「ものづくり補助金」第21回公募スタートのお知らせ
2025年7月25日より、中小企業等を対象とした「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(通称「ものづくり補助金」)の第21回公募が正式に開始されました。この補助金は、革新的な新製品・新サービスの開発、生産性向上に資する設備投資や海外需要の開拓などを支援するための重要な施策として位置づけられています。
公募期間と申請スケジュール
- 公募開始:2025年7月25日(金)
- 電子申請受付開始:2025年10月3日(金)17:00
- 申請締切:2025年10月24日(金)17:00(厳守)
- 採択結果発表:2026年1月下旬頃を予定
申請締切直前には申請が集中することが予想されるため、申請を検討されている企業の方は余裕を持って早めに手続きを行うことが推奨されています。また、申請にあたっては「GビズIDプライムアカウント」の取得が必須となっており、このID発行には一定の期間がかかるため、取得が済んでいない方は速やかに申請準備を進める必要があります。
ものづくり補助金とは?
ものづくり補助金は、中小企業・小規模事業者が新たな技術導入や設備投資を通じて生産性の向上を実現し、経済の活性化や賃上げに寄与することを目的とした国の補助制度です。
- 新製品・新サービスの開発支援
- 設備投資による生産性向上の促進
- 海外市場への需要開拓支援
これまでに多くの企業が本補助金を活用し、事業成長や地域経済への貢献を果たしており、2025年度も引き続き重要な経済支援策として注目されています。
申請サポート体制の充実
2025年7月25日の公募開始に合わせて、専門家による申請サポートもスタートしました。申請方法や要件整理、書類作成支援などに関する相談を受け付けており、多くの中小企業がスムーズに申請できる環境が整えられています。申請が初めての企業はもちろん、過去にものづくり補助金を利用したことがある企業も最新の公募要領に基づいて申請準備が必要です。
地域拠点・支社支店を持つ企業へ向けたサービスも開始
また、2025年7月14日より、「支社・支店がある企業向けに活用可能な補助金情報の無料配信サービス」も開始。これにより、複数拠点を持つ中小企業にもタイムリーに補助金情報を届け、各拠点の成長戦略に役立てられるよう支援体制が強化されています。
申請のポイントと注意点
- 最新の公募要領は随時更新されるため、申請前に必ず最新版を確認してください。
- 申請に必要な「GビズIDプライムアカウント」は発行に時間がかかるため、早めの申請が必須です。
- 申請締切り直前は混雑が予想されるため、計画的に申請準備を推進してください。
- 複数回利用者の場合は過去3年間の申請状況の確認も求められます。
問い合わせ・詳細情報
ものづくり補助金の詳細情報や申請に必要な書類、よくある質問などは「ものづくり補助金総合サイト」や「中小機構」公式サイトで随時更新・公開されています。疑問点や相談したいことがある場合は、これらの公式窓口を通じて最新情報を取得し、支援を受けることができます。
まとめ
中小企業の生産性向上を強力に後押しする「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」が、令和7年(2025年)7月25日に第21回の公募を開始しました。申請受付は10月3日からで、締切は10月24日。申請サポートや拠点別情報提供サービスも充実し、今後も多くの企業が本制度を活用することで、新たな成長ステージへの飛躍を期待しています。