藤本美貴、3児の母として語る「子育ての心がけ」そして同期・道重さゆみ引退に寄せて

2025年8月14日、芸能界は大きな節目を迎えました。「モーニング娘。」6期生であり、数々のアイドル文化の象徴となった道重さゆみさん(36)が、約22年間の芸能活動に惜しまれつつ幕を下ろしました。そのラストライブでは取材陣を入れず、観客の前だけで堂々と別れを告げた姿が、多くのファンの涙を誘っています。

そして、その道重さんと同じ6期生としてモー娘。で活躍した藤本美貴さんもまた、現在3児の母となり、新たなステージで輝いています。本日は、藤本さんが語る子育てへの思い、そして魅力あふれる彼女の日常と、長く協力し合った同期たちの絆に迫ります。

道重さゆみ引退――取材を制限し、観客への「感謝」と「別れ」

8月14日にZepp DiverCity(東京)で開催されたラストライブ『SAYUMINGLANDOLL~SAMSALA~』。道重さんは、取材陣の取材を制限し、ファンと向かい合うラストステージを選びました。そこでは、

  • 「涙止まらなくて手紙で泣いて最後でも泣いてずっと泣いてた」
  • 「観客に直接別れを告げる姿が潔く、感動的だった」
  • 「さゆの人生がこれからも幸せでありますように」

など、SNS上にもファンの感謝や惜別の声が溢れました。

「モーニング娘。」として活動を始めたのは2003年1月9日、当時13歳。平成生まれアイドルとして、田中れいなさんと共に時代の象徴となり、「かわいい文化」の新たな活路を見出しました。卒業するまで、在籍日数4329日という歴代最長を誇り、グループの中心を担いました。

吉野家との「さゆ丼」10年、企業からのねぎらい

道重さゆみさんは、吉野家の「焼鳥つくね丼」(通称:さゆ丼)をきっかけに、同社との縁も深く、時折イベントにも登場してきました。その引退に際し、吉野家は公式に「125年の歴史に刻まれるべき伝説になりました」「22年間の芸能活動本当にお疲れ様でした」と粋なメッセージを寄せ、アイドルとしての道重さんの功績をたたえています。

子育てを語る藤本美貴 「いろんな経験をさせてあげたい」

一方、同じく6期生の藤本美貴さんは、現在3人の子供の母親として輝いています。芸能活動と家庭を両立させながら、子育ての心がけについて語っています。

  • 「子どもにはいろんな経験をさせてあげたい」
  • 「日々成長する子供たちから、私自身も学び続けています」
  • 「困ったときの一番の相談相手は庄司さん(夫、庄司智春さん)」

という、温かく前向きな姿勢を常に忘れません。

藤本さんが強調するのは、「何事もまずはやらせてみる」こと。習い事や友人との交流、自然体験などを積極的にさせているそうです。その中で、子ども自身が「自分らしさ」を見つけていくことが大切だと考えています。

芸能界から母業へ――ライフステージの変化

モーニング娘。卒業後、個人での活動を続け、バラエティやタレント業もこなしてきた藤本さん。プライベートでは、夫・庄司智春さんとの夫婦関係も公開し、テレビなどで夫婦共演が話題になることもしばしばです。

藤本美貴さんは、家族とのコミュニケーションだけでなく、「自分自身の時間も大切にする」ことを意識しています。それが、母としての余裕や笑顔に繋がると語っています。

道重さゆみ、藤本美貴、田中れいな――6期生の絆

道重さん、藤本さん、それに田中れいなさんの3人は、モーニング娘。6期生として共に歩み、互いに切磋琢磨してきました。ライブや舞台で重なりながら、それぞれが異なる道で活躍。

藤本美貴さんも、引退日の道重さゆみさんのステージを見届け、「同期として寂しいけど、お疲れ様」とSNSで想いを伝えています。アイドル時代から続く絆は、今もなおファンの中で強く認められています。

アイドルから母へ、「自分らしく生きる」人生観

家族や子育て、そして仕事――藤本さんは「いろんな経験をすることで、人は成長する」と感じています。母として、アイドルとして、そして一人の女性として積み重ねてきた日々。

  • 「子育ては自分の人生の新しいステージ」
  • 「仕事でもプライベートでも、支え合う人がいることが一番の強み」
  • 「毎日を大切に、楽しく過ごすことが大切」

藤本美貴さんのこれから――子どもたちと一緒に成長し、穏やかで逞しい母として、そして個性あふれるタレントとして、多彩な活躍に今後も期待が寄せられています。

時代の終わりから新しいステージへ

道重さゆみさんの芸能界引退という大きな出来事と、藤本美貴さんの現在――アイドル時代から続いてきた「自分らしさ」と「仲間の絆」は、これからも多くの世代に受け継がれていくでしょう。藤本さんが語るような家族への思いや、日々成長する子どもたちへの愛情は、時代を超えて大切にしたい価値観です。

今後も藤本美貴さんの歩みが、多くの人たちに元気と希望をもたらすことは間違いありません。母として、タレントとして、新しい時代のロールモデルとして、その活躍に注目が集まります。

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