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想えば叶う。西湘・湘南No.1ハンバーガー「YASUDA BURGER」店主が伝えたい、たったひとつのこと

2016.09.17 | 出展店舗
想えば叶う。西湘・湘南No.1ハンバーガー「YASUDA BURGER」店主が伝えたい、たったひとつのこと

西湘から湘南、三浦半島まで。飲食からクラフト、地域活動まで。幅広く、多様な出店者さんが揃う大磯市。その魅力は、地域やジャンルの多様性はもちろん、出店者さん一人ひとりのなかにあるのでは? 大磯新聞では、そんな仮説を携えて、出店者さんのインタビューを続けています。

約1年半、続けてきて感じるのは、店主のみなさんは、ただその「もの」を届けたいだけではないということ。「もの」は、ひとつの媒体であって、そこに込めた想いとともに、お客さんへと手渡されていく。お客さんと店主、その一期一会のやりとりの中には、完全ではないかもしれないけれど、伝わるものが必ずある。店主のみなさんのお話からは、そんな小商いならではの豊かさを垣間見ることができます。

今日ご紹介する「YASUDA BURGER(ヤスダ・バーガー)」の店主・安田稔弘さんも、伝えたい想いを携えて、ただひたすらに、ハンバーガーをつくり続ける人。“自分の理想をかたちにした”というボリューム満点、こだわりのハンバーガーのなかに込めた安田さんの想い。ひとりでも多くの人に、届きますように。

 

「自分の責任でできる」という楽しみ

もともと僕は、飲食とはまったく関係ない仕事をしていました。でも5年ほど前から飲食業界で働きはじめて、自分でパンを焼いたりするようになって、それと同時に、ハンバーガーを食べ歩くようになりました。ハンバーガーは子どもの頃から好きで、大きなハンバーガーに憧れみたいなものも感じていたんですよね。食べ歩くうちに、どんどん興味が湧いてきて、「このお店はもうちょっとバンズがこうだったら」とか、「ここはおいしいけど、ここは残念」とかいろいろ感じるようになって。自分の理想をかたちにしてみよう、と思い始めたんです。

最初はハンバーガー屋で修行をしようと思ったんですけど、そのときもう30歳を過ぎていたこともあって、どこもアルバイトとしては雇ってくれなかった。それだったら、修行先を探してまわるよりも、自分で経営して、それを修行にしちゃったほうが早いのかな、と。苦労もするでしょうけど、自分でやっていることなのでいくらでも変化はできるし。そう思って、最初は友達のお店の前や身内のイベントでテント販売したりして、そこで反応を得るようなことを繰り返すようになりました。それから3年間くらいでしょうか。夜は飲み屋で働きながら、いろいろと模索していました。

yataiまだキッチンカーを持たず、テントで営業していた頃のYASUDA BURGER

 

でも、もっと根本の部分では、自分の居場所をつくりたい、という思いがずっとあったんです。組織の中では自分の意見を抑えなきゃいけないこともあるけど、僕はそれがどうしてもできなくて。もちろん、組織から学ぶこともたくさんあるんですが、長く働いていると、組織のダメなところとかも見えてきて、僕はそういうことを生意気に言いたくなっちゃう。だったら、自分でやるほうが楽だし、「自分の責任でできる」っていう楽しみがあるな、と。

そんな想いと、友達やまわりのみんなが背中を押してくれたこともあって、キッチンカーをつくろうと決めました。友達を通して知り合ったアーティストにライブペインティングで絵をかいてもらったりして、自分の「好き」と、自分のまわりにあるものの集合体みたいな「YASUDA BURGER」がかたちになりました。

営業を始めたのは、2015年2月。それから約1年半ですが、今はすごい楽しいです。自分の好きなことをやり始めて、始めたことでつながる人がいっぱい出てきて。もともと人付き合いは苦手なんですけど、先日も「第一回東京バーガーサミット」に呼んでいただいたり、今まで普通に働いていたらつながることのない人ともつながれて、それが今は、すごい楽しいですね。

tokyo_summit「第一回東京バーガーサミット」の様子。左から2人目が安田さん

 

ファストフードではなく、食事として楽しめるハンバーガーを

YASUDA BURGERは、「ハンバーガー=ファストフード」というイメージを変えていきたい。お客様がハンバーガーを手にした瞬間の感動、ボリューム、ビジュアル、テイストを意識して、“食事として楽しめる”ハンバーガーを提供できるよう心がけています。

まずはビジュアルにあたる「顔」。僕はハンバーガーには顔があると思っていて、焼き上がりを並べる時も、絶対に“正面”を向けています。

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そして、最初に口に入るバンズ。食べたときに食感がリッチじゃなかったら全部安っぽく感じられちゃうし、歯切れの悪さが食べづらさにつながって、美味しさを感じられなくなっちゃう。だから、まずは歯切れ、そして、具材と一緒に口の中で消えるような口溶け、さらにほのかな甘みのあるパンが理想だと思っていて。そんなパンを探し求めて、何度も試作を重ね、今は、ようやく出会えた厚木のパン屋さんに焼いてもらっています。大きさや焼き色なども含めて僕の理想を全部伝えていて、続けていくうちに信頼関係ができてきているのがうれしいですね。

パテは、肉々しさを感じられる食感を追求してつくっています。つなぎは入れず、ビーフのカット肉と荒く挽いたひき肉を手捏ねで。つなぎを使わないので、焼いているうちに崩れやすくて大変なんですけど、やっぱり食感が違うので、そこはこだわりたい。あとは、肉汁にうま味を出すために、仕込みの時点でスパイスを入れて、肉臭さを消すと同時に、肉のうま味を引き出せたらな、と。食感の違いもスパイスも、食べていただけばすぐに違いを分かっていただけると思います。

また、お客さんに楽しんでいただくためにも、キッチンカーをオープンキッチン風にしています。移動販売って、つくっている様子が見えなくて閉鎖的な部分があるな、と思っていて。だからうちは、目の前でお肉を焼き上げて、バンズも焼いて、具材が積み上がっていく様子も全部見えるようにしているんです。いつも出すのが遅くて、お客さんには待っていただいて申し訳ない気持ちでいますが、つくる工程も含めて楽しんでいただけたら、と思っています。

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メニューは、一番シンプルなチーズバーガー、人気のアボカドチーズバーガー、僕が個人的にオススメしているチリビーンズバーガーなど、全部で7種類です。あくまでもメニューはベースで、パテを追加したり、ベーコンを追加したり、いくらでもアレンジできますので、気軽に声をかけてくださいね。

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パテ3枚!なんてアレンジも可能です

 

大磯市に出るのが最初の目標だった

キッチンカーをつくって、最初に出店したイベントが、大磯市だったんです。平塚の学校に通っていたので大磯には友達が多くて、前からお客さんとして行っていて、「いつか出たい」と思っていたんですよね。「出ればいいじゃん」って言ってくれる仲間もいたんですが、キッチンカーがないとダメだということがわかった。だったら、思い切って車つくっちゃおうかな、って。だから、キッチンカーをつくった理由のひとつは、大磯市なんです。大磯市に出るのが最初の目標だったので、僕の中では今もすごい思い入れが強いですね。

2015年3月が初出店だったんですが、出すのが遅いこともあって、お客さんには最初から並んでいただいて、本当にありがたいな、と思っています。大磯市では多いときは180食も出て、始まる前から終わるまでずっと立ちっぱなしで、最後はクタクタになっちゃうんですが、お客さんからうれしい言葉をたくさんもらえるので、それが糧になっています。自分がやっていることに対して反応してもらえるというのは、本当に毎回新鮮で、すごいうれしいです。

実は毎回、出店前は不安になるんです。「売れるのかな?」「もうみんな飽きちゃったかな?」って、不安感に襲われて、無駄に朝早く起きちゃったり(笑)。でもそれもあるから、毎回ちゃんとしたものをつくらなきゃ、って自分の中で掻き立てられます。忙しくてちゃんと話す時間はほとんどないですが、お客さんの反応を見て、毎回、「良かった」って思って、また不安になって…という繰り返し。今週末の大磯市も、今からドキドキ不安な気持ちでいっぱいなんです。

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“湘南・西湘ナンバーワン”なんて勝手に言っていますが、僕はただ、自分の理想をかたちにしているだけ。僕には後ろ盾も何もないし、いい人間ではないし、真面目でもない。昔は、生意気なことばかり言って、何やってもいい結果も出なかったし、社会と距離を置いていた時期もあったんです。でも、そんな悶々とした時期を超えたとき、僕のなかで考えがシンプルになった。自分の好きなものに対して貪欲に突き進めば、いい結果しか出ないだろうって考えるようになって。「この先どうしていきたいか?」って考えたときに、「自分の居場所は自分でつくる」という方向性になっていったんですよね。

本当に苦しかった時期もありましたが、僕はその時間を、あとから振り返ったときに、絶対プラスにしたい。だからそのためには、今、自分の気持ちをどんどんどんどんかたちに変えていかなきゃ意味がなくて。遊びに行く時間なんてないし、生活のために夜も飲み屋で働いているし、いつもパツパツのスケジュールでやってるけど、それがすごい楽しい。なんで楽しいかって言うと、ハンバーガーという自分の中での武器を持ったからなんです。それがあるから、人と人がつながって、またそれが楽しくて。

今、すごく思っているのは、「想えば叶う」ということです。僕もそうだったんですが、やりたいことがあるのに、いろいろ考えちゃって、なかなか踏み出せないことってありますよね。だけど、その一歩を踏み出すと、違う世界が見えてくる。そして、必ず応援してくれる人が出てくる。限界とか壁をつくるのって自分だし、ものごとはすごくシンプルで、強く想っていればそれが行動につながるんですよね。「想えば叶う」。僕なんてそんな影響力ないと思うんですが、ハンバーガーを通して、あいつができるならできそうかな、って感じてもらえたらいいな、って思います。

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イメージカラーはスタイリッシュな黒!いつもこのスタッフTシャツで営業中

 

僕の最終的な目標は、やっぱりいつかは店舗を持ちたいと思っています。固定店舗でもっといろいろな人に食べてもらいたいな、って思いますし、やっぱり自分の城を構えたい。居場所がほしいんですよね。自分の好きなものを集めてかたちにして、移動販売と店舗を両立できたらな、と。でもまたその一歩をビビってる僕もいて、その一歩を踏み出せば、きっとまた新しい世界が見えてきて、また壁をつくって…という、繰り返しですね。毎回出店のたびに勉強になるし、成長させてもらってる。お客さんやまわりの人にすごい助けてもらいながら、なんとかやっています。

YASUDA BURGERは食べてくれる人、時間を割いて待ってくれている人がいないと成り立ちません。大磯市のお客さんには、いつもは仕事しながらになっちゃってちゃんと言えないので、この場を借りてお礼を言わせてください。ただただ、感謝でしか無いです。

いつも本当にありがとうございます!!

それと…いつも支えてくれるスタッフに感謝!!

 

【YASUDA BURGER】

伊勢原市在住の店主・安田稔弘さんが営む移動販売スタイルのハンバーガショップ。大磯市、SunSunマルシェ(平塚)、小田原まちなか軽トラタ市(小田原)など、西湘・湘南を中心に、各種イベント出店のほか、ケータリングも展開中。

ホームページ https://coubic.com/yasudaburger

Facebookページ https://www.facebook.com/Yasuda-Burger-539394092820418/

 

池田 美砂子

茅ヶ崎在住フリーライター、ひとりの娘のお母さん。人の言葉をありのままに聞くことで本質を見つめるインタビューを、ライフワークとしています。使命は、「ほしい未来を自分の手でつくる人を増やす」こと。この世にもっと、ワクワクを。