DeNA・山崎康晃選手、医療的ケア児招待イベントで「夢」と「パワー」を届ける特別な一日

2025年9月6日、横浜DeNAベイスターズの守護神として知られる山崎康晃選手が、横浜スタジアム(通称・ハマスタ)で開催された東京ヤクルトスワローズ戦に、医療ケアの必要な子どもたちや病気・障がいを抱える子どもたちを特別に招待し、温かな交流の時間を提供しました。このイベントには、藤浪晋太郎投手や佐々木朗希投手、度会隆輝外野手など後輩選手たちも山崎選手の想いを汲み、積極的に参加しました。

山崎康晃選手がイベントに込めた想い

山崎選手は「子どもたちに僕たちがパワーを届けたい」「野球を通じて夢や希望を感じてもらいたい」と語り、企画の趣旨を自ら説明しました。難病や障がいを抱える子どもたちにとって、普段なかなかスポーツ観戦や大勢の人の集まる場所へ行くことは難しい現実があります。そんな子どもたちとその家族を、特別に球場へ招待し、プロ野球の現場を間近で体験してもらうことで、心からの笑顔と記憶に残るひとときを提供したいという熱い想いが込められていました。

イベント当日の様子:子どもたちの笑顔と歓声

  • ハマスタのスタンドに招待された子どもたちは、試合前のグラウンド見学やベンチ体験といった貴重な体験を楽しみました。多くは医療機器やサポートを必要とする子どもたちでしたが、その顔には普段見せないキラキラとした笑顔が溢れていました。
  • 山崎選手は、一人ひとりに優しく声をかけ写真撮影やサインに応じながら「困難を乗り越えて夢を追い続けてほしい」「プロ野球選手はみんな友だち」とメッセージを伝えました。藤浪投手や佐々木投手など、後輩の選手たちも同様に交流の輪を広げ、笑い声と感動が絶えない場面となりました。
  • 会場では、2025シーズンのスペシャルイベント「JUMP WITH MY DREAMS YOKOHAMA!山﨑康晃グローブプレゼント」の一環として、山崎選手が直筆サイン入りグローブを子どもたちに手渡す場面もありました

「夢」を語り合う時間~プロ野球選手×子どもたちの特別な交流~

山崎選手自身、プロ野球選手としての道のりは決して平坦ではありませんでした。過去にも、同様のイベントで「夢」について子どもたちと語り合い、夢を持ち続けることの大切さや「どんな状況でもあきらめない気持ち」がスポーツ選手だけでなく、すべての子どもたちにとっての力になることを強調してきました。今回も「子どもたちの笑顔や頑張りに、逆に自分たちが勇気をもらった」とコメントし、スポーツの垣根を越えた触れ合いの意義を改めて感じている様子でした。

イベントに参加した子どもや家族の声

  • 「山崎選手と初めて話せて、とても嬉しかった」「野球選手に間近で会えてずっと応援したい気持ちが強くなった」といった子どもたちの感動の声。
  • 「医療的ケアが必要でも、こんな素晴らしい体験ができると夢にも思わなかった」「子どもが大好きな選手と実際に会話して笑顔を見せてくれた」と、保護者からも感謝の言葉が数多く寄せられました。

繰り返される「夢」と「希望」のメッセージ

横浜DeNAベイスターズでは、山崎選手をはじめとする球団が主導し「キッズSTAR☆NIGHT」など未来を担う子どもたちへのメッセージイベントを毎年実施しています。今季も山崎選手のグローブプレゼント企画を拡大し、より多くの子どもたちに「野球を通じて夢を見るきっかけ」を与えてきました。この活動は、スポーツが「ただ勝ち負けを競う場」ではなく、「社会全体を明るくし、優しさや支え合いの心を広げる場」だという、球団と選手たちのメッセージそのものです。

プロ野球選手にとっての「責任」と「役割」

山崎康晃選手は、野球選手が社会に果たす役割についても深く語ります。「グラウンド外でも人々に元気や希望を与えることが、アスリートとしての大切な責任」とし、球団としても今後さらなる社会貢献活動に取り組む意向です。今年は後輩の藤浪、佐々木、度会選手も積極的に加わり、選手間の輪もより一層広がっています。こうしたチーム全体の温かな雰囲気が、多くのファンや地域に伝わっているのです。

これからの展望~「夢に向かって進む力」を子どもたちへ~

「スポーツには、無限の可能性と力がある」と語る山崎選手の姿に、子どもたちだけでなく、保護者や関係者、そしてファンも元気をもらいました。今回の招待イベントをきっかけに、野球選手を目指すだけでなく「それぞれの夢に向かう勇気」を持つ子どもたちが一人でも増えてほしい――それが山崎康晃選手とチームの最大の願いです。

まとめ:社会と野球、そして未来への約束

2025年9月、横浜スタジアムを舞台に実現した「夢」と「優しさ」の交流イベントは、山崎康晃選手らプロ野球選手の力強いメッセージとともに、多くの人の胸に温かな感動を残しました。スポーツの素晴らしさ、誰もが夢を持てる社会づくりの第一歩を、これからもベイスターズと山崎選手が示し続けてくれることでしょう。

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