相鉄線100周年・50周年記念「歴史彩るラッピング列車」が2025年9月から運行開始!
相鉄線の新しい歴史―ラッピング列車「SOTETSU LINE HISTORY TRAIN」とは?
2025年9月1日より、相鉄グループの相模鉄道株式会社(本社:横浜市西区、社長:千原広司)は、歴代の車両や駅舎の外観をモチーフにしたラッピング列車「SOTETSU LINE HISTORY TRAIN(ソウテツライン・ヒストリートレイン)」の運行を開始します。運行期間は2026年3月末までを予定しており、沿線地域で暮らす人々や電車ファンにとって大変注目を集める企画となっています。
記念すべき節目を迎える相鉄線
- 相鉄本線・二俣川駅〜厚木駅間、上星川駅〜二俣川駅間の開業100周年
- いずみ野線・二俣川駅〜いずみ野駅間の開業50周年
2026年は、相鉄線にとって大きな節目となる年です。本線の主要区間が100周年、いずみ野線の主要区間が50周年を迎えるのを記念して、多彩な企画の中でも特に注目を集めているのがこのラッピング列車です。「歴史」と「未来」を繋ぐプロジェクトの象徴として、地域に彩りを添えます。
どんな列車? その特徴に迫る
- 相鉄9000系リニューアル車両をベースに、1両ごとに年代を分けて歴代車両と沿線の風景などでラッピング
- 列車の全面には記念企画のオリジナルロゴのヘッドマークを掲出
- 「移動する美術館」として運行
- 運転期間中、列車側面のラッピングの一部が差し換えられ、長期間にわたり変化を楽しめる
外観だけでなく、沿線の風景や歴代の駅舎もデザインされているため、「今」と「昔」を一度に感じながら列車の旅を楽しめます。デザインには相鉄グループのデザインブランドアッププロジェクトのコンセプトが活かされており、鉄道ファンだけでなく幅広い世代にとって印象的な体験となるでしょう。
なぜ「歴史を彩るラッピング列車」なのか?
本企画は、地域とともに歩んできた相鉄線の軌跡を振り返り、「未来」へのバトンをつなごうとする思いから誕生しました。二俣川駅〜厚木駅間やいずみ野線の歴史は、沿線地域の発展や人々の暮らしと深く結びついています。今回のラッピング列車は、ただ過去を懐かしむだけでなく、今を生きる人たちと未来世代にもその歩みを知ってもらうための工夫がなされています。
運転開始の記念日には、地域住民や通学・通勤で利用する方々、遠方からの鉄道ファンなど、多くの人たちで賑わうことが予想されており、鉄道路線を中心にした新たな地域交流も期待されています。
ラッピング列車の各車両デザインとその見どころ
- 第1号車:開業初期のレトロ車両を再現。大正・昭和の雰囲気が醸し出されています。
- 第2号車・3号車:高度成長期に活躍した車両たち。それぞれの外観やカラーリングを忠実に再現し、時代の変化を一目で感じられます。
- 第4号車以降:現代の新型車両や沿線の発展に合わせたデザイン。最新の技術と快適性を表現しています。
- 駅舎デザイン車両:歴代の駅舎や駅前風景が外観にラッピングされており、各駅や地域の思い出が鮮やかに描かれています。
車両ごとにテーマがあり、乗車するたびに新たな発見があります。鉄道ファンはもちろん、普段から相鉄線を利用する方々も、毎日の通勤・通学がちょっとした特別な体験に変わるでしょう。
過去から未来へ。相鉄線の持続する魅力
相鉄線は1926年に誕生して以来、地域の移動の基盤として、また沿線の発展を牽引する存在として、多くの人に支えられて歩んできました。時代ごとに車両やサービスも進化し、地域の風景も大きく移り変わってきました。今回のラッピング列車は、そんな相鉄線の歩みを「走る美術館」として具現化した取り組みです。
デザインは単なる懐かしさだけでなく、未来志向の要素も散りばめられており、これからも相鉄線が地域とともに成長し続ける意志が感じられます。
地域とともに歩む相鉄線、その社会的役割
- 沿線地域の小学校や中学校など教育機関と連携した歴史学習への活用
- 地域イベントや記念切符、限定グッズなど多彩な記念企画も展開
- 沿線市町との協力による観光や情報発信プロジェクト
相鉄グループは、地域社会との共生はもちろん、「人と地域と鉄道」の新たな繋がりづくりも推進しています。こうした取り組みは、長年積み重ねてきた信頼と共感を更に深め、これからの世代にバトンをしっかりと渡していくための大切な足がかりです。
記念イベントや乗車体験の楽しみ方
- ラッピング車両の運転初日に合わせた記念セレモニー(駅構内での式典やグッズ販売)
- 側面ラッピングの定期的なテーマ変更(次はどんなデザインかワクワクが続く!)
- 沿線各地でのスタンプラリーやデジタルスタンプイベント
- 記念入場券や乗車券、キーホルダーなどの限定アイテムも販売予定
日常の通勤・通学やお出かけの途中でも自然にこのラッピング列車に出会えるため、誰もが気軽に“鉄道の歴史美術館”を楽しむことができます。これまで電車で見慣れた風景にも、新鮮な感動が加わることでしょう。
相鉄線ファン必見!公式情報・今後の発表にも注目
- 相鉄グループ公式サイトやプレスリリースで最新情報を随時公開
- 今後も様々な記念キャンペーンや特別列車の運行計画が予定されています
- 地域の駅や車内掲示を使った歴史パネル展示、フォトコンテストなども企画中
今回のラッピング列車運行をきっかけに、相鉄線の過去・現在・未来をつなぐ新しい盛り上がりが広がっています。まだ乗ったことがない人も、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。100年、50年の歴史を誇る相鉄線の魅力を、ぜひ身近に感じてください。
まとめ
今年9月から2026年3月末まで運行される「SOTETSU LINE HISTORY TRAIN」は、相鉄線本線100周年・いずみ野線50周年という大きな節目を多くの人と分かち合う特別な取り組みです。歴代の車両や駅舎がデザインされた美しいラッピング列車は、思い出と未来、地域と人々をつなぐ“走る美術館”として、これからの相鉄線の新たな一歩を彩ります。