堂安律、フランクフルトで鮮烈デビュー!開幕直前のクラブ最新動向と彼がもたらす期待
フランクフルトに新風!堂安律が公式戦デビューで2ゴールの大活躍
2025年夏、日本代表MF堂安律がフライブルクから完全移籍でフランクフルトに加入し、さっそく公式戦デビューとなったDFBポカール1回戦で鮮やかに2ゴールを記録、クラブに新しい流れを作り出しました。17日に行われたエンガース(ドイツ5部)との試合では先発出場し、右サイドから積極的に攻撃へ関与。立ち上がりから存在感を見せ、自らゴールも狙いに行くなど攻守で躍動しました。
試合はチーム全体が快調にゴールへ向かいました。44分には味方のゴールで先制。直後の45分、堂安が移籍後初ゴールを叩き込みます。ジャン・ウズンのフライパスを右足で巧みにコントロールし、迷いなく左足でフィニッシュ。その後も堂安はゴールへの意欲を示し、後半9分にはヒューゴ・ラーションのスルーパスをエリア内で受けて再び左足でゴールネットを揺らしました。35分で交代となりましたが、彼の2ゴールでチームは勢いを増し、結果は5-0の圧勝。堂安の存在がいかに大きかったかを印象づけました。
監督・チームメイトも絶賛…「ワンチャンスで点が取れる」の評価
- デビュー戦で2得点の圧倒的な働きに、フランクフルトの指揮官ディノ・トップメラー監督も「素晴らしい選手だ」とコメント。攻撃面だけでなく、プレッシャーのかかる場面でも堂安が冷静にボールを運び得点に結び付ける姿勢は、すぐさまチーム内外から称賛を集めました。
- またチームメイトからも「ワンチャンスで点が取れる」と評価され、フランクフルトの攻撃陣に新たなオプションをもたらす選手として期待が高まっています。
2025-26シーズン、ブンデスリーガ開幕への意気込み ― フランクフルト指揮官のコメント
フランクフルトは8月23日(土)、本拠地でのリーグ開幕戦を控えています。指揮官のトップメラー監督は開幕戦に向けて「最大限のインテンシティ(強度)で臨む」と宣言。新戦力の堂安律に加え、既存選手の成長も見据えながら、シーズンの出だしを絶好の形で迎える意志を見せており、堂安の活躍がリーグ初戦のカギを握ると見られています。
堂安律、ついに悲願のCL初挑戦へ…「急がば回れ」を貫いた欧州9年目のキャリア哲学
2017年から欧州挑戦を続けてきた堂安は、オランダ・フローニンゲン、PSV、ドイツ・アルミニア・ビーレフェルト、フライブルクを経て、ついにヨーロッパの舞台で長年の夢であったチャンピオンズリーグ(CL)本戦に挑戦できるクラブであるフランクフルトの一員となりました。
「急がば回れ」をキーワードに積み重ねてきたキャリアは、ステップアップを焦らず着実に成長スピードを保ち、実践の中で“自分らしさ”を磨いてきた9年間だったといえます。その結果が、フランクフルトというドイツ屈指の強豪チームでのスタートダッシュにつながりました。
試合展開の詳細:堂安律のゴールシーンを振り返る
- 1点目(前半45分):ジャン・ウズンの浮き球パスを受け、右足トラップからの左足フィニッシュ。ゴール前での冷静な判断と精度が光った瞬間です。
- 2点目(後半54分=9分):ヒューゴ・ラーションからのスルーパスを受け、身体の向きをうまく使ったコントロールショット。相手DFの意表を突くタイミングでネットを揺らしました。
自身初となる公式戦での2得点に、堂安自身も「2点を挙げることができて嬉しく思う。土曜日、ホームスタジアムでの初戦を楽しみにしています」と、開幕戦への強い意気込みをコメントしています。
フランクフルトと堂安律 ― チーム戦術にハマる万能性
フランクフルトは近年、攻撃的なサッカーを標榜しながらも複数ポジションで働ける選手を重用するスタイル。その中で堂安は元々インサイドハーフ、ウイング、シャドーなど多彩な役割で活躍できるため、システムの中核としてもフィットしやすい存在です。
試合を通じて、単に点を取るだけでなく、周囲との連携やプレッシング、ビルドアップ局面でも高い貢献度を示しており、チームのさらなる進化のピースとなりそうです。
日本サッカー界からの期待、そして今後の展望
- 新天地での衝撃的な活躍は、日本のファン・関係者も熱い視線を送っています。「堂安が活躍すれば日本サッカーも盛り上がる」。代表での経験や責任感も増す中、彼の成長は今後の日本代表にも好影響を与えるでしょう。
- 周囲の期待が高まる一方で、シーズンはまだ始まったばかり。リーグ戦やCL、カップ戦でのさらなる進化にも注目が集まります。
まとめ ― フランクフルトの新エース誕生か
開幕を直前に控えたフランクフルトで、堂安律はわずか1試合で確かな結果と大きなインパクトを残しました。指揮官・仲間たちも彼の存在に期待を寄せ、最大限のインテンシティで挑むチームにおいて、攻撃の切り札、そして新たなエース候補としての存在感は日に日に高まっています。
フランクフルト、そして日本サッカーの今シーズンに向けた最注目選手となった堂安律のこれから――新たな舞台で輝く瞬間から目が離せません。