トム・フェルトン来日と『ハリー・ポッター』愛――原宿の魔法体験が新たな熱狂を呼ぶ
2025年8月13日、多くの『ハリー・ポッター』ファンが心待ちにしていた出来事が原宿で起こりました。シリーズでドラコ・マルフォイ役を演じたトム・フェルトンが、「ハリー・ポッター ショップ 原宿」のオープン記念イベントに華々しく登場。これは、国内外で根強い人気を誇る魔法ワールドを祝福する、大きな瞬間となりました。
『ハリー・ポッター ショップ 原宿』――魔法の新聖地、その全貌
「ハリー・ポッター ショップ 原宿」は、日本初の旗艦常設店として2025年8月14日にグランドオープン。店舗の広さは約900平方メートル、2フロア構成という圧巻の規模を誇ります。世界観を活かした店内では、ロンドンやニューヨーク、そしてワーナー ブラザース スタジオツアーでも人気のアイテムや、ここだけしか手に入らない限定グッズ、バタービールバーといった夢のような空間が広がっています。
- 限定の魔法動物ぬいぐるみや、ホグワーツのエンブレム入りグッズ
- 限定コラボのカフェメニュー(見た目も味も魔法そのもの)
- 現地スタッフの徹底した世界観再現
この原宿店は、ロンドン・キングスクロス駅、ニューヨーク、シカゴ、東京赤坂に続く国際的店舗の流れを汲む、日本だけの“ドリームランド”です。店内の至る所に映画のワンシーンが蘇る仕掛けがあり、どこを切り取っても写真映えする空間となっています。「まるで映画の中に入り込んだよう」と語る来場者も少なくありません。
トム・フェルトン、2年ぶりの来日――原宿で再びファンと対面
トム・フェルトンが最後に日本を訪れたのは2023年の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」オープン時。それ以来2年ぶりの来日です。今回の来日では、ショップのオープニングイベントだけでなく、多くの日本のファンとの交流の時間も設けられました。
イベントのトークセッションで「日本は人々、文化、そして食事、すべてが祝福すべきもの。ポッターショップの誕生も最高です」と語ったトムの言葉に、大きな拍手が沸き起こりました。
憧れの俳優に9年ぶりの再会、“timelesz”松島聡が夢の対面
この記念すべきイベントには、人気グループ「timelesz(タイムレス)」の松島聡さんもゲストとして登場。彼は少年時代からのハリポタファンで、9年前の初対面以来となるトム・フェルトンとの再会に「憧れの人に再び会えて、しかもハグまで!嬉しさが抑えきれません」と感激の表情。松島さんは「ファンタジーの世界観だけでなく、人として深く考えさせられるメッセージ性に惹かれる」とシリーズへの思いを語り、トムも「その通り。魔法ワールド独自の力を誇りに思う」と応じる場面がありました。
なぜ「ドラコ・マルフォイ」は愛され続けるのか――トム・フェルトンの思い
トム・フェルトンは日本の熱狂的なマルフォイファンについて「ハリーとドラコは、闇と光、対照的な関係性が魅力。ドラコの家庭環境や内面を理解されているからこその共感があるのでは」と語ります。日本ファンについて「金髪が好きなのかな?……もちろん冗談です」と笑いを誘いつつも、「素晴らしい物語の一員として、いまもこうして応援を受けられることが光栄です」と感謝を伝えました。
37歳、現在のトム・フェルトンが語る「成長したドラコ」の葛藤と意気込み
現在37歳となったトム・フェルトンは、2025年11月からのブロードウェイ版舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」で再びドラコ・マルフォイ役を演じることが決定しました。映画で10代を演じた彼が、今度は“親”として、当時のドラコとは違う新しい一面を見せることになります。
「昔のドラコをよく知っているけれど、大人の彼は自分もよく知らない。だからこそ演じがいがあるし、新しいステージに挑戦できることがとても楽しみです」と語るトム。この舞台は、原作最終巻から19年後を舞台に、ホグワーツへ子どもを送り出すハリーやロン、ハーマイオニー、ドラコの姿を描きます。
世界を駆けるポッターキャストと、世代を超える“魔法”の力
『ハリー・ポッター』が誕生してから20年以上。トム・フェルトンのように今もシリーズに関わるキャストがいること、そして日本でも常設ショップや舞台公演など、新たな魔法体験が続々生まれることで、子どもから大人まで幅広いファンが世代を超えて魔法に魅了されています。
- リアルな魔法ワールド体験ができる店舗や舞台イベント
- 日常生活に、映画や原作からの“魔法”を取り入れる文化
- 日英をはじめとする国際間のファン交流の広がり
今や日本での『ハリー・ポッター』人気は社会現象。こうして物語やキャストの「今」に触れられる場が増えることは、ファンにとって新たな“魔法の一歩”となっているのです。
ファン必見――原宿“魔法ショップ”最新グッズと注目体験
原宿店では、映画の衣装や小道具をモチーフにしたグッズが並び、魔法動物をイメージした限定お菓子やフードも大人気。さらに、バタービールバーでは本場の味が楽しめる限定ドリンクも登場。こうしたスポットでしか味わえない体験は、訪れるすべてのファンにとって何度来ても飽きない魅力です。
- ホグワーツ4寮のオリジナルグッズ
- 魔法動物をモチーフとしたぬいぐるみやアパレル
- ファン同士が語り合えるフォトスポットやイベントスペース
イベント当日は、多くの家族連れやコスプレイヤーが店内を彩り、トム・フェルトンも「この雰囲気は世界中どこにも負けない」と太鼓判。ショップ内はファンの笑顔と魔法の話題であふれていました。
まとめ――これからも続く、『ハリー・ポッター』とファンの魔法の物語
今回のトム・フェルトン来日、原宿ショップオープンは、単なるイベントを超え、世代や国境を越えた“魔法の再会”となりました。キャラクターや世界観の新たな広がり、進化する魔法のショップ体験――日本における『ハリー・ポッター』現象は、まだまだ次のページが待っています。今後もこの“現実に広がる魔法”から目が離せません。
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