中丸雄一さんのMBS冠ラジオ「ますまるらじお」終了へ―活動自粛、出演見合わせ、そして放送終了決定までの経緯
はじめに
中丸雄一さんがパーソナリティを務めてきたMBSラジオ「増田貴久・中丸雄一のますまるらじお」(水曜日・深夜1時放送)が、2025年10月いっぱいで放送終了となることが明らかになりました。
このニュースは芸能界やラジオリスナーの間で大きな話題となり、多くの反響を呼んでいます。本記事では、番組終了の経緯や背景、関係者のコメント、そして今後について、複数の報道をもとにわかりやすく解説します。
中丸雄一さん出演のMBSラジオ番組「ますまるらじお」とは
「ますまるらじお」は中丸雄一さん(KAT-TUN)と増田貴久さん(NEWS)の2人がパーソナリティを務めるラジオ番組として、MBSラジオで水曜深夜1時から放送されてきました。
- 2021年4月に番組開始
- お二人の仲の良さや自然体のトークが大きな人気を誇り、深夜ラジオ層を中心にリスナー支持を集めてきました
- 音楽、芸能、身近な話題など幅広いテーマで構成され、リスナーからの投稿コーナーも充実していました
番組終了の発表―「総合的な判断」による決定
MBSラジオは2025年9月10日、大阪市内で開催された改編発表会見の中で「ますまるらじお」の10月いっぱいでの放送終了を正式発表しました。
- 担当の編成局長は、「秋の改編のタイミングで、タイムテーブル全体のバランスを見直す中、さまざまな検討をした上で総合的に判断した」と理由を説明しました
- 後番組や今後の編成については「現時点で何も決まっていない」とコメントされています
なおパーソナリティの1人、増田貴久さんにも既に終了の旨は伝えられ、ご理解をいただいているとのことです。
番組終了に至るまで―中丸雄一さんの出演見合わせと活動自粛の経緯
番組終了の背景には、中丸雄一さんが2024年8月以降、出演を見合わせていたことが挙げられます。
- 中丸さんは2024年8月、一部週刊誌で女子大生との密会が報じられたことにより、所属事務所(STARTO ENTERTAINMENT社)から活動自粛を発表されました
- その後しばらくは番組も増田さん単独での進行やゲストによるサポート体制が取られました
- 2025年1月、中丸さんは活動再開を発表したものの、「ますまるらじお」への出演は復帰せず、休演状態が続いていました
こうした長期にわたるメインパーソナリティの欠席は番組構成にも大きく影響し、改編期を前に局側が様々な視点から継続可否を検討。「総合的な判断」として、このタイミングで番組の幕を下ろす決断が下された形です。
増田貴久さんへの影響とリスナーの反応
「ますまるらじお」終了決定後、特に増田貴久さんへのエールや同情の声が多く上がっています。
- 一部報道では「増田さんがとばっちりを受けた形になった」と評するものもあり、SNSやファンサイトでは多くの応援メッセージが寄せられています
- 番組自体への惜しむ声や、2人の自然な掛け合いがもう聴けなくなることへの寂しさを語るリスナーの声も目立ちました
- 一方で、「事情を考えればやむを得ない」という理解を示す意見も見受けられます
今後の活動について増田さんご本人からは現時点で発表はありませんが、多くのファンが引き続き応援の気持ちを寄せている状況です。
メディア・放送業界側の視点と今後のラジオ編成
今回の決定は、タレントの不在がラジオ番組全体に及ぼす影響を浮き彫りにするものとなりました。
- 放送局としては、番組の継続にあたってリスナーやスポンサー、関係者への影響など、様々な要素を勘案して判断を下します
- 「ますまるらじお」の場合、約1年以上にわたりメインパーソナリティの一角が欠けたままの放送が続きましたが、長期的運営の難しさも背景となったと見られます
- MBSラジオでは11月以降、当該時間帯の新番組について「現時点では未定」としています。今後、聴取層のニーズを考慮しつつ、新たなラジオ企画が立ち上がる可能性もあります
中丸雄一さん本人の近況
中丸雄一さんは2025年1月、所属事務所を通じて公の場への復帰を発表しました。それ以降、テレビや音楽など他の活動では徐々に露出も再開されていますが、ラジオ分野については今回の「ますまるらじお」打ち切り発表で、一区切りがつく形となりました。
- 中丸さん自身からは今回の番組終了について、直接のコメントは出ていません
- ファンからは「いつかまたラジオで声が聴きたい」といった期待が寄せられています
まとめ―今後のパーソナリティとラジオのあり方
長年親しまれてきた「ますまるらじお」の放送終了は、ラジオファンや関係者にとって大きな転機です。ただ、ラジオ番組は常に時代や社会情勢に合わせて変化してきました。今後、新しいパーソナリティや企画が、また元気なラジオシーンを作り出していくことでしょう。
これまでの多くの楽しい放送とリスナーの想い、そしてパーソナリティのがんばりに、感謝の意を表したいと思います。
皆さんの「深夜のラジオがくれる癒やし」を、これからも大切にしていきたいですね。