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伝えたいのは、どんぶりの中のことだけじゃない。自然素材の無化調ラーメン&まぜそば「モヒカンらーめん」

2016.01.15 | 出展店舗
伝えたいのは、どんぶりの中のことだけじゃない。自然素材の無化調ラーメン&まぜそば「モヒカンらーめん」

ラーメンが美味しい季節、ですね。大磯市でも、この季節はあたたかい食べ物のお店にお客さんが集まります。今日ご紹介する「モヒカンらーめん」も、行列が絶えない人気店のひとつ。鶏をベースにした澄んだスープと自家製叉焼が人気の“らーめん”、そして野菜がたっぷり入った汁のない“まぜそば”は、身体はもちろん、心まであたたまると評判です。

ゆる〜いロゴのイメージ通り、食べると思わず心が和んでしまう「モヒカンらーめん」。その秘密は、どうやら店主の生き方にあるようです。平塚出身、大磯在住の店主・塩田健太さんに、「モヒカンらーめん」にまつわるストーリーと想いを聞きました。

 

構成作家からラーメン屋に

もともとラーメンは好きで、高校時代は3年間ラーメン屋でアルバイトをしていました。卒業後は東京で1年間学校に通った後、構成作家をしていて。お笑いが好きで、ストーリーを書くことも好きだったので、ラジオや舞台のコントを書いていたんです。でも、なかなかそれだけでは食べることができず、またラーメン屋でもバイトをしていました。当時はラーメンに対してそんなに強い想いはなかったんですが、やっぱり好きだったんですよね。

構成作家は6年くらい続けていましたが、組織の上下関係があまり好きではなかったこともあって、だんだん面白くなくなって、辞めてしまいました。それで、ラーメン屋になろうと思ったんです。世田谷のラーメン屋に、まずはバイトから入ったんですが、1〜2ヶ月働いた頃、店長になる話をもらって。ちょっと考えたんですが、「いい経験になるかな」と思って、雇われ店長になりました。ラーメンのつくり方はマニュアルがあったんですけど、シフトを組んだり、毎日銀行に行ったり、知らないことばかりで、やっぱり店長は大変でしたね。年上のバイトの人に指示しなきゃならなかったり、難しいことも多くて……。でも、難しいから楽しい。売上を意識するのも楽しかった。「儲けよう」と欲張りはしないけど、雰囲気が良ければ売上も上がるんじゃないかと思って、アルバイトの子たちと楽しくやっていました。

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2年ほど店長をやって、ある程度お金が貯まって、普通ならそこで“自分のお店”を考えますよね。でも僕は、その店のラーメンしか作れなかった。それが自分のやりたいテイストではなかったこともあって、北海道に行きました。羅臼の浜に建てられた「昆布番屋」という小屋に、約3ヶ月間、住み込みで働いたんです。そこでの生活は、めちゃくちゃ楽しかったですね。鹿とか狐もその辺に歩いているような自然豊かな場所で、水も美味しいし、ウニなんて拾って食べられるし。仕事内容はめちゃくちゃハードですけど、めちゃくちゃ贅沢な生活をしていた気がします。昆布は1回干すだけじゃできなくて、いろいろな工程を経て3年後に出荷するんです。そういうことを知ると、単に昆布を買って使うよりも楽しいですよね。今も出汁に昆布を使っていますが、この経験は生きていると感じています。

その後、ホタテの加工場のある南茅部町(北海道)を見学したりした後、平塚に帰ってきて。アルバイトをしながら、自分のラーメンをつくり始めました。昆布出汁が強くて、当時はおでんの汁みたいなスープになっちゃったりしていましたが、友人のライブとか、人が集まるところにフード部門として参加させてもらって、お客さんの意見を聞きながら、改良していきました。

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移動販売車は、2〜3年経った頃、音楽イベントに出店したいと思ってつくりました。大磯市を見に行って、「出たい」と思ったこともきっかけでしたね。移動販売には、“シチュエーションの美味しさ”がある。たとえば、漁港で釣りしながら食べる屋台ラーメンとか、キャンプ場で焚き火囲んでどんぶりでラーメン食べるとか。本当はお店でやったほうが美味しいものが作れるので、その葛藤はあります。でも、やっぱりこのスタイルは楽しいですね。

その頃から名乗り始めた「モヒカンらーめん」って名前は、あまり考えずに5分くらいで決めちゃいました。鶏の出汁をつかっているので、ニワトリのロゴを描いていて、“モヒカン”って思いついて。よく聞かれるんですが、僕はモヒカンじゃないです、念のため(笑)。

 

せっかくなので、無化調です。

僕は、「からだにダメージのない大衆食が世の中にあると素敵だな」と思ってラーメンをつくっています。肉食文化が現代病につながっていると思っているので、ラーメンのスープに使っている肉類は鶏だけ。鶏を基調として、魚と昆布と野菜でつくっています。“まぜそば”は、ライブで「汁物はこぼす」という声を聞いて考えた、汁のないラーメンです。香りが強いので最初のインパクトはありますが、食後感はすごくライト。野菜をいっぱい食べられますし、あまり油は使わずに、香りで満たすことを狙っているんです。動物の油分よりも、植物性とか出汁とか、そういうもので満たせるようにできたら面白いですね。

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豚まぜそば(左)と、らーめん醤油味(右)

 

無化調(うま味調味料無添加)でやっているのは、ひとことで言うと、“せっかく”だから。地球があって、人がいて、動物がいて、植物が生えていて、全部自然の一部ですよね。しかも、日本はすごく恵まれている。せっかくだったら、自然由来のものがいいな、と思って。僕はラーメンをツールとして自然の素材で遊んでいる、という感じです。 添加物とか既成品を使うのって、なんか面白くない。最初から作るのが面白いのに、そこを省いてやることはないな、と思うんです。出汁のひき方とか、最適な温度とか、先人たちがやってきた知恵っていろいろあるじゃないですか。それを利用させてもらえるのは、すごいこと。だからスープはもちろん、叉焼などの具材も自分で作ります。醤油や麺までは手づくりできていないですけど、今の僕の状況でベストなものを提供したいと思ってやっています。

自分でつくりたいのは、生き方も同じなんです。作家時代は自分のできる範囲は限られていました。でも今は、メニューを考えるのも、パッケージも、のぼりも、全部自分でできるんですよね。それは仕事でもあるけれど、遊びでもあって。中途半端にやると面白くないので、一生懸命、遊びます。今も遊びのまっただ中ですが、“生活”と“仕事”と“遊び”を、全部一緒にしたいと思っています。ざっくり言うと、「お金のためだけに働くのは辞めた」と言いますか。生意気に聞こえるかもしれませんが、本当にそうなんです。

だから僕はラーメン作りをストイックにやっていなくて。競うものでもないと思っていますし、特別なものじゃなくてもいいから、子どもからお年寄りまで、安心して食べられるものを提供したい。考えているのは、どんぶりの中のことだけじゃなくて、人のこととか、自然のこととか。うまく言えないですが、温泉に入ってホッとするような感じ。ラーメン食べてホッとして、身体の真ん中のあたたかさがしばらく持続しているような、そんなのをイメージしています。やさしい味なのでインパクトはそんなにないんですけど、食べて、なんとなく、そんなことに気づいてもらえたらうれしいですね。

 

つながりを楽しむ大磯市と大磯のまち

大磯市には、移動販売車をつくってすぐにエントリーしました。以前から見に行っていて、「キッチンカーエリアもあっていいな」と思っていたので、楽しみでした。大磯市では、お客さんや出店者さんといろいろな出会いがあるんですが、初めて出店したとき、まぜそばを食べてくださったご夫婦が「うちの店の前でやらないか」って声をかけてくれて。平塚の大門通りの刃物屋さんだったんですが、そのご縁で、今も毎週火曜日に出店しています。

その他に、平日は毎週金曜の夜に鴨宮の北口の商店街で出店している他、土日は小田原のカミイチなど、湘南・西湘エリアのいろいろなイベントに出店していますが、やっぱりきっかけは大磯市でしたね。出店していたら他の市に紹介されて、またそこで紹介されて……という感じで、どんどん広がっています。イベントで行列ができて短時間でこなすのも楽しいし、平日にテントで雰囲気をつくってゆっくり食べてもらえるのもいい。そういうバランスが今はすごく、いい感じです。

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最近、平塚から大磯の古い平屋に引っ越してきました。西湘エリアは、静かですし、人とのつながりがあっていいですね。ご近所さんが「叉焼売って」って言ってきてくれたり、僕も何かあるものをあげたり、もらったり。大磯に来て、そういう暮らしになりました。年末は休みをとって、部屋の改装をしていましたが、大家さんが「ここでラーメンが食べたい」と言ってくれたんです。暖かくなったら、1〜2ヶ月に1回でも、ご近所のおばちゃんたちを集めて自宅でラーメンを提供する、みたいなことができたらいいですね。

これからは、やっぱりお店をやりたいと思っています。湘南・西湘エリアで移動販売をやってきて、いろんな人に知ってもらえたので、今、物件を探し始めています。あまり特別なものではないけど、「からだにやさしい大衆食」が自分の街にあったら、僕はうれしい。だから、そういうお店をやりたいな、と思っています。

今週末の大磯市も、もちろん出店します。大磯市は出店者さんもお客さんも本当に面白い方が多いので、いつもいい刺激をもらっていますし、僕も「何食べようかな?」って思いながら楽しみに行きます。

大磯市はお客さんがいないと成り立ちません。僕も美味しいものをつくっていきますので、月に一度のハレの日を、一緒に楽しみましょう!

 

【モヒカンらーめん】

湘南・西湘エリアで移動販売を行う、無化調ラーメン屋台。大磯市をはじめとするイベントのほか、平塚・大門通り「御刃物処桝屋」(火曜日12時〜21時)、鴨宮北口「soul’s」(金曜日19時〜25時)にて、定期出店中。

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池田 美砂子

茅ヶ崎在住フリーライター、ひとりの娘のお母さん。人の言葉をありのままに聞くことで本質を見つめるインタビューを、ライフワークとしています。使命は、「ほしい未来を自分の手でつくる人を増やす」こと。この世にもっと、ワクワクを。