WBC日本戦チケット高騰 地上波放送なし―東京ドームでプラチナ争奪戦へ
日本野球ファン必見!WBC東京ドーム開催のチケット最新情報
2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京プールについて、9月5日にチケット販売概要が発表されました。今回の販売は前回大会と比較しても大幅な値上がりとなり、特に注目されているのが日本戦のチケットの高騰です。地上波放送がないことで、現地観戦への需要がさらに高まり、チケット争奪戦は例年以上に激しくなる見込みです。
日本戦チケットの価格は過去最高水準
日本戦のチケットで最も高額となるのは「マススイート」(10人定員)で1試合176万円です。この席はグループ利用に適しており、1人あたりの換算でも非常に高価ですが、豪華な環境で試合観戦したい層から注目を集めています。
個人向けでは「エキサイトシートS」が1試合7万円、4試合パックでは33万6000円と設定されています。内外の野球大会でも最高水準のチケット価格となっており、特別な体験を求めるファンにとっては憧れの席となるでしょう。
- マススイート(10人定員):1試合 176万円
- エキサイトシートS:1試合 7万円/4試合パック 33万6000円
- 指定席SSS:1試合 3万4000円/4試合パック 16万3200円
- 外野指定席:1試合 7000円/4試合パック 3万4000円
この金額は前回大会(2023年)の同席種と比べても大きく値上がりしています。とくにマススイートは4.4倍、エキサイトシートは段階制導入で値上げとなっており、プレミア感が際立っています。
日本戦以外の価格設定と販売方法
日本戦以外の最高額席もマススイート(10人定員)が10万円と高額です。エキサイトシートAは1万2000円、指定席SSは8000円など、価格帯にも幅があります。一般ファンが気軽に観戦できる席も用意されていますが、それでも過去大会と比べ値上げが顕著です。
- マススイート(日本戦以外):1試合 10万円
- エキサイトシートA:1試合 1万2000円
- 指定席SS:1試合 8000円
席種のバリエーションが増えた一方、1日通し券の設定はなく、試合ごとの全席指定券となります。全10試合パックや日本戦全4試合パックなども選択可能ですが、いずれにせよ人気どころは争奪戦となるでしょう。
チケット申し込み方法と期間
抽選制による申し込み受付は、2025年10月1日午前10時から24日午後5時まで。読売ジャイアンツシーズンシートオーナー向けの先行抽選、ローソンチケット(インターネット抽選制)など複数ルートでの受付が予定されています。特に人気の高い日本戦は狭き門となるため、事前準備や抽選参加は必須です。
- 受付期間:10月1日午前10時~24日午後5時
- 主な受付方法:読売ジャイアンツシーズンシートオーナー先行抽選/ローソンチケット抽選(いずれもインターネット申込み)
地上波放送なしのインパクトと今大会の特徴
今回のWBC日本戦は、<米動画配信大手「ネットフリックス」が日本での独占放送権を獲得>しており、地上波での放送が一切ありません。前回(2023年)の大盛り上がりとは一転し、リアルタイムではネット配信のみ。現地観戦の価値や体験の希少性が際立つことから、「チケットがプラチナ化」する理由として大きく影響しています。
MLB開幕シリーズでさえチケット争奪戦が激しく、大谷選手らが出場することでWBCのチケット人気はさらにエスカレートすると予想されます。抽選制とはいえ、希望者殺到は避けられない状況です。
大会日程と観戦パックの概要
東京ドームでC組10試合が開催され、特に日本戦(全4試合)に注目が集まります。1日2試合の開催を基本とし、全10試合パック・日本戦4試合パックが申し込み可能。各日程や対戦カードも以下のように決定しています。
- 3月5日:12:00 オーストラリア―台湾/19:00 韓国―チェコ
- 3月6日:12:00 オーストラリア―チェコ/19:00 日本―台湾
- 3月7日:12:00 チェコ―台湾/19:00 日本―韓国
- 3月8日:12:00 台湾―韓国/19:00 日本―オーストラリア
- 3月9日:19:00 オーストラリア―韓国
- 3月10日:19:00 日本―チェコ
観戦パックを利用すれば、複数試合を割安で楽しめますが、パック販売も人気席はすぐに完売となる可能性が高いでしょう。
WBCチケット価格急騰の背景
今回のWBCチケット価格急騰の背景には、地上波放送なしによる現地観戦ニーズの急上昇、スター選手・大谷翔平らの出場予定、さらに野球人気の回復など複合的な要素が絡んでいます。とりわけ「プラチナチケット」と呼ばれるほど入手難易度が高くなっており、公式抽選申し込みも事前エントリーや情報収集が重要です。
前回大会から倍増以上となった席種もあり、各座席ごとに体験価値が明確になっています。今大会はさらに高級化・体験化の流れが進み、WBCは単なる野球観戦に留まらず、特別な「イベント」としての存在感を増しています。
最後に―現地観戦へのアドバイス
日本戦観戦を目指す方は、「抽選制」「高額席の価格」「地上波放送なし」という今大会ならではのトリプル障壁を意識しましょう。特に日本戦はどの席種も争奪戦必至。希望の席を確保するためには、受付初日から積極的に申込みを進めることが大切です。
また、パック販売や抽選情報は公式サイトやニュースで随時更新されるため、最新情報のチェック・事前準備をおすすめします。熱狂のWBCを、ぜひ自分の目で、現地で体感してください。