は専用の読取機を使い、有人改札で提示が必要な駅もあります。
- 今後開催予定の国際大会(例:世界陸上)の際は、一部京急バス・関連交通で迂回・運休の可能性があるため、公式サイトの情報にご注意ください。
京急線の駅や車内での「気持ちよい暮らし」をつくるために
京急線は、首都圏の主要な交通機関として、多くの人々の毎日の暮らし・移動を支えています。便利で安全な公共交通を守るためには、利用者一人ひとりのマナーと気遣いが欠かせません。
- 朝・夕のラッシュ時は特に譲り合い、急な乗り降りを避けるよう意識しましょう。
- 駅員・スタッフの指示に従い、困ったことがあればお近くの案内窓口や「アバター案内サービス」を活用してください。
- 訪日外国人やご高齢者の方など、多様な利用者への配慮が大切です。
これからも京急電鉄は、地域と共に安全・安心・快適な交通サービスの向上を目指し、最新技術や案内サービスの導入に取り組んでまいります。
京浜急行電鉄グループからのメッセージ
京急線をご利用いただく全ての方々へ。日々の安全・快適な乗車のため、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
駅の掲示案内やアバター多言語サービスなどを積極的にご活用いただき、ご質問やお困りの際はいつでもお声がけください。
京急グループは、皆さまの「安心できる移動」を守り、より良い地域づくりに貢献するため、これからも新しいサービス・便利な取り組みを推進します。